谷 友梨子のBbスタジオ日記

細田愛未V(埼玉・108期)2017年8月13日~15日 パート②<ガールズ編>

【2017年8月13日(日)~15日(火) 四日市市制施行 120周年協賛 ユーユーカイカンカップ 中日スポーツ賞(FⅠ) パート②<ガールズ編>】

 

こんにちは。Bbライブスタジオ担当の谷友梨子です。

 

ガールズ優勝は、細田愛未選手(埼玉・108期)。

 

(ガールズ決勝メンバー、レース経過)
勝ち上がったメンバーと予選の着順は、以下の通り。
①細田愛未(2・4)
②藤巻絵里佳(6・2)
③中村由香里(1・3)
④太田美穂(4・1)
⑤大久保花梨(1・1)
⑥田口梓乃(3・5)
⑦成田可菜絵(6・2)

初手は『←①②④③⑤⑥⑦』。連日先行していた④太田選手がホームガマシに出て、この番手にハマったのが①細田選手。人気になった⑤大久保選手が2コーナーから捲っていきましたが、3コーナーで③中村選手が落車するアクシデントが発生。番手から追い込んだ①細田選手が1着入線で審議となりましたが、到達順位通りに決定し、昨年12松山以来、通算4回目の優勝を飾りました。

 

(優勝インタビュー) インタビュアー:西根麻里さん


「今年に入ってから『いつ優勝するんだ?』と何回も言われてて…(苦笑)、優勝できて嬉しいです。今日は1番車だったので、前を取って、そこから飛び付いていこうと思っていました。花梨ちゃんがバックで来たので、合わせて出ようと思いました。最後は僅差だったけど、差せてよかったです」

「当面の目標?まずは予選でも1着を取ること。そして、優勝できるようにしたい。次の広島でも強い人が揃っているけど、その中でも頑張っていきたい。遅くまで応援ありがとうございます。皆さんの応援のお蔭で優勝できました。これからも応援よろしくお願いします!」

前々回は、ガールズフェスティバルに初参戦。
「力が違いすぎましたね。自分の行くスキが、全然ありませんでした。2日目は先行?でも、行っても半周しか持たなかったし。全然力が足りず、『まだまだ練習が足りないんだな』と思いました。課題がありすぎますね…。でも、課題がある方が、強くなると思っています!」

「フェスティバルが終わった後、メンタルもボロボロになりました。でも、両親には『まぁ、大丈夫だよ』って、励ましてもらいました(笑)。父は元々トライアスロンをやっていました。私が調子いいときには、結構言ってきますが、落ち込んだときは『これからだよ』と励ましてくれました(笑)」

今回の久々の優勝は、また次のステップへのいいキッカケになそうですね!

ところで、最近のブームは?
「最近、いろんな漫画を大量に買っています。今回も、来る前に10冊くらい買い込んできました(^_-)-☆」

 

決勝2着 大久保花梨選手(福岡・112期)

デビュー4場所目の今シリーズは、決勝2着。あと一歩のところで、念願の初Vとはなりませんでしたが、その力を存分に見せつけたシリーズとなりました。

112期在校ナンバー1。師匠は藤田剣次選手。同門の姉弟子には、小林優香選手(106期)、児玉碧衣選手(108期)らの名前が。
「久留米の先輩は、強い選手ばかりなので、練習環境は抜群。『優勝して当たり前』みたいな感じなんです(苦笑)」

「脚質は、地脚もダッシュもどっちもないですね…。経験がまだ全然ないので、一レース一レース勉強しながら、同じ失敗をしないようにしていきたい。デビューしてからここまで、力を出し切れずに終わるレースが結構あるので、力を出し切ったレースをして、勝ちにいきたいですね」

「目標とする選手は、碧衣さん。彼女のスピードやパワーのように、周りを圧倒できるような走りをしていきたい。碧衣さんは、競走ではとても大きく見えます。私も、そんな風になりたいですね」

 

ところで、大久保選手の両親は、元々警察官だったそうで、厳しく育てられたそうです。スポーツは柔道からスタート。
「二人とも柔道をやっていたので、気づいたら私も畳の上にいました(苦笑)。でも、『何でこんなことやってるんだろう?』って、イヤイヤやってました」。
その後、ラグビー、そして自転車競技へ。身体能力は抜群の印象です。

「競輪選手になって、両親は『頑張れよ』と言ってくれています。でも、アマチュアのころから、『親がレースを観に来たら負ける』というジンクスがあるんですよ(苦笑)。卒業記念レースでも、予選3連勝は来なかったけど、決勝だけ来たら負け。全プロは来なかったら勝てたけど、その前のアジア選手権では、両親が来たら負けました(苦笑)。それは、両親も分かっています(笑)」

『花梨』というのは素敵な名前ですね(*^▽^*)。
「実は、生まれたときは『しのぶ』という名前だったんです。生まれて1週間くらいは、『しのぶ』と呼ばれていたのが、ビデオにも残っています。でも、おばあちゃんが『名前を変えなさい』と言って、花梨になったそうです(笑)」

 

決勝3着 太田美穂選手(三重・112期)

三重初のガールズ。小学校から大学まで陸上競技(砲丸投げ)をしていましたが、整体の先生からガールズケイリンの存在を知り、大学を中退し競輪の世界へ。師匠の萩原操選手にイチから自転車を学びました。デビューからすべて決勝進出。2場所前の奈良では、フェスティバルメンバー不在の中とはいえ、逃げ切り完全V!

「前々回の奈良で完全優勝できたことで、自信もついたし、練習に対する意欲や考え方も変わったので、そこはよかったと思います」

「ただ前回高松では、みんなレースがうまかったですね。それに、内に包まれて何もできなかったレースもあったし…。脚を余してゴールしたので、悔しかったですね。高松が終わってから、師匠には『今回、いい勉強になっただろうから、それを活かして四日市も走ってこい』と言われました。その高松では、若松孝之さんや伊藤裕貴さんに、組み立ての大事さなど、いろいろアドバイスをいただきました」

「自分の持ち味は地脚。その力を出し切るレースをしたい。レース内容にはこだわっているので、一戦一戦成長していると思います。師匠からは、『自分が組み立てたレースがしっかりできればいいな』と言われています」

今シリーズは、初の地元戦。連日、持ち味の地脚を生かした先行策で決勝進出!前検日から、「今回は、高校時代の友達が最終日に観に来てくれるみたいです」と話していましたが、決勝では「美穂~!!」と大きな声援も飛んでいましたよ(^_-)-☆ 次走は、ホームバンクの松阪戦。更に、パワーアップして挑んでいきたいところです!

 

ところで、自転車は、鮮やかな黄色。取材時は、靴下も黄色。明るい太田選手には、鮮やかな黄色がよく似合います。「夏生まれで(8月6日生まれ)、ヒマワリが好きなので、この色にしました。Tシャツも黄色の文字?これは師匠のTシャツです(笑)」

「7月29日は師匠の誕生日で、サプライズでケーキをプレゼントしました。ケーキには、師匠の顔を描いてもらったのですが…、あまり似てなかったですね(苦笑)。でも、めっちゃ喜んでくれました(*^▽^*)」。

今の息抜きは?
「動物園に行くこと。動物が好きなので、よく行くんです。(名古屋市の)東山動物園にも行きますが、地元にも『五桂池』という動物園があります。いつも、街道練習で通るところです。好きな動物?ダチョウです!(笑) 家で飼っているのは猫です」

 

<ガールズメンバー>

中村由香里選手(東京・102期)

ガールズ1期生として、早くもデビュー6年目に入った中村選手。
「暑くても寒くても、競輪場には朝5時に入って練習しています。でもこれは、仕事だから当たり前のことですよ。今でも常に、『1着を取りたい』、『優勝したい』と思って競輪場には来ています。私は、生まれ変わっても競輪選手をやりたい。こんな素晴らしい仕事はないですよ。生まれ変わったときは、15歳から自転車をやりたいですね」

前回岸和田は、亀川史華選手に1/8輪差され決勝2着…。
「悔しかったですね…。優勝できたと思いました。そしたら、ゴール線のところで『誰?2番?』って(苦笑)」

「今の自転車は、(2月下旬の)玉野から使っています。(以前、『今までの中で最強の自転車』と言ってが)  そうです、さらに磨きがかかってバッチリです!しっかり自分の力を全部出し切って、1着を目指して走ります。モチベーションが高いって?はい、競輪が好きなので!」

高いモチベーションは、デビューから変わらず維持し、実行し続けています。

ところで、マイブームは?
「スーパー銭湯巡り。近所に3つあって、炭酸温泉水もあるんですよ」

 

田口梓乃選手(山口・102期)

昨年1月から産休。昨年9月女の子を出産し、今年7月松戸で1年半ぶりにレース復帰!出産を経て復帰というのは、ガールズの中で初めて!後に続く選手のためにも、奮闘していきたいところです!

「産休中でもレースはよく見ていましたよ。復帰戦は、『まずは、集団でゴールできたら』と思っていました。でも、思いのほか走れたので、一安心です。前回岸和田では、2回連に絡めたけど、初手の位置が悪かったら全然絡めないので、まだまだです」

「まだしっくり来ない部分はあるけど、自分の現状や改善点が把握できたので、その練習ができているのは大きいですね。レース勘については、徐々に思い出しつつありますが、まだ完全には戻っていませんね。この後は、地元地区のレースも控えているので、いい流れで迎えられたらいいですね」

ところで、競走中のお子さんの面倒は?
「両親と祖父母が見てくれています。今回、自宅を出る時、娘に泣かれました。復帰戦のときは、何も分かっておらず、普通に『バイバイ』といった感じで出たのですが、今は分かってきたみたい。昨日(前検日前日)から何かを察したようです(笑)。辛いですね。休む前までは、『普通に走れればいいかな』と思うこともあったけど、今は『子供に悲しい思いをさせてレースに来ている分、しっかり走らなきゃ』という気持ちに。中途半端な走りはできません!」

 

猪子真実選手(愛知・104期)

「近況最終日だけではありますが、確定板に挙がっています。夏場の方が調子がいいので、今回は決勝に乗りたいですね」
ところで、猪子選手は、辛いものが大好きとのこと!
「特に味仙が大好きです。昨日、前検日前日」も行ってきました。特に小袋が好きです!」

 

三宅玲奈選手(岡山・108期)

「ちょっと今は流れが悪いので、早く戻していきたいですね…。体調は全然問題ない。道中の反応?そうですね、レース勘が悪くなっているので、それさえ戻れば。今は、ちょっと波があるので、そこを戻していきたい。練習は普通にできています」

 

藤巻絵里佳選手(福島・110期)

「今も、5月立川から使っている自転車です。(その立川翌場所の四日市では『サドルやクランクやハンドルなど、色々変えていますが、まだしっくり来ない』と話していたが、今は?) 結局、元に戻して、良くなりました。気持ちも上向きです。今回は高松からの中3日だったので、こっち方面に残ろうかとも思ったのですが…、地元に一旦帰りました」

「前検日は、競輪場から1番近い近鉄霞ヶ浦駅から来ましたが、タクシー乗り場がなくて…。なので、呼んだのですが、30分くらい全然来ませんでした(苦笑)」

 

荒川ひかり選手(茨城・110期)

「最近の調子は、悪くないと思います。(前回豊橋では、初手から主力選手をマーク)豊橋では、運がよかったですね。でも、位置が取れたらいいな…とは思っていました。自力ではなかなか歯が立たないけど、追走に関しては、得意だと思っています。今回も、取れた位置からしっかり走ります」

 

蓑田真璃選手(千葉・110期)

「前回西武園では、3日間全部前に出た?そうですね、まずレースを動かして、そこからどれだけ自分の力を出せるか…、ですね。理想は、そこから、強い人が来る前に自分が駆けて、うまくそれを追いかけて…、という感じ。でも、まだまだ」

「前回2日目は、もうちょっと後ろを見ながら、いいタイミングで行けたらよかったけど、相手が来ないのに駆けて、無駄な脚を使わされてしまいました。でも、まずは積極的に走りたいですね」

 

成田可菜絵選手(大阪・112期)

「出身は函館ですが、大学が京都だったので、その流れでそのまま関西に住んでいます。ガールケイリンに来る前は、3年間整骨院の事務をして、あとの3年は児童福祉に関する仕事をしていました」

「競輪は難しいですね。思っている通りにいかないことがたくさんあるし、自分の考えもまだまだ甘いし、踏み出す勇気もないし…。夢に競輪が出てきて、夜にうなされることもあります(苦笑)。でも、デビュー戦は訳も分からず終わってしまったけど、ちょっとずつ周りも見えるようになってきたと思います」

「初日は、同期の太田美穂さんが相手?学校では、美穂ちゃんとは仲良しで、ずっと一緒にいました。今回久々に会えたので、力試ししたいですね」

師匠は、古原勝己さん。
「師匠の古原さんと、どっちが背が高いかって?同じくらいです!なので、自転車もピッタリです(笑)」

今回は、デビュー初の決勝進出を決めました!

 

吉原菜那選手(佐賀・112期)

「前回西武園のとき、初めてお会いした石井寛子さんに、シューズのサンや自転車のセッティングを見てもらいました。あと、1週間の練習メニューや、パワーマックスやワットバイクのメニューなども組んでいただきました。寛子さんは、夜の12時ギリギリまで、何でも見てくださいました。内容も濃く、知りたかったことを知ることができたので、すごく感謝しています。(今回の前検日は、いわき平のアルテミス賞当日)寛子さんに頑張ってほしいですね。(結果は、石井寛子選手が捲って優勝でした!)」

「その後、自転車の輸送の関係で、そのセッティングでは1回しか練習できていないのですが、そのセッティングで実戦を走るのは今回が初めて。なので、楽しみですね。でも、まだまだ自力がないですけどね…。本当は自力でやりたいけど、まだ脚が伴っていなくて…。前回西武園では、一旦出切ったけど、すぐに捲られました。でも、何もせずに終わる7着よりは、よかったと思います。今は、前々に攻めていきたい」

「競輪場の雰囲気に慣れたかって?まだまだ全然慣れないですね…。サインも全然慣れません(苦笑)。同期に、久留米の内村舞織(まおり)さんがいるのですが、内村さんはサインを書くのがすごくうまいんですよ。みんなは、その子に聞いていましたが、私は自分で考えました!」

 

ところで、吉原選手のお父さんは、大の競輪ファンだとか。
「祖父は40~50年くらいの競輪ファン。昔から、小さいペンを持っていたので、『あれは何だろう?どこに行くんだろう?』と思っていました。武雄のマスコットキャラクターもずっと家にいて、『何?この変なの?』とも思っていたし(笑)。そしたら、黙って競輪場に行って、黙って帰ってきていたみたいです。そんな、根っからの競輪ファン」

「祖父は、息子を選手にさせたかったようなのですが、その夢は叶わず…。でも、まさか女の孫がなるなんて(笑)。祖父は、ガールズケイリンも詳しいですよ。京王閣のデビュー戦を観に来てくれました。家ではスピードチャンネルを入れているので、ずっと競輪を見ているみたいですよ。井上茂徳さんの、何十年前のサインもあります(笑)」

 

前検日、太田美穂選手とのツーショット写真。


「彼女は、ちっちゃいけどパワーはありますね。ここに、大谷杏奈さんがいたら、ちっちゃいトリオですね(笑)」

 

 

次回は、パート③<A級編>です。

 谷友梨子