立野 純のBbスタジオ日記

8/13~15 四日市市制施行 120周年協賛 ユーユーカイカンカップ 中日スポーツ賞(FⅠ)より

こんにちは。実況の立野純です。

まずは告知から。

前回のブログで紹介した、仲山桂選手。

『4月16日消印』を含む、4曲入りCDが出来上がったそうです!

タイトルは『青春の光』。競輪ファンにはお馴染みの『ファイトマネー』も収録されています。

このCDの売り上げの一部は、熊本競輪復興のための、熊本市特別会計に寄付されるそうです。熊本支部の『火の国ブログ』にもアップされていますので、購入を希望される方は、ぜひご参照ください。

 

 

さて、前回の開催から約40日空きましたが、この間には、こんなイベントがありました。

伊東サマーナイトフェスティバルの期間中に行われた、『バトルキングがやってくる!』。

初めて見たバトルキングに、イベント前乗せていただきました。童心に帰って(笑)。

ロボットに乗って、左右前後に動きながら、相手の的をめがけてビームを打ち合い、ポイントを競うという、対戦型ゲームのようです。ちょっと操縦してみましたが、ドジな私には結構難しくて…(汗)。

ご家族でお越しの方をはじめ、たくさんの方がチャレンジされていました。

 

で、私の仕事はこれで遊ぶこと…ではなく、車券購入のアドバイス。

バトルキングは、1プレイ300円かかりますが、その代わり300円の車券購入券もプレゼントされていました。

このイベントに参加されるお客様の大半は、競輪がどんな競技かも、ご存知ない方がほとんど。当然、車券購入券を手にしても、使い方が分からない方が大半でしたので、マークカードの塗り方をお伝えする…にとどまらず、何を狙えばいいかまで指南することに。

でも、大半の方は、「遊んだお金が帰ってきたら嬉しい」という感じでしたので、ワイドの当たりそうなところを狙っていただきました。

すると、資金が倍以上になることも、結構あったんです!なんだか、無理して穴を狙わなくても、普段から来そうなワイドを狙った方が得なんじゃないかと思ったくらい(笑)。

ですが、昼間発売していた武雄FⅠで、「まず外れることはないでしょう!」と言った②パーキンス選手が、6着に負けてしまったのにはビックリ!(まさか、こんなときに限って、ワイド圏外になるとは…)
②をマークカードに塗ってくださった皆さま、申し訳ありませんでした…。

 

 

さて、8月の四日市本場開催は、『四日市市制施行 120周年協賛 ユーユーカイカンカップ 中日スポーツ賞』(FⅠ)。8月13日(日)~15日(火)の日程で行われました。

※1897(明治30)年 8月1日、全国で45番目の市として市制施行された四日市市は、今年市制施行120周年を迎えました。

 

 

ここでは、今節出走選手の中から2選手をピックアップしてお届けします。

 

まずはS級戦から。太刀川一成選手(千葉・100期)です。

イタリアンシェフから競輪界に転身ということで、デビュー当時には話題になりました。そのデビューから5年半を費やし、念願のS級昇級を決めたのが今年前期。

その太刀川選手を、今年4月下旬に取材したとき、こんな言葉を残していました。
「今は、もう自力をやめようかな…と思っています。自力は、最初はよかったけど、今は“苦”でしかないですね(苦笑)」
実際、新聞では「自信もないし…、3番手へ」というコメントを目にしたこともあります。

ところが、6月以降は5勝(うち、初日に2勝)を挙げ、その中には先行逃げ切りも!
「6月取手記念からから良くなったんです。その前までは、自力を出しても、全く車が出なかったんですけどね」

その要因を尋ねてみましたが…。
「これと言って特には…。別にセッティングを変えたとか、そんなのはないけど、取手記念の少し前から、練習での調子が良くなってきていました。『もしかしたらイケるかも?』と思ってたら、取手記念初日で、逃げ切ることができました」
「ただ、目標があるときは付きますよ。いなければ自分で。ヨコよりも、タテ主体で」

今回は、久々に確定板なしの3日間となってしましたが、今後も人気に関わらず、予選から注目してみたい一車。人気がないようなら、ぜひ狙ってみてはいかがでしょうか。

 

 

続いてA級戦から。近藤夏樹選手(千葉・97期)です。

兄は、S級で活躍する隆司選手(90期)。その兄とは対照的に、夏樹選手は競走得点が65点台まで落ち、いわゆる“クビ”寸前までいったことも。
「以前から、兄とは一緒に練習はしていました。でも、(点数がなく)途中で気持ちが折れていたころは、適当にやっていました」

そんな夏樹選手にハッパをかけたのは、兄だったと言います。
「僕の心は折れかけていて、『もういいよ…』という感じでしたが、そこから奮い立たせてくれたのが兄でした。かなりしつこかったので、最初のうちは、『うるさいから、とりあえず言うことをきいておこう』と思って、練習をやり始めました。『言うことを聞いていれば、兄も納得するだろう』と思って」
「セッティングから乗り方、何から何まで兄の真似から始めました。今までの感覚や乗り方は全て捨てて、全部イチから教わりました」

「そうして、半信半疑で始めた練習でしたが、だんだん成績が良くなってきました。最初のうちは、よく分からなかったけど、最近になって、やっと兄の言っていることが、分かるようになってきました!」

兄を納得させるために始めた練習でしたが、気がつけば自身の成績にしっかり表れてきたようです。

今期は1・2班戦に復帰し、以前在籍していたときよりも手応えは感じている様子。今節は、今期初の決勝進出も果たしました。スピードを活かしたカマシ、捲りを武器に、今期はもうワンランク上を狙える勢いです。

 

 

最後にガールズから。成田可菜絵選手(大阪・112期)です。

大阪のガールズは102期トリオ(門脇真由美選手、飯塚朋子選手、白井美早子選手)以来ですので、実に5年ぶり。それだけに、支部の期待も大きいのではないでしょうか。

新人選手ですので、自己分析をしてもらいました。
「脚質はダッシュ…のつもりだったのですが、今のところは、ベタベタ地脚みたいな感じですね(苦笑)。なかなか最初のダッシュが出ていませんが、ダッシュもつけていきたいですね」
「気持ちとしては、自力でやっていきたいとは思っていますが、なかなかうまくできていないのが現状です」

その自力ですが、前回地元岸和田の最終日では、それまでのうっ憤を晴らすかのような逃げ切りを決めていました!
「あのレースでは、『絶対に出てやろう!』と思っていました。駆けるタイプの選手も、そんなにいなかったですしね」

結果、同期を一気にカマシて主導権を握り、そのまま逃げ切って嬉しいデビュー初勝利!
「地元ではかなりプレッシャーがあって、胃が痛かったけど、やっと師匠の古原(勝己)さんに、ちょっとだけ褒めてもらいました。師匠は、競走に関してはすごく厳しいけど、普段はとても優しいですよ」

「普段の練習は、基本中澤孝之さんに見てもらっています。師匠と中澤さん、二人のレジェンドに褒めてもらうことが、今の目標です!」

今回は、2日目に2着に粘って、初の決勝進出を果たしました。開催後、褒めてもらうことはできたのか?あるいは、二人のレジェンドが求めるものは、もっと厳しいのか?
いずれにせよ、現状で満足することなく、一歩一歩これから上を目指していくことでしょう。

 

 

さて、早いもので、次の本場開催は、もう“秋”。9月21日(木)からのFⅡ戦です。今は、まだまだ蒸し暑い日が続いていますが、このころになると、少しは涼しくなっているのでしょうかね。
最終日は土曜日ですので、旅打ちにはもってこいの日程かも。ぜひ本場でお楽しみください!