谷 友梨子のBbスタジオ日記

白上翔V(滋賀・95期)2017年7月1日~3日 パート②<A級編>

【2017年7月1日(土)~3日(月) じばさん三重カップ 日刊スポーツ杯(FⅠ) パート②<A級編>】

 

A級優勝は、白上翔選手(滋賀・95期)。

(決勝レース経過)
後ろ攻めの原口選手が、ジャンで押さえて先行し、人気の紀井選手が1コーナー6番手から捲る展開に。4コーナーで紀井選手が捲り切りましたが、その3番手に乗った、単騎の白上選手が外追い込みV!直前小倉に続き、連覇となりました。

(優勝インタビュー)


「連覇は嬉しいですね。単騎でしたが、何でもやって優勝を狙っていこうと思っていました。連日内容は良くなかったけど、決勝ではしっかり自力を出して優勝できたのでよかったです。これからも、1着を目指して頑張ります」

「今は、前でも後ろでも、どちらでも構いません。番手が苦手ということもないし。前期は失格があったのでダメだったけど、今期はS級点取れるように頑張っていきたいですね」

 

決勝2着 紀井孝之選手(岡山・96期)

今シリーズはA級降級初戦。連日鐘から逃げて、2連勝で決勝進出!番手の西田雅志選手を差させない力強い走りでした。また初日特選は、上がりタイム11秒4の好タイムも叩き出していました!決勝も人気の中心で、6番手から一旦捲り切って優勝かとも思われましたが、白上選手に更に捲り追い込まれ2着…。あと一歩のところで優勝を逃しました。しかし、A級戦では力の違いを存分に見せつけていた紀井選手でした!

「前期(S級戦)は、自分なりには頑張ったんですけどね…。今期頑張らないといけませんね。腰はもう問題ありません。戦法には、そこまでこだわりはないけど、行けるところでしっかりと行きたいですね」と話します。

ところで、紀井選手には2人のお子さんが。
「子供は、6歳と3歳になりました。上の子とは、最近たまに一緒に自転車に乗ることがあって、それが楽しみですね。『トレーニングに行こう!』って言われます(笑)。家でも競輪見てますよ。9月には3人目が生まれる予定。男3兄弟になります!」

 

決勝3着 大野悟郎選手(大分・83期)

決勝は、単騎での競走で、バックでは最後方。しかし、白上選手に乗る形から3着に入ってきました!

怪我を乗り越えS級に復帰しましたが、今年前期にA級降級。
「あと半年A級です。来期のS級点は、何とか取ることができました。僕にとっては、サドル規制が痛かったですね。セッティングなどが出ず苦労して、合うフレームが見つかりませんでしたが、4台目にしてようやく見つかりました。今のフレームは、前回高知から使っています。いい感じですよ。フレームを重たくして、後伸びする感じですね」

 

<決勝メンバー>

西田雅志選手(広島・82期)

今期は、2002年後期以来のA級戦。初戦の四日市では、連日紀井選手マークから、最低ノルマの決勝進出を決めました。

「14年半ぶりのA級戦!?浦島太郎状態ですね(苦笑)。緊張感?どうなんですかね、自力だったら緊張するかもしれないけど、僕の場合は前次第ですから」

降級前のS級戦では決勝に勝ち上がるなど、いい成績も残していました。
「最近の成績がよかったのも、前の選手のお蔭です。(S級)決勝に上がった高知も、付いていっただけ。でもA級だったら、展開が悪くなれば自力を出せる脚を作る練習はしていますよ。あと必要なのは“勇気”。しばらく自力を出していなかったら、勇気が必要なんです。『行ってしまえ!』という勇気です。来期はまたS級に戻れるので、半年間しっかりA級で走って、今期もS級点が取れるように頑張ります」

 

ところで、西田選手の趣味は海外旅行なんだとか。
「ツイッターにも書いていますが、海外旅行が好きなんですよ。年に1回行けたらいいな…、くらいですけど。今年はまだ行ってませんが、去年はニューヨークに行きました。僕は他に趣味がないんですよ。たばこも吸わない、酒も飲まない、ギャンブルもやらない。その分、年に1回くらい、旅行に行けたらいいな…という感じです」

西田選手のツイッターには、「今までに行った所、グアム、ハワイ、韓国、香港、マカオ、シンガポール、エジプト、ドイツ、スイス、フランス…(以下省略)。次は動物を見にアフリカでも行こうかな」と書かれていますよ(^_-)-☆。

 

山田哲也選手(愛知・99期)

近況は決勝進出が増えています。今年は3月の久留米で、初の1・2班戦決勝進出、そしてこの四日市で、4回目の決勝へ。勝ち星も多くなっています。

「1着は取れているけど、今でも9着も多いので、それではなかなか点数も上がらない。そこは治していかなければいけないと思っています。師匠(山内卓也選手)にも、そこは早く治せと言われています。バックを取った方が着はいいって?そうですね、なので、積極的に行くようにはしています。最近は練習もしっかりできているので、先行しても残れていますね。良くないときは、内に被ったときか、行けると思いながら構えてしまって行けなかったときですね」

 

高田誠選手(福岡・65期)

「ケガから復帰しての感じは…、ん~、もうちょっとですねぇ…。肋骨を4本骨折しましたが、折れたのが1本で2箇所あったんですよ。それがきつくて、まだ少し痛みはあります。でも、先月福井で200勝取れてよかったです。もっと、もたつくと思っていたので」と前検日は、歯切れのいいコメントはなかったものの、今シリーズは久々の決勝進出!準決勝は、鋭い伸びを見せていました!

ところで、高田選手の息子さんは、大学でサッカーを頑張っているそうです。
「息子は、千葉の流通経済大学付属柏高校でサッカーをやっています。僕がS級にまた戻るから、息子はレギュラーにという約束をしていました。今は点数落としてしまったけど、また頑張っていきたいですね」

 

原口昌平選手(福岡・107期)

今年1月に2班に上がり、最初の3か月は予選が壁になっていましたが、4月以降は全て予選をクリア。
「脚がついたという実感はありません。1・2班戦に慣れてきたんですかねぇ?」と、話は控え目ながら、最近は決勝にも乗れるようになってきました。

「ただ、仕掛けるポイントが失敗したときは勝てません。強い人なら、少々失敗しても勝つけど、僕はポイントが失敗したらダメです。(以前から、「捲りはあまり出ない」と話していたが)今は、捲りの決まり手が増えて、点数が上がってきたけど、みんながやるような、2コーナーから『ビュッ!』と出ていく捲りは出ないんです。僕の場合は、早めに仕掛けてモコモコ行く捲くりなので、捲りが得意という訳ではありません」と話しますが、成績は着実に上昇している印象です。

 

そんな原口選手は、競輪学校時代は劣等生だったと口にします。
「学校時代は、何をやっても遅かった。山を登って下って…という練習でも、みんなは10分で行くのに、僕は15分~20分かかったり…。なので、教官には怒られてばかりでした。今期頑張ればS級点?そうですね、僕がS級に行ったら、教官はビックリするでしょうね(笑)。今は教官に会うことはないけど、学校を卒業してから一度だけ、教官に手紙を書きました。1年間お世話になりましたからね」
今期はさらに力をつけて、教官に成績で恩返ししたいところでしょう。

 

<A級メンバー>

初日は、1R1番車で1着!


岩本純選手(岡山・94期)

威力抜群の捲り、捲り追い込み主体にS級での活躍も期待された岩本選手。しかし、おととしから昨年前半はケガによる欠場が続き、順調さを欠きました。昨年5月平塚記念で復帰しましたが、「体調は全然問題ないけど、みんな強すぎて、なかなか勝てないですね…」と、確定板に挙がれない日が続き、今期無念の降級に。「A級に落ちての一発目が1レースの1番車なんて、プレッシャーですね(苦笑)」と、緊張感ある中挑んだ降級初戦は、鋭い伸びを見せての1着。おととし6月富山以来、実に2年ぶりの1着となりました!

 

今年初勝利!


中村光吉選手(三重・60期)

「期の最初が地元戦なので、気合いは入っています。最近地元でいい成績を取れていないけど、今回頑張って、流れを変えたいですね」

今シリーズは、2日目に、先行した東鉄也選手の番手から追い込んで1勝!
「今年初勝利を挙げることができました。ハンドルを調整したら、初日よりも進む感じがありましたよ」

 

四日市は久々の登場


東鉄也選手選手(三重・88期)

「四日市は久しぶりですね。2年4か月ぶりですか!?誘導では来ていましたけどね(笑)。期の一発目の地元戦で、しっかり頑張ります。決まり手は捲りが多いけど、それに関しては気にしていません。1周半駆けるのもOKです」」

今シリーズ2日目は、赤板からの押さえ先行で、番手の中村光吉選手の1着に貢献していました!

 

地元戦


田島高志選手(三重・79期)

「最近、着はあまり良くないけど、感じは悪くないですよ。ただ、前回佐世保予選では、ヤマテツ(山田哲也)から離れてしまいました。一回休んで、そこからまた加速していくのに、対応できなかったですね…。ヤマテツとの連係は最近多いけど、ダッシュがきついので、そこには集中していきたい」

 

四日市では、随分昔、まだ21歳で自力のとき…


小西芳樹選手(大阪・66期)

小西選手にとって、三重は好相性バンク!「僕の少ない9回の優勝の中で、3回が三重。うち2回は四日市での優勝です。期の始め、ここでいいキッカケを作りたいですね」

「四日市には色々思い出がありますよ。そういえば、随分昔、僕がまだ21歳で自力のとき。レース前に発走台に着いたら、お客様からこんな声が聞こえました。『子供みたいな顔してるで!大丈夫か?!6番!』って(笑)。その時は準決勝で、僕の後ろ2人から売れていました。僕があまりに童顔だったので、お客様は顔を見て不安になったんでしょうね(笑)。レースでは先行して、後ろの先輩2人はしっかり決勝に乗りましたよ(^^)v。まあでも、あれから25年、僕もおっさんになりました(笑)」。
とはいえ、今も46歳には見えない笑顔の持ち主です(^O^)/

 

初日は高配当の立役者に!


園田鉄兵選手(熊本・93期)

おととし後期はチャレンジ戦となりましたが、昨年後期に2班復帰。また今期はA1復帰。2月の小倉では、昨年10月豊橋以来の決勝進出。近況は、練習もしっかりでできているようです!

今シリーズ初日は、永橋武司選手のカマシ先行を、6番手から捲り追い込み2着で高配当の立役者に!「穴党ファンの方には喜んでもらえたと思います」とレース後、ニッコリしていました。

ところで、最近何か変わったことは?
「はい。3月に彼女ができました。なのでますます頑張りたいと思います(^^ゞ」

 

最近、中部ばかり走っていますね


阿部充宏選手(山口・98期)

「前検日の2日前に追加が入りました。最近、三重を含めて中部ばかり走っていますね(笑)。前回名古屋2日目では、自分にしては捲りが出ましたね。『これは捲れるかな』という感覚でした。そこから中間は幸い、調整程度の練習しかしていなかったので(苦笑)、ちょうどよかったです。最近、初日を突破できていないけど、今期一発目でクリアしたいですね」

 

底は脱した感じです


南部亮太選手(長崎・93期)

最近先行策が増えている南部選手。
「最近先行が多い?周りから全然警戒されていませんでしたから(先行も決まりやすい)。これまで、戦法に『先行』があまりなかったけど、前々回高知で、(先行して結果を残し)キッカケができましたね。前回向日町でも先行をしましたが、セッティングを変えてみたので、『長い距離を踏んでみないと、感じが分からないな』と思って。それが、いい方に出ました。なので、『絶対先行しよう』という感じで行ったのではありません」

「今も、後方に構えることなく、前にいるレースを心掛けています。1着も増えてきた?そうですね、前期の最初のころと比べたら、底は脱した感じですね。釣りが趣味で、その趣味を楽しみすぎたツケが、前期前半の成績に出てしまいました(苦笑)。今月と来月は、中部ばかりです(四日市→大垣→富山→豊橋)。いい番組を組んでもらえるように、点数を上げていきたいですね」

 

体力向上プロジェクト


奥平充男選手(京都・93期)

「走り方が以前とは違うけど、少しずつ安定してきているかなと思います。レースでは、戦法にこだわらず、とりあえず前々に、一生懸命走っています」

「3場所前の豊橋決勝では、酒井拳蔵君マークで2着だったけど、千切れるんじゃないかと思って緊張しました。前で仕掛けるときは、自分のタイミングで行くから、そんなに脚にはこないけど、後ろのときは、『行くか行かないのか…?』という感じで、段々脚にくる状態で付いて行くので。でも、これも勉強ですよ」

「若い選手もどんどん出てくるので、後ろのレースも増えてくると思います。でも、それを『仕方がない』と思うのではなく、『新しいことができて幸せ』と思う方がいい。仕事は、楽しんでできる方がいいですしね」

 

ところで、佐野洋継選手から「奥平さんに誘われ、5月半ばから筋トレを始めました」と聞きましたが。
「4年ほど前、ある東京のトレーナーが京都にもよく来ていたとき、みんなでよく受けていたのですが、なかなか集まらなくなって、自然消滅してしまいました」
「だったら、俺たちだけでも思い出してやろうか…という話になって始めました。名付けて『体力向上プロジェクト』!たった今、名付けました(笑)。メンバーは、僕と佐野君、金子浩貴君の3人です。これ以上の人数になると、仕切ることができないので、『来る者、拒む』です(笑)」

 

今シリーズはケガ明け初戦


川島勝選手(長崎・89期)

「調子が上がってきたときに、(5月福井で)落車してしまいました。練習ができたのは10日間くらい。まだ痛みは少し残っているけど、走れる感じだったので来ました。自転車は大丈夫でしたよ」

 

高2の次男が、「選手になりたい」と


疋田敏選手(愛知・59期)

「今はまた練習量も増えて、ある程度自信を持ってやれています」と明るい表情。去年9月にウエイトで腰を痛めましたが、2月辺りからまとめて練習できるようになったそうです。
「今年の初めごろまでは、とてもじゃないけどS級点を狙えるデキじゃなかったからね。腰を悪くしたときはウエイトもできなかったけど、今は自分の中でできるウエイトの場所をみつけて、そこに通い始めてよくなってきました」
来期のS級点をほぼ確保できたかといったところまで復活してきました。

そして、今の疋田選手を奮い立たせているのが、息子さんの存在。
「高2の次男が、『選手になりたい』と、今年3月から自転車に乗り始めたんです。学校が終わってから、名古屋バンクで一緒に練習しています。ナイター開催ができるほどじゃないけど、照明があるので練習ができるんですよ。競輪場がそうやって協力してくれているので、僕も息子も頑張って結果を出さないと。次男は、長男に(選手になることは大変なことだと)相当止められましたけど、『いや、俺はやる!』と言って。野球をやっていたので、そこで根性はついたと思います」

楽しみな存在ですね!

 

 

次回も四日市競輪にご期待ください。

 谷友梨子