立野 純のBbスタジオ日記

7/1~3 じばさん三重カップ 日刊スポーツ杯(FⅠ)より

こんにちは。実況の立野純です。

少し前になりますが、四日市で、あるライブが開かれ、それを見に行ってきました。

それは、仲山桂選手(熊本・66期)の、震災復興チャリティーライブ

選手としてだけではなく、シンガーソングライターとしての顔も持つことは有名。その仲山選手のライブが四日市であるということを知らせていただき、足を運んできました。

 

場所は、JR四日市駅近くにある、『BAR EAST』。

19時開演でしたが、私は当日仕事があったため、1時間近く遅れて到着。ライブハウスに入ったら…ではなく、入る前から、仲山選手の力強い歌声が響いていました!

2006年、葛城ユキさんに『Fight Money』を提供したことを、ご存知の方も多いことでしょう。その『Fight Money』も熱唱!

そして、昨年4月熊本地震の復興ソングとして作られた、『4月16日消印』も披露。

この曲は、何度かYouTubeで聴いていましたが、生で聴くと、正に心が突き動かされる感じがしました!熊本競輪HPにもアップされていますので、まだお聴きになっていない方は、ぜひ一度聴いてみてください。YouTubeで『仲山桂』と検索しても出てきますよ。

今、ライブで使っているギターは、先輩からのいただきものだそうです。「以前のギターは、震災で壊れてしまった」とのこと。そのギターがダメになったときは、ショックもあったようですが、そのときはギターのことよりも、生きることや食べることの方が重要。そのため、「音楽はもういいや」という気持ちになっていたそうです。

そんな気持ちの中、昨年4月の広島競輪に参加したときのこと。親交のある谷嵜晴登志さん(42期、引退)が、ギターを持ってきてくれたそうです。「日本に1本しかないギターだけど、お前にやる!大事に弾いて、もっと歌え!」と。

その思いが詰まったギターで、全国の競輪場に参加しながら、各地でチャリティーライブを開いています。もし機会があれば、胸に響く音楽を体感しに行ってみてください(もちろん、チャリティーにもご協力を!)。

なお、7月13日(木)に、『4月16日消印』を含む、4曲入りCDが出来上がるそうです。
「これを持って全国を回らせていただき、熊本の継続支援を訴えていけたらなと思っています。CDの売上の一部を支援に充てるつもりです。基本は手売りと、熊本競輪HPでのお問い合わせでいきたいと思います」とのことです。


(あっ、私、目をつぶってしまった…)

 

 

さて、7月の四日市本場開催は、『じばさん三重カップ 日刊スポーツ杯』(FⅠ)。7月1日(土)~3日(月)の日程で行われました。

 

ここでは、今節出走選手の中から2選手をピックアップしてお届けします。

 

まずはS級戦から。志村龍己選手(山梨・98期)です。

おととし後期にはA級降級を経験しましたが、昨年前期にはS級に復帰。今期は初めてS級1班の座に就きました。

前検日時点の決まり手は『逃:1 捲:0 差:3 ク:3』。直前の函館では、3日間とも番手戦でした。
「今は、人の後ろの番組が多くなりましたね。いなければ自分で、何でもできるように走っています」
「後ろを回るときの課題?それはたくさんありますよ。車間の切り方や、横への持って行き方やタイミング、挙げればたくさんありますよ。まだできないことはたくさんあるけど、先行してくれている人のことを考えたら、それでもやっていかないと」

 

先月取手では、初の記念決勝進出もありました!
「取手では、奇跡が起きました(笑)。準決勝ではきつかった。同じ追走でも、普段とは全然違いました。距離も長いし、道中の脚の使い方や一瞬の踏み出しも違いますし…。スピードや緩急、全てが違います。得るものは一つではなく、三つも四つもありました!」
「決勝は武田さんの後ろというのは緊張しましたが、武田さんと一緒に走れる喜びはありました。同じレースを走ったのが初めてだったので、『やっとここまで来ることができたなぁ』と思いました。決勝では離れてしまったけど、これからは常にこの舞台で走れるように、上げていきたいですね」

 

今回準決勝では自力戦で、うまく運んでの捲りで先頭に立ったものの、残れず6着敗退に。レース後は「脚のなさを感じた…」と、悔しそうな表情を見せていました。

「大きなレースに出るためにも、普段から地道にやることが大事だと思っています。僕は、才能があるタイプではないので、地道に頑張っていきたい」

これからもコツコツと、上を目指していきます。

 

 

続いて1・2班戦から。吉岡伸太郎選手(愛媛・105期)です。

デビューしたのは3年前。しばらくは、なかなかチャレンジ予選でも連に絡めない競走が続いていました。とは言え、初めて四日市に来たおととし1月には、「点数を気にせず、今は積極的に行った方がいいと思います。リスクを恐れず、力を出し切りたい」とも話していたように、焦ることなく、自分の競走を積み重ねていった印象。
昨年9月前橋ミッドナイトでは初優勝を成し遂げ、成績も着実に上向き、今期初めて2班に昇班。今節は、斡旋停止を挟んでの、1・2班戦初戦でした。

「1・2班戦初戦の気持ちですか?緊張半分、楽しみ半分ですね。斡旋停止の間は、しっかり練習できました。みっちりやり過ぎたくらい。こんなに間が空いたのは、選手になって初めてです。いい色に日焼け?そうですね、街道中心にやっていますから」

「あとは、上でどこまで戦えるか。基本的には、1・2班戦でも積極的なレースをしたい。バリエーションを増やせればいいのでしょうけど、まずは先行基本に。持ち味を活かした競走をしたいですね」

 

そう話して挑んだ今節は、『6・2・4』着。予選突破とはなりませんでしたが、押さえ・カマシ・カマシで3日間バックを取る内容。2日目一般戦、最終日特選では、番手の選手が1着を取っていました。この分なら、1・2班戦初勝利は、時間の問題でしょう。

今期デビューの吉田智哉選手(愛媛・111期)の面倒も見ているそうで、それもいい力になっているようです。どこかでドカンと高配当を出しそうな雰囲気もあるので、ぜひ追いかけてみてください。

 

 

この後、本場開催はしばらくお休み。次節は、8/13(日)~15日(火)のFⅠ+ガールズケイリンです。お時間のある方は、ぜひ旅打ちの計画を立てていただき、本場で夏のナイターをお楽しみください。