立野 純のBbスタジオ日記

4/15~17 桜霞杯 中日スポーツ賞(FⅠ)より

こんにちは。実況の立野純です。

新年度初戦の四日市競輪は、毎年桜の季節に行われます。が、今年の初日は4月15日。数日前に満開になり、しかもその後雨もあったので、今年はどうかな…と思われました。
が、前検日、出勤途中にある花見スポット、海蔵川(かいぞうがわ)は、ご覧の通り。

競輪場周辺の桜も、まだまだ色づいていました♪


(確定板の裏側)


(開催事務所に入る道)

 

が、今節最終日は、全国的にも“春の嵐”で、雨も強め!序盤のバンクコンディション、公式発表でも風は5.8メートル!

写真では分かりづらいでしょうが、吹流しはバタバタしていました。

そんな天候でしたので、バック側の桜も…、

ほとんど葉桜になりました。

雨は終日降り続いたので、全レース終了後、横断幕はこうして広げられていました(乾かしてから、お返しすることになります)。

 

 

さて、平成29年度本場開催の開幕戦は、おととしより5日遅い開幕に(※)。4月15日(土)~17日(月)の日程で、『桜霞杯 中日スポーツ賞』(FⅠ)が行われました。
(※昨年は、1月から半年間、スタンド改修工事のため、本場開催がありませんでした)

 

ここでは、今節出走選手の中から、S級戦とA級戦から1選手ずつをピックアップしてお届けします。

 

まずはS級戦から。相川永伍選手(埼玉・95期)です。

三重県での出走機会はなぜか少なく、四日市は今回が初めて。
私が相川選手を前回取材したときは、ギア規制前の2014年3月で(当時のギアは、4.42でした)、そのときは先行でグイグイ押していく印象でした(当時はバック21本あり、『逃:14 捲:9』の決まり手)。
が、翌2015年にはギア規制が導入され、これまでのようにはいかなくなり、苦労もしいられたようです。

今回前検日時点での決まり手は、『逃:4 捲:3』で、バックは9本。
「攻め方が以前より柔軟になった?そうですね。いつまでも先行だけという訳にはいかないですからね。もちろん、先行できるときは先行しますが、できないときは何でもやるようにしています」
「イン粘りも含めて?そうですね、いつまでも後ろに引いていられないですから。展開上ですけど、イン粘りは去年からちょこちょこやっていますよ。今のレースで7番手だと、よほどの脚の差がないといけませんし。それで着がダメだったとしても、そうやっていかないと、なめられてしまって、簡単に譲ることにもなってしまいますからね。上のクラスで強い選手は、何をやっても強いですからね」
「前々回の西武園準決勝は押さえ先行で2着?基本はそういう組み立てですが、そうならないときもあるので」

今節は、カマされたり、前を取らされ後手を踏んだりで結果が出ずに、最終日は一般戦回りに。ただ、最終日の一般戦では、ジャンからの押さえ先行で1/8輪差の2着に粘り、力のあるところを見せました。

落車による骨折や肺気胸で、走れない時期も経験しましたが、
「いやいや、選手なんて、みんなやっていますから。僕なんて、まだまだ軽いほうですよ」
と、そこは言い訳にしない相川選手。GⅠ戦線復帰を目指す戦いが続きます。

 

 

続いてA級戦から。泉慶輔選手(宮城・99期)です。

サッカーのベガルタ仙台ユース出身ながら、父や叔父、従兄弟も元競輪選手という泉選手。
デビューから3年半の、2014年後期に初の2班昇班。1年後の2015年後期に3班降班となりましたが、同年12月佐世保レインボーカップ2着で2班に復帰を果たしました。

私が泉選手を初めて取材したのは、チャレンジ時代のときで、そのときはラインの前で柔軟に動いていました。
「今は完全に追い込みです。一度2班に上がって追い込みになりましたが、(おととし後期に)チャレンジに落ちたとき、自力を使うような番組になったので、自力を使っていました。その後、2班に戻ってからは、また追い込みでやっています」
「人の後ろの方が走りやすいので、後ろの方が向いていると思います。狭いところを突っ込むのも、苦にはならないですよ。終わってVTRを見たら、『おぉ!うまく行ったな!』というレースもありますね」

昨年前期には失格が2回あったものの、後期は優勝も含めて、S級点確保に成功しました。
「来期はS級。もう、周りの人のお蔭。それは大きいと思います」
デビューから6年半でのS級昇級。展開が流れるS級戦は、泉選手向きかもしれません。

 

 

さて、次回の本場開催は1か月以上空いて、5月21日(日)からのFⅡ戦。1・2班戦と3班戦は、中近から西の斡旋。加えて、ガールズケイリンが行われます。四日市では2月以来、3か月ぶりのFⅡ戦。ぜひ本場でお楽しみください。