谷 友梨子のBbスタジオ日記

江連和洋V(栃木・76期) 2017年8月13日~15日 パート①<S級編>

【2017年8月13日(日)~15日(火) 四日市市制施行 120周年協賛 ユーユーカイカンカップ 中日スポーツ賞(FⅠ) パート①<S級編>】

 

こんにちは。Bbライブスタジオ担当の谷友梨子です。

今シリーズは、2017年8月13日(日)~15日(火)の日程で、四日市市制施行 120周年協賛 ユーユーカイカンカップ 中日スポーツ賞(FⅠ)が行われました。

 

S級優勝は、江連和洋選手(栃木・76期)。


(優勝後、検車場にて)

デビューからちょうど22年でのS級初Vです!

 

〔決勝進出インタビュー〕


「鈴木君は強いので、全部お任せでした。ラインで決まって嬉しいですね。自分は、前検日から疲れがあったのですが、今日はだいぶ回復しました。決勝も鈴木君へ。好きなように走ってもらって、チャンスがあれば抜きたい。そろそろS級初V?いや~、なかなか難しいけど…、とにかく頑張ります!」

 

〔レース経過〕
準決勝10・11レースは、人気サイドの決着で収まりましたが、12レースは人気の中部勢が敗れる波乱の結末に。その結果、以下のような決勝メンバーになりました。

連日捲り圧勝の岩本俊介選手(千葉・94期)には、田中孝彦選手(静岡・91期)-齊藤竜也選手(神奈川・73期)が続いて、南関ラインを形成。

 岩本選手

鈴木謙太郎選手(茨城・90期)-江連選手-藤原憲征選手(新潟・85期)は、準決勝上位独占を決めた関東トリオ。

 鈴木選手

北日本は、阿部力也選手(宮城・100期)-荒澤貴史選手(北海道・85期)の2車。

 阿部選手

東日本勢が大挙勝ち上がった中、高間悠平選手(福井・95期)は、西一車で単騎となりました。

 高間選手

人気は、連日圧巻の捲りを決め、土つかずで勝ち上がってきた岩本選手から。筋の田中選手へが3.9倍、別線の番手、江連選手へが4.1倍で、この2点が2車単10倍以下。2車単5番人気までが、岩本選手1着の支持でした。

11レースまで上がっていた雨は、決勝戦発売中に小雨に。そして、レース中に小雨から雨に…。
そんなコンディションの中、レースは岩本選手の前受け、阿部選手が中団。鈴木選手が後ろ攻め、高間選手が9番手で周回。ジャン前鈴木選手が押さえ、岩本選手は引いて7番手。岩本選手は、連日ホーム7番手からの仕掛けでしたが、決勝では3コーナーすぎからの巻き返し。バックで鈴木選手を捲り切りましたが、その番手を捌いて切り替えたのが江連選手。直線追い込みVゴール!1995年8月デビューから、ちょうど22年で、嬉しいS級初優勝となりました!

 

〔優勝インタビュー〕インタビュアー:谷友梨子)


「諦めずにコツコツやってきて、よかったなと実感しています」

「鈴木君が先行したいと言っていたので、離れないようにと頑張りました。岩本君が早めに来たので、ビックリしましたけど。優勝の瞬間の感想?ん~、こんな感じなのかなぁ…と思いました(お客さんから笑い)」

「数年前、ガールズの青木美優を弟子に取って、一緒に練習するようになりました。青木も頑張ってくれているので、自分も頑張ろうと思ったら、どんどん成績も上がってきました。競輪は、年を重ねても頑張れる仕事だと思うので、これからも頑張っていきたいですね」

「次の目標?急なことなので、分からないけど…、大きなことは言えませんが、少しでも上のレースを目指していきたいですね」

「S級で優勝するまで、だいぶ時間がかかってしまいましたが、これからも目の前の一戦一戦を頑張って、皆さまの車券に貢献できるように頑張ります。これからも応援よろしくお願いします!」


(プレゼント用のクオカードに入れたサイン)

 

江連選手は現在45歳。デビューから約22年で、初Vを飾りましたが、今期は、初のS級1班にも昇級!
「(この年齢で)恥ずかしいですね。1班を目標にしていたけど、僕にとっては見えないような目標でした。でも『自分でも、やればできるんだな』と思いましたね」

成績上昇の要因は?
「弟子の青木美優を見るようになってから、練習方法を全部変えました。元々あまりバンクに入る方ではなかったけど、今ではバンクしか走っていません。また、自力の練習も多くなりました。トップクラスの追い込み選手は、自力でも強いでしょ。稲川翔君なんか、カマシて行っても強い。そんな選手が番手を回っているんですからね」

「練習仲間には、僕より年上で頑張っている人たちが、たくさんいます。野崎修一さんや、北沢勝弘さん、前田義秋さん…。前田さんは、期末の千葉で9着3本取ったのですが、その後『練習お願いします!』って、Facebookで言ってきて。そしたら、この前青森で捲って1着ですよ。50歳オーバーの年長の方が頑張っているのを見たら、まだまだ頑張らないといけませんね」

高校時代から選手を目指していたそうですね?
「作新学院高校のときから、競輪選手になろうと思っていました。今回来ている幸田光博は同級生で、キャプテンでしたよ。元々、親父が選手になりたかったらしいのですが、なれなかったので、その方向に自分が持っていかれた感じです(笑)。親父は今でも、僕のレースをハードディスクに録画しています。僕は『撮らなくていい』と言ってるんですけどね(苦笑)。今日のレースも録画して、家族全員で見ていたと思います」

今後もその活躍からも目が離せません!

 

<決勝メンバー>

岩本俊介選手(千葉・94期)

初日は捲って10秒9!連日圧巻のレースを見せ、優勝候補筆頭格と目された今シリーズ。

決勝後は、「優勝はできなかったけど、決勝で一番いいレースができました。早めに緩むので、初日や2日目の仕掛けではなく、ちゃんと行けるかが今日のテーマでした。江連さんの強靭な肉体に、リスペクトです!」と話していました!

優勝こそなりませんでしたが、復調ぶりは著しい近況。7月小松島記念では、昨年9月向日町以来の記念決勝進出!
「今年最初のころは苦しみましたが、ウエイトトレーニングで痛めた腰の状態もすこぶる良く、大変助かっています!何より、練習ができていることが大きいですね。腰が痛いという、肉体的な面もきつかったけど、それより練習をやりたくてもできないという、精神的な面の方がストレスでした」

「苦しんだ間に、トレーニング方法を見直しました。ウエイトができないならどうするか…と、そこからのスタートでした。でも、ケガの功名じゃないですけど、一回見直さなきゃいけない時期に来ていたんでしょうね。今までと違うことに取り組み始めて3か月になります。この見直しは、きっとプラスになると思う。トップスピードに乗せる技術も、上がってきたと思います」

「競輪は『よーいドン』ではなく、流れているので難しいんですけど、どうしたら自分のスピードを出せるのかを、色んなレースを見ながら研究しています。そうなると、戦法が極端になってきますが、それでもちゃんと結果が出ているので、いいと思います」

「今までやってきた中で、『デキ』だけでいうと一番いいと思う。勝ち切れるシーンがあれば、勝っていきたいですね」

 

田中孝彦選手(静岡・90期)

「今は、自力選手がいるときは、付きたいと思っています。自分でやるときは、自力というより自在。前々に攻めて、位置を取るか、ハコへ行くか。先行は、最悪のときですね。後ろの競走は、苦にはならないけど、まだまだ勉強ですね」

今シリーズの準決勝は、ラインの前での戦い。もつれた所を一気に捲って決勝進出!
「準決勝は展開一本です。久々に自力を出したので、きつかったですね。決勝は、強い岩本さんの番手へ。連係は、2月豊橋準決勝以来2回目。でも、岩本さんの調子はそのときよりいいので、とにかく付いて行くことに集中したい」と準決勝後。

 

齊藤竜也選手(神奈川・73期)

「前回地元記念で入れ込みすぎて、空回りしてしまったけど、練習はやっていたので、今回はその感じが出ているのかもしれません。準決勝の1着は久しぶり。嬉しかったですね。田中君と一緒のときは、いつも前々に攻めてくれて、ゴール勝負できるレースが多いので、心強かった」

「決勝は南関3番手へ。初日は岩本君のダッシュに離れて情けなかった。決勝では、初日以上に踏み出しに集中します。僕がしっかり付いていければ、南関で独占できるでしょうから、頑張ります」と準決勝後。

 

鈴木謙太郎選手(茨城・90期)

2場所前の青森では、パーキンス選手を破って11か月ぶりの決勝進出。そしてこの四日市でもまた決勝進出。
「やっといい感覚が戻ってきましたね。頭と体の感覚が、一致してきました。先行しても、残れる感じで走れるようになってきましたしね。以前は、力を出し切れているはずなのに、出し切れていない感覚があったんですよ。もっと踏めるのに、うまく力を伝えられない感じで」

「その理由が掴めず、ずっとモヤモヤしていたけど、青森で試そうと思うことをやったらちょうどハマってくれて。そこから、いい感覚で練習できるようになりました。その感覚がないと、どれだけ練習しても変わらない。逆に、その感覚が出たら、大してやらなくても、ある程度は戻る感じはある。やっと、スタート地点に立った感じ。(青森準決勝で負かした)パーキンスのお蔭ですよ(笑)」

ところで、鈴木選手は取材中、ハードケースから自転車を取り出していましたが、その自転車を覆っていた保護カバーには、どこの部品をカバーするものかを、ちゃんとマジックで書かれていました。
「きっちり整理整頓するタイプかって?家はきれいにしていますよ!」

 

藤原憲征選手(新潟・85期)

今期S級復帰後、初の決勝進出。
「練習では、諸橋さんにしごかれているので、状態はそこそこいいと思います。準決勝では、前の二人が強かった。ただ付いて行っただけです。決勝も3番手へ。鈴木君は楽そうに走っているので、頼もしいですね」

 

阿部力也選手(宮城・100期)

直前の弥彦記念では初の記念決勝進出。

「前場所は、記念の決勝に初めて乗りました。ただ自力を出してはいないですからね。次回は自力で乗りたいと思います。近況、FⅠでも決勝に乗っている時は、後ろの競走です。ただ、4月頃は、95点台だった競走得点も上昇していますから。頑張っていきたいですね」

「実は、前走の弥彦の時もそうだったんですが、怪我をして、腰の骨が折れている状態ではあるんです。ただ、自転車にのる分には大丈夫です。今回はGⅠの裏開催ということもあるので、まずは決勝に乗れるように…と思って来ました。今回は久々の自力で不安はあったけど、展開がいいですね。でも、勝ち上がれているので、いいと思います」

 

荒澤貴史選手(北海道・95期)

怪我で長期欠場がありましたが、復帰してからは初の決勝進出!
「決勝に乗れたのは、たまたまという感じがしますね。思ったような流れが来ないので、初日後も自転車を調整していたけど…、まだ足りない感じがします。同期の加藤圭一の自転車にまたがってみて、それに近づけるように、かなり時間をかけました。それでも、ちゃんと出ていませんね…でも、準決勝で動けたのはよかったと思います」

ところで、北海道の荒澤選手にとって、この四日市の暑さはどうなんでしょうか?
「四日市はめちゃめちゃ暑いですね。前検日なんて、北海道は16度でしたよ。宮城の選手も暑いと言ってたって?北海道と比べたら、甘いですよ(笑)」

 

高間悠平選手(福井・95期)

これで、S級2回目の決勝進出!
「素直に嬉しいです。S級に復帰して、脚の感じは悪くない。ただ、コース取りはまだまだですね。決勝は単騎で一発狙いたい」と準決勝後。

 

<S級メンバー>

永井清史選手(岐阜・88期)

「前回福井記念では4日間先行しました。粘れてはいなかったのですが、調子はいいと思います。ただ、初日がなかなかクリアできていないので…、そこは課題ですね。今は、トップスピードが下がっているので、そこを強化しています。中間は、予定通り練習できました」

「デビュー時から先行を貫いているって?一時期、先行を辞めたときもあったのですが、捲りに回っても、納得のレースができなかったですからね。捲りだと人任せ。やっぱり、自分でレースを作っていきたいですね。その上で、深谷や竹内辺りまで、いきたいですね」

 

坂上樹大選手(石川・80期)

「前回西武園は展開がよくなかった?そうですね、でも、今回はよくしてもらいますよ(笑)。その前の小田原では、前を抜いていますし、調子は悪くないですよ。今年は春ごろまで、加藤慎平君に教えてもらった食事制限とウエイトで、体重が10キロくらい絞れました」

 

筒井裕哉選手(兵庫・89期)

「四日市は、よく1着を取っているイメージがありますね。去年は深谷を捲りましたしね(笑)。前回西武園では、外国人仕様のフレームで乗りました。2日目まではダメでしたが、2日目が終わった後、セッティングを大幅にいじりました。最終日は4着でしたが、走った感じはよかったですよ。今回もそのフレームです。ブフリみたいでしょ(笑)」

「今回はお盆なので、渋滞を予想して早めに出てきましたが、全然渋滞がなくて、早く着きました。渋滞回避できたので、他のみんなよりイケるなと思って来たけど、みんなも渋滞なかったので、条件は一緒でしたね(笑)」

 

金子真也選手(群馬・69期)

「中間は、地元でバンクに乗れなかったので、(長野県松本市の)美鈴湖バンクへ練習に行ってました。長野には、年に1~2回くらい行きますよ。練習では乗れているんだけど、競走になるとねぇ…。26年選手をやっているけど、そこが分からないねぇ。美鈴湖には、(長野出身の)小林史也君(和歌山・105期)が来ていて練習にきていて、一緒に練習もしましたよ」

 

伊原克彦選手(福井・91期)

「2場所前の地元記念で2勝できたのは、前で武田和也君が頑張ってくれたお蔭です。前回川崎でも、動けてはいたので、悪くはないと思います。あとはレースをもっと読めたらいいんですけど。練習も、誰かいるメンバーとしっかりできています。少しずつ試行錯誤しながら、ちょっとずついい方に向いていると思います」

 

戸田洋平選手(岡山・92期)

「追い込みとしてやりたいのですが、たまに捲っているので、自力のイメージが付いてしまうんですよね…。タテ脚で勝負はしたいけど、追い込みなら、位置を決めてやりたいんですけどね…。でも、後ろに付いてもらっている以上、捲りを打ちませんという訳にもいきませんし。難しいですね」

 

馬場和広選手(埼玉・96期)

今期S級復帰。
「S級に上がってからは、まだレースになっていないですね…。でも、その原因が分かったので、あとは修正して、それをレースで出せるかどうかですね」

ところで、2月四日市に来たとき『マンションを買って、今は“ローンレンジャー”です』と話していましたが…。
「はい。今もそうです(笑)」

 

藤井昭吾選手(滋賀・99期)

「バック本数?ちょっと減ってしまいましたね…。前回小田原最終日では、気づくのが遅くて、併せきることができませんでした。調子自体はよかったんですけど、5日前に腰を痛めてしまったので、ここ4日はケアばかりしていました。その分、疲れは取れたかもしれません」

 

坂本健太郎選手(福岡・86期)

「今期のアタマから、吉岡稔真さんの青いフレームを使っていましたが、前回成績が良くなかったので、今回はフレームを戻してリフレッシュします。でも、僕は昔からこんな感じですからねぇ(苦笑)。脚の感じは悪くないんだけど、行かなきゃいけないところで、体がビビッてる感じがありますね(苦笑)。もうちょっと、結果を恐れず攻めた方が、着はいいんですけど」

「子供は、8歳、6歳、4歳の娘3人に、0歳の息子が5月に生まれました。家は賑やかですよ。次女がやんちゃですが、家の雑用も一番やってくれます。上2人は、レースのことも分かっていますが、確定板に挙がらなかったら、不服そうな顔をします(苦笑)。ライブで見ているかって?今は、合志(正臣)家に行ってますよ。嫁さん同士が姉妹なので。そこでレースを見てるでしょう(^_-)-☆」

 

池田智毅選手(和歌山・68期)

練習仲間のリーダーとして、また、和歌山の支部長としても存在感を出している池田選手。選手を束ねる秘訣は?
「自分に妥協せずに目標に向かって頑張ることですね。でも最近は、(成績で気持ちが)折れまくっていますが(苦笑)」

 

小川祐司選手(愛媛・96期)

「今回は新車。前のやつも持ってきていますが。セッティングもガラッと変えます。自分の苦手な部分を、なるべく出さないようなセッティングを出そうと、試行錯誤しています。自転車も乗り方も変わるので、前回までとは別物。まずはレースで走ってみて…ですね」

 

松尾信太郎選手(福岡・92期)

「今は、だいぶいい感じになってきました。6月末の富山記念で、合志正臣さんや山田英明さんに、セッティングなど、色んなことを教えていただきました。それが、前々回奈良で出てくれました。車の流れ具合がよかったですね」

「ただ、前回弥彦記念は失敗しました。浅井康太君と一緒の開催で、乗り方を色々聞いたので、試してみたのですが、あの体の使い方はできませんでした(苦笑)。浅井君は、何年も試行錯誤した結果できたもの。それを、ただ単に聞いて、見よう見真似でやってもダメですね。いい勉強になりました。今回は、言われたことをちょっと意識しながら、やってみたい。ちょっと意識するだけで、全然違いますからね」

ところで、松尾選手はツイッターをやっていて、日々様々な情報を発信しています。ツイッターでは、自身のお子さんの可愛い話もよく綴られています。
「周りから、競輪ネタより子供ネタを書いて下さい…というリクエストが多いんですよ(苦笑)。競輪より子供ネタをアップした方が、反応がいいんです(笑)」

 

一丸安貴選手(愛知・70期)

「今回は落車明け初戦。復帰には思ったより時間がかかりましたね。練習は8割ぐらいです」

 

高橋雅之選手(千葉・90期)

「今年に入って、潰瘍性大腸炎になり、100日以上欠場しました。最初は別の医者に行ったのですが、潰瘍性大腸炎に気づかず、1週間くらい40度以上の熱が出て、ベッドから起き上がれなくなってしまいました。で、別の先生のところへ行ったら、潰瘍性大腸炎を発見してくれて、治してくれたんです!4月まで全く運動できずに復帰しましたが、その割には走れているかなと思います!」

 

竹山陵太選手(宮城・91期)

「四日市は今年3回目です。多いですね(笑)。最近状態はいいですね。外を伸びる競走もありましたし。ここに来る前は、中17日あり、練習もできましたが、直前には雨が降って練習ができませんでした。初日は様子を見ながらですね」

ところで、最近何か楽しかったことはありますか?
「紺野哲也さんが、釣ったフグを料理屋で捌いてもらい、みんなで食べました。美味しかったですよ。紺野さんは、釣りが趣味ですから。僕は違います(笑)」

 

柴崎俊光選手(三重・91期)

「今年前期は、もうA級に落ちるんじゃないか…という危機感がありました。失格も1回していたので、実質95点辺りまで落ちましたから。4月静岡では、ヨパンパン(予選→一般→一般)も経験しました。ヨパンパンなんて、S級に上がり立てにあったくらい。それでも勝てなかったですからね…、そのくらい落ちました」

「焦りはありました。『一体、何をしたらいいんだろう?』っていう焦りが。でも、腐らず練習はやっていました。
最近はケガもしていないし、暖かくなってからは、体が動くようになってきたし」

「そんなとき4月小松島で永井さんの番手から優勝することができました。やっぱり、“優勝”というので、流れが大きく変わりましたね。あの優勝で点数も取れましたし。苦しい時期でも、腐らず練習してきたのが、よかったと思います。成績が落ちると、嫌になって練習が疎かになる人もいる…という話は聞いていたけど、そうはならないように、とりあえず練習だけはやろうと思い、続けていました」
「練習仲間にも助けられましたね。別に、これと言ったアドバイスをもらった訳ではないですけど、ピリピリしている僕に、みんな気を遣ってくれたのだと思います。後輩にも、本当にいい練習をつけてもらっていました。成績が悪かったとき、家族には何も言われませんでしたよ。色々言われたら、もっとダメだったでしょうから、多分気を遣っていたんでしょう(笑)。子供は、7歳、5歳、4歳になりました。癒されていますよ」

「今の目標は、来年2月の四日市全日本選抜(GⅠ)に出ること。練習中も、ずっと全日本選抜のことが頭にありますよ。バンクに横断幕が掛かっていて、目にも飛び込んできますしね。地元のGⅠ開催は初めてだし、次はいつ来るか分からない。なので、何としても出たいですね。ただ、今は2点足りないので、大きい着は取れません!もちろん、2点というのは最低ライン。もっと上げていきたいですね」

「でも、競輪のレベルもだいぶ上がってきたように感じます。ここ2場所、続けて記念を走らせてもらいましたが、すごいスピード競輪になっているなと思いました。そのスピードに対応できていないことを痛感しました。初日特選や準決勝では大きな着を取ってしまったけど、これが今の力なんでしょう」

「来月には共同通信社杯があります。ビッグレースを走れるのは、去年のオールスター以来。またビッグレースの常連に戻れるようにしていきたいです!」

 

 

次回は パート②<ガールズ編>です!

 谷友梨子