1/8~10 四日市萬古焼協賛 Kドリームスカップ(FⅡ)より

 こんにちは。実況の立野純です。

 

                   

 

 年が明けました。四日市競輪場では、4日の立川記念場外発売が今年のオープン初日でしたが、 本場開催は8日(日)が初日。その初日には、心も体も温まるこんなファンサービスが。

 

               

 

 ぜんざいの無料ふるまいです。『14時30分より』 と書かれていますが、その数分前に行ってみたら、すでに長蛇の列でした!

 

             

 

             

 

 つきたてのお餅を…、

 

             

 

 ぜんざいに入れて、みなさんに召し上がっていただきました!

 

 こういうファンサービスはいいですね。私も食べたかったくらいですが、そこはグッと我慢して(笑)、 仕事場へ向かいました。

 

 

 

 場内はこんな感じでしたよ。

 

 入場門には、門松

 

               

 

             

 

 表彰式などが行われる、イベントステージ。

 

               

 

 ショーケース内も、謹賀新年(特別観覧席入り口付近。季節ごとに変わるので、 ぜひお立ち寄りください)。

 

             

 

               

 

 

 そんな新年を祝うムードに包まれた中、2012年の四日市ナイター開幕戦が行われたのが、 1月8日(日)~10日(火)。2日目は成人の日でしたが、 街中では華やかな着物を身にまとった新成人の姿も見ることができました。

 

 

 では、今回も、出走選手の中から何選手かをピックアップしてお届けします。

 

 まずは、佐伯翔選手(福島・97期)

 

             

 

 中部地区は、今回が初出走。とは言え、中部は“準地元” のようなもの。と言うのは、こんな理由から。

 「震災で、今は愛知県の小牧市で部屋を借りて住んでいます。 練習は一宮の皆さんにお世話になっています。練習環境はとてもいいですよ。今回は中部なので、 地元のつもりで頑張ります!」

 

 中部のお客さまにはまだまだ馴染みが薄いので、自己PRをしていただきました。

 「脚質ですか?ずっと長い距離をやっていたんですけど…、 ダッシュかな。先頭に出て、風を切って走るのは苦手なんですよ」

 「学校のころは先行していました。でも、 デビューしてからは捲りが多かった。勝つレースですね。でもそれが、 いい感じで来ていると思います。脚を溜めてのタテ攻撃の方がいいけど、メンバーが厳しいときは、ハコを含め前々に、 何でもするようにはしています」

 

 1・2班戦に上がったのが、ちょうど1年前。昨年5月青森では、1・2班戦初優勝も決めていました。 「上に上がったころは良くなかったけど、今はだいぶ慣れてきましたね」。先月は2度決勝に乗って(川崎決勝は、システム障害の影響で中止)、 いいリズムで四日市出走となりました。

 

 その今シリーズ。結果は見事優勝! 勝ち上がりでは前を回っての捲り追い込み。そして決勝は番手戦でのピンピンピン!これ以上ないという、スタートダッシュを決めました!

 「今年はS級勝負の年です!背が低い(162センチ)ので、 坂口(晃輔)君みたいになりたいですね。似てるとよく言われますよ」

 

 表彰式では「特進を狙います!」と言っていました!その意気込みで、上を目指してほしいです!

 

 

 

 

 決勝で、佐伯選手の2着だったのが、古川功二選手(福島・92期)

 

             

 

 S級を3期走りましたが、今期降級。しかし、 降級前の11月地元戦では初のS級決勝進出。年末西武園では2回目のS級決勝入りを果たしていたことを見れば、 今期A級で人気を集めるのは必至です。

 「緊張ですか?11月のいわき平のS級決勝で、(佐藤)慎太郎さんに優勝してもらいましたけど、 あのときは、タイトルホルダー(佐藤選手)とメダリスト(長塚智広選手)が後ろでしたからね。そんなこと、なかなか経験できないことですよ。 あのときは緊張しましたけど、それと比べたら、緊張はないです。A級だからと言って、気負いもないし、変に緊張しても、 ロクなことがないですからね」

 

 以前のA級では、押さえ先行という印象がありましたが、S級を経験して、自力の幅も広くなりました。

 「脚質はダッシュ系ですね。 以前はずっと押さえ先行ばかりやっていたけど、S級の選手には通用しなくなって…。それで、 とりあえず力を出し切ることを考えて走るようになりました。でも、押さえ先行を捨てた訳ではありません」

 

 今節唯一の100点レーサーということで、3日間オッズは被りました。そんな中、 初日特選ではカマシ先行。準決勝では、うまく中団取っての捲りで1着、1着(準決勝で通算100勝)。

 決勝では、先行一車のメンバー構成となりましたが、前を取って引いてのホームガマシ。 さきほどご紹介した佐伯選手と、逃げ差し争いになっての2着。3連勝とはなりませんでしたが、 福島ワンツーで締めくくりました。

 

 今は京王閣に冬季移動中とのこと。ここにも強い選手はたくさんいますから、さらにたくましくなって、 S級に返り咲いた際には、前期以上の成績を積み上げていってくれるような気がします。

 

 

 

 

 では、1・2班戦からもう一人。瀧本匡平選手(愛知・97期) です。

 

             

 

 昨年7月に2班昇班し、今期1・2班戦2期目。そろそろ1・2班戦に慣れてきたころ?

 「いや、1・2班戦は難しいですね…。駆け引きがみんなうまいので、 チャレンジ戦のようにはいかないですね」

 

 そのチャレンジ戦のときとは、ちょっと戦い方を変えているそうです。

 「戦法も今、変えています。チャレンジのときは、前を取って、引いてのカマシ、 捲りが多かったんですけど、今は押さえ先行もカマシも、色々試しています。もちろん、捲りも打ちます。 横は考えていませんが、自力で何でもやれるようにしています」

 「相手から、『こいつ、嫌だな』と思われる選手になりたいですね。でも、難しいですけどね…」

 

 そう語る瀧本選手の決まり手を見ると、バックが20本!ここ2節の成績表には全て『B』(バック) が付いています。

 「いや、徹底先行のつもりはないですよ。早めの捲りで付いたバックもありますし。 流れの中で走った結果、こうなっただけです。内に詰まったりして、悔いの残るレースだけはしたくないですね」

 

 まだ予選クラスでも成績に波はありますが、これからも積極的に攻めて、 力を付けていってほしい選手です。

 

 

 

 

 では、今回の最後にチャレンジ戦から。遠藤雅也選手(千葉・100期) です。

 

             

 

 年齢制限が解除されてから、30台のルーキーは珍しくなくなりましたが、遠藤選手もその一人。 1975年6月生まれの、現在36歳です。

 デビューしたころは、なかなか成績も残せませんでしたが、直前京王閣の予選で待望のデビュー初勝利! 最終日選抜戦も勝って、シリーズ2勝を挙げていました。しかも予選では、人気本線を相手に、押さえ先行での逃げ切り勝ち!「あれは、 してやったりでした!」と、会心の笑顔。

 

 「デビューして最初のころは、マーク流れ込みみたいな感じで、ようやく点数キープという感じでした」

 「でも、『それじゃダメだ!何もできなくなっちゃう』と、生き残っていくために、 自分でレースを作っていかないと思いました」

 

 「ダッシュは言うほどないんですよ(※後述)。どちらかと言うと、ロング(長めにもがく) 方が得意なんで。それに、自分は器用な方じゃないから、前を走った方が絶対いい。戦法? もちろん先行です!」

 決まり手は『逃:2 捲:2 差:0 ク:0 BK:6』ですが、この数字を増やすのは、 キッカケを掴んだこれからです。

 

 今回は予選でレース運び失敗に終わって敗退となりましたが、2日目一般戦、 3日目選抜戦では押さえ先行で2着、1着。どちらもラインで決めていました。

 

 「最初は70点取れないと思っていたけど、やっとよくなってきました。これも、 利根川(勇)さんの練習のおかげです」

 取材中、横にいた外﨑一成選手(北海道・94期、今、 冬季移動で利根川グループで練習中)が「練習は、超強いですよ!」と教えてくれました。今の競走得点には、 プラスアルファして考えた方がよさそうですよ!

 (※)=「ダッシュない」に関して、外﨑選手は「あるある!」 と言っていたことを付け加えておきます!

 

 

 

 

 さて、2012年のナイターもスタートしました。今年は8月17日(金)~18日 (土)に、四日市では2回目となるサマーナイトフェスティバル(GⅡ) も開催されます。今年もオールナイターの四日市競輪で、どうぞお楽しみください。

 

 

                   


猪俣康一V(愛知・99期) 2011年12月28日~30日

 こんにちは。 BBライブスタジオ担当の谷友梨子です。

 

                       

 

 

 今シリーズは、 東日本大震災被災地支援競輪 FMポートウェイブ杯(FⅡ)が、 2011年12月28日~30日の日程で行われました。

 

 

 A級優勝は、猪俣康一選手(愛知・99期)

 

             

 

 8月高松チャレンジ戦完全Vで、2班特進を果たし、 10月福井で初V。今回で、1・ 2班戦2回目の優勝となりました。

 

 今シリーズ、猪俣選手は2班の為予選スタート。連日先行して、2着、1着で決勝入り。

 

 

  〔決勝進出インタビュー〕

 

 「特進後決勝シートを外していない?そうですね。でも、ルーキーチャンピオンレースを取らせていただいて、 番組を有利に組んでいただいていることもあるので。 準決勝は1着だったけど、タイミングの取り方が下手だったため、後ろの先輩に迷惑をかけた。 それが反省点です」

 

             

 

 「連日先行はしていますが、先行の仕方が下手なので、もっともっと力をつけなきゃいけないと思います。 決勝は、強いメンバーだと思うので、自分もしっかり考えて組み立てていきたい。 気持ちだけは誰にも負けないようにしたいです」

 

 

  〔決勝レース経過〕

 

 勝ち上がった自力型、 猪俣選手、 鈴木雄一朗選手 (東京・ 94期)、 関根崇人選手(福島・94期) にそれぞれラインができての3分戦。

 

鈴木選手  

 

                 関根選手 

 

 

 人気は猪俣選手と、マークする鈴光洋彦選手(岡山・ 94期)の折り返しが1・2番人気 (押し切りが5.2倍の1番人気。差し目が6.0倍)。ここに、関根選手マークから完全Vを狙う金古将人選手(福島・67期) を絡めたところで、 上位人気を形勢していました。

 

            鈴光選手

 

 

 レースは、後ろ攻めの鈴木選手が赤板で切って、 それをジャン前に押さえた関根選手が先行。 鈴木選手が4番手、猪俣選手が7番手で最終周回に。

 

 2コーナーから鈴木選手がサキ捲り。関根選手を一気に捲り切りましたが、 そのラインに乗って猪俣選手も3コーナーからの仕掛け。鈴木選手-秋葉大輔選手(東京・90期) の東京コンビが前で4コーナーを迎えましたが、勢いは後ろ。

 

猪俣選手が直線半ばで捕えて、マークの鈴光選手を連れ込んでのVゴール。ゴール後には思わずガッツポーズ!10月福井以来、 2班特進後2回目の優勝となりました。

 

 

  〔優勝インタビュー〕

 

             

 

 

 

 「後ろに付いて下さった先輩(鈴光選手、 中野智彦選手)の作戦会議が熱かったので、気持ちを入れて走ることができました」

 

 「関根君が先行するとは思っていましたが、 それに対してどう組み立てるかが課題でした。7番手になって、 緩んだ時点で行こうかなとも思ったんですけど、(4番手の)鈴木君が出そうな気配だったので、 それを見て行けるところから行きました。届く自信はあったんですけど、勝ててホッとしています」

 

「1・2班戦で1回優勝(10月福井)してからは、組み立てが下手でずっと優勝できずにいたんですけど、 今年最終戦で優勝できたので、すごく嬉しいです」

 

             

 

 

 (今年を振り返って)

 「特進もさせていただき、ルーキーチャンピオンレースも取らせていただき、1・ 2班戦でも2回優勝させていただいたので、自分としては言うことなかったです。100点満点?ん~、まだ下手くそなので、 100点とは言えない。でも、気持ちを切らさずに行けたので、それはよかったと思います」

 

 「競輪選手は休みがなく、大変な面もありますが、その辺りはしっかりコントロールして、気持ちを入れて、 もっと強くなれるように頑張ります。自分は34歳という年齢でデビューしたんですけれども、 戦うからには頂点を目指して頑張っていきます。皆さまの応援のほど、 よろしくお願いします」

 

 

             

 

 

 神奈川出身で、師匠は東京の小林正治さん(引退)。 「今は山内卓也さんにお世話になっています」とのこと。

 

 幼い頃からマウンテンバイクで活躍(MTBジャパンシリーズ2位、 フォークロス2位などの実績) していたことから、競輪界へ。

 

 前検日、趣味は?と訊くと、「自転車です!」という即答が返ってきた猪俣。 日々、 厳しい練習に邁進しながらも、とにかく自転車が好きという気持ちが伺えます。

 

 取材で質問を投げかけると、一つ一つ丁寧に答えてくれる真摯な性格。 「レースは先行主体。ただ、今の課題は末の粘り。それを強化するための練習をしています」 とあくまでも追求に余念がありません

 

 「将来の目標ですか? まだ大きなことは言えませんが、選手になったからにはやはり上位では戦いたいです。年齢についての焦り(現在35歳) はありません。競技の時から焦って何回も失敗してきていますから、そのあたりのことはよく分かっています」

 

 将来は、S級トップクラスで活躍してくれそうな逸材。猪俣選手の今後に注目が集まります!

 

 

 

 

 

 決勝2着 鈴光洋彦選手 (岡山・94期)

 

             

 

 四日市初出走。スプリンター。 捲り主体の自力。位置取りにも見所がある鈴光選手。

 

 決勝は、猪俣選手マークの2着。

 

 「今回は、頑張ってくれた猪俣さんが優勝してくれて良かったです。全部、猪俣さん任せの競走でしたから。 1か月半前に落車して一気に点数落としたんですけど、やっと戻ってきました。 今シリーズ無事完走して、これで(来々期)のS級の点も取れました。 今まで、 失格ばっかりで、チャンスを逃していましたから」

 

 「今回は、決勝に同期(94期・*)が3名いたので、何だか卒期レースみたいでしたね。しかも、 みんなD班で、同班だったんです」

 

 (*・在校1位の鈴木雄一朗選手、 在校18位の関根崇人選手。 鈴光選手は2位)。

 

 

             

 

今年は6月の広島で1・2班戦初V、続く7月佐世保でも優勝。 来々期は初のS級入りもほぼ手中にし、 94期在校2の実力者が、頭角を現してきました。

 

 「と言っても、同期はS級でどんどん活躍していますからね。S級に上がったら追い込みでやりたいと(今は)思っています。が、 地区的に目標が無い時も多いと思いますから、自力も交えてですかね。現A級では自力を出していきたいです。レースは、 位置を取ってそこから仕掛ける…という感じです」

 

 ところで、鈴光選手は自衛官出身。 「陸上自衛隊にいました。ちなみに、父母共に自衛官で、妹の旦那も自衛官。自衛官ファミリーです(笑)。 趣味も戦車のプラモデル作りです(笑)」と、少年のような茶目っ気たっぷりの表情でした。

 

 「父は退官して、今は僕の競走を毎回見て応援してくれています。ビデオに撮って、僕に送ってくれているんですよ。あ。明日は、 久々に家族で顔を合わせての食事会です」と、鈴光スマイルを見せて、 検車場を後にしました。

 

 

 

 

 

 決勝3着 鈴木雄一朗選手(東京・94期)

 

             

 

 決勝は、中団から先に捲くりましたが、3着。

 「捲くりに行ったとき、『これ、出てねー!』 って思った。 金古さんにブロック食らったら止まっちゃうので、外を回りました。越えてしまえば乗れる自信はあるので、 『何とか越えなきゃ』と思って踏みました」

 「今回、(決勝に乗った) 同期3人ともD班だったんです。学校では、 同期75人が4組に分けられるんですけど、その中から、また班に分けられるんですよ。 今回は同期3人いて、 走る前はいい緊張感でしたね」

 高橋選手は、 94期在校1位&卒記チャンプ 師匠は高橋大作選手83期)です。

 「師匠は、松阪共同通信社杯の落車の影響で、 まだレースには出られませんが、普段の生活にはもう問題なく、 僕のレースもよく見てくれています。 多分今回のナイターも見てくれていると思うので、 僕のレースがいいツマミになるように頑張ります」と、前検日話していました。

             

 今期降級しましたが、 来期はS級復帰。

 「降級してすぐに2回優勝できましたけど、 消極的なレースが多かった8月西武園の優勝は、 自分でもよかったと思いますが、7月岸和田はたまたま勝てたようなものです。『勝たなきゃいけない』という意識が、 勝手に働いていましたね。 初日(特選)は、 着は大きくても自分の中で攻めて行っているのでいいんですが、準決勝になると後手を踏んだりして…」

 「ギアは前々回の広島から、3.57にしました。  ギアは、 S級に戻ったら上げます。さすがに、3.57だと、よっぽど強くないと…」

 「でも、S級でも3.57でちょっと試してみたいという気持ちはあります。 周りからは、『お前、 ナメてるのか?』と言われるかもしれないですけど(笑)。 でも、 やられたらやられたで、やっぱりそうかと分かる面もあるし」

 「(大ギアブームの中、 今の3.57のギアについて)ギアは、 絶対掛けなければいけないという決まりはないし、勝てればいい訳ですから。 伊藤正樹さんは、 3.54ですけど、回っている人は回っていますし。 他県の方でも、『お前、 3.57か。いいねぇ!』と言ってくれる方もますしね」

 趣味はスポーツ観戦。「野球はジャイアンツファンです!」

 

 

  <決勝メンバー>

 

 秋葉大輔選手(東京・ 90期)

             

 四日市初出走。準決勝は鈴木選手マークの競走で決勝入り。

 「初めての四日市は、 ちょっと重い感じがしました。2走して、いいとは言える状態ではないですね。準決勝の鈴木君は、 先行する気持ちで前々に勝負してくれたので、気持ちが伝わりました。決勝も鈴木君へ。 勝てるように走ってもらって、僕が付いて行ければ、いい結果が出ると思います」と準決勝後。

             

 来期初S級!「ようやくなので嬉しかったですね。S級パンツは、 プレゼントしてもらったので、もう準備しています」

 ところで、秋葉選手には、3歳の女の子と1歳の男の子の、 2人のお子さんがいるそうです。 横にいた後輩の鈴木雄一朗選手が、 「案外、いいパパなんですよね~」とニンマリ。

 「秋葉家に、サンタさん?? はい、来ましたよ!娘には、 『赤ちゃんのぬいぐるみ』。息子には、 歩けるようになったので、『靴』のプレゼントです」と、優しいパパの顔でした。

 

 

 芝田和之選手(埼玉・ 77期)

              

 四日市は、昨年9月以来の登場。

  「前回の四日市では不甲斐ない競走をしてしまったので(決勝で落携入8着)、呼んでもらえて嬉しいですね」

 「近況、流れはいいですよ。強い若手の先行屋と同じあっせんが多く、 またいつも頑張ってくれるので、メンバーには恵まれていますね。でも、その分、最近僕は2着が多いんですけどね(苦笑)」

             

 今シリーズも、前回に続き決勝入り。

 「今期は失格しているので、 S級の点は取れませんでしたが、 自分なりにはいい競走ができていると思います。近況、 いい後輩に恵まれているので、流れはいい。今回も前が頑張ってくれているお陰です。  決勝は、 東京の若い2人の後ろから突っ込みたい。前回の四日市の分まで、 今回は頑張りたいですね」と、準決勝後。

 

 

 佐藤有輝選手 (神奈川・85期)

             

 四日市は、今年2回目の登場。前回は準決勝で敗退でしたが、今回は決勝入り。

 「今回は久しぶりに、 いい感じで乗れたと思います。近況の流れは、まぁまぁいい方だと思います。決勝は、 準決勝でもお世話になった関根君の3番手へ。準決勝の関根君は強かった。 (3番手でも)出るからには優勝を目指して頑張りたいですね」と準決勝後。

 今年は9月の別府で優勝があります。

             

                (初日特選終了後・クールダウン中)

 

 

 中野智彦選手 (福岡・79期)         

              

 

 準決勝は、鋭く伸びて決勝入り。

 

 「2走して、脚の感じは軽いですね。準決勝は連係が外れたので、 古川(貴之)君には悪かったけど、内に行かせてもらいました。決勝は、 猪俣君と鈴光君がいるので、西ラインということで3番手に付けます。チャンスがあれば突っ込みます」 と準決勝後。

 

 今回は、7月の久留米以来の決勝入りでした!

 

 

 関根崇人選手(福島・94期)

 

              

 

 三重初出走です。

 

 「レースでは、 流れに逆らわずに走っています。 先行できるときは先行しますけど、 無理やりまではない。捲りになれば、捲りに構えます。まだ優勝がないんですよ、 地道に点数は上げているんですけどね。そろそろ優勝欲しいですよね」と前検日。

 

 ところで、福島には、同県同期の関根彰人選手がいますが。

 

 「練習仲間の (関根)彰人(あきと、同県同期)とよく間違えられます。血縁関係?全くないです(笑)。 同じ高校の自転車部で、 僕が3年のとき、彰人は1年でした」とのこと。

 

              

 

 

 今シリーズは特選スタートから、カマして、捲くり追い込んで、3着、1着で決勝入り。

 

 「連日展開に恵まれていますが、 自分の力も出し切れていますので、感じはいいです。特選は先行して3着に残れましたし、 ラインからも1着選手(金古将人)を出せたのでよかった。準決勝は、 いいブロックをもらったのでダメかなと思ったけど、自分の地脚でカバーできました。持ち味は地脚です」

 

 「決勝はみんな強いけど、 その中でも力を出し切るレースをすれば、チャンスはあると思う。金古さんとワンツーを決められれば、 一番いいですね」と準決勝後。

 

 

 決勝は先行しましたが、捲くられ9着。

 

 「先行はしようと思っていました。掛かりは今ひとつでした。まだまだですね。また練習して、力を付けて来ます」と、苦い表情でした。

 

              

 

 年末だったので年始の予定について訊いてみると。

 

 「初詣ですか?近いつも、近くの神社に行きます。毎年一番乗りで行くんですよ!去年は、競走で行けませんでしたから、 家内安全を祈ってきます」

 

 今年一年、本当にお疲れ様でした!

 

 

 

       

 金古将人選手(福島・67期)

 

              

 「今年の福島は大変でした。と言っても、まだ終わったわけではなく、これからですけどね」と、 福島の支部長代行も務める金古選手。 震災直後のいわき平バンクには救援物資が山積みに。避難することもなく、その配送も手伝っていたそうです。

 今期は降級。しかし、「6月頃からは少しずつ練習もできるようになってきました。 来々期ぐらいは、S級に戻れると思う」と明るい表情を見せていました。

 今シリーズは連勝での勝ち上がり。

  「今年は震災で思うような練習はできていないけど、気合いでカバーしています。今回はナイターで寒いかなと思ったけど、 風もなくて走りやすい。2連勝は出来すぎです。関根君には初日初めて付いたんですけど、 タイミングも掛かりもよかったので、決勝も信頼して付いて行きます。今年1年色々ありましたが、 最後を締めくくって優勝したいと思います」と準決勝後、話していました。

 

              

 

 決勝後は、「最高の形で締めくくりたかったけど。残念でしたけど、しょうがないですね。 またS級復帰に向けて頑張ります」と、前向きな表情で話してくれました。

 

 正に「懸命」という字のごとく頑張ってきた今年。束の間のお正月、ゆっくり体を休めてください。

 

 

 

 

 

 <ここからは、 検車場での選手の表情をご覧ください>

 

 

 

                     

            

 

          水谷雅樹選手 (71期)・澤田栄次選手(65期)

 

 

 

 

 

          「四日市初登場!ずっと走りたかったんです」

 

              

              梶原恵介選手(大分・92期)

 選手生活4年目にして、四日市バンク初登場。「実は、ずっと走りたくて。 ようやく斡旋が来ました!」と嬉しそうな表情。

 今年はV2(1月武雄、5月佐世保)ですが、 近況はあまり流れが向かず、 また直前の名古屋は大きい着が。

 「(2場所前の) 岸和田の落車は大丈夫です。が、実は直前の名古屋でギックリ腰をやってしまって…。 それも初日のウォーミングアップ中に。 走れそうだったから3日間走りましたけど、成績はボロボロでしたね(苦笑)。 でも今回は治療もしてきたし、もう大丈夫です」

 初登場の四日市バンクで、予選は古川貴之選手(佐賀)の番手から追い込んで、久々の1着! 準決勝は5着と敗れましたが、 最終日は再び古川選手マークから追込んでシリーズ2勝を挙げました。

 

 

              「四日市は今年3回目の登場!」

 

              

 

              関口泰明選手(神奈川・90期)

 

 南関地区でありながら、今年、四日市3回目、松阪は2回の登場。また、四日市は、ここ2年で5回目!

 

 「三重は多いですねぇ!でも、 三重は成績いいので、たくさん呼ばれるのはいいことです」

 

 

 

 

 

                  「来期はS級復帰」

 

              

 

               木村隆弘選手(徳島・91期)

 

 今期降級しましたが、来期はS級復帰です。

 

 「四日市は、今年3回目ですね。前回決勝にも乗っているし、相性はいいと思います」

 

 (7月四日市に来たとき「A級では勝ちにこだわっていきたい」と話していたことについて)

 

 「そうですね。 ですが、もうひとつ勝ち切れていない。2・3着が多いですね。自分の中では、 もう少しシビアに行かなきゃいけないのかな…とも思いますね。難しいところではあるけど、 自分の技術不足の面もありますね」

 

 

                「デビューから先行一本」

              

                  北野良栄選手(千葉・95期)

 

 デビューから先行一本の積極戦で、A級優勝クラスまで上がってきました。

 

 今年は10月のいわき平で1・2班戦初V。また、直前の川崎では2回目の優勝を飾っています。

 

 「(捲りより) 先行の方が持ち味が出るし、着にも残れると思うんですよ

 「師匠の利根川(勇) さんは、つい先日引退しました(注:北野選手談話で、前検日時点ではまだ登録削除にはなっていない)。でも、 引退後も練習ではお世話になっています。ありがたいですね。その分も頑張っていきたい」

 元プロ野球選手で、福岡ソフトバンクホークスに4年間在籍した経歴の持ち主。 今年は、その福岡ソフトバンクホークスが今年日本シリーズ制覇。 元チームメイトにはお祝いの電話を入れたそうですよ。  

 

 

          「この後は冬季移動で仙台へ行く予定です」

 

             

 

              高谷敏史選手(青森・91期)

 

 悪性リンパ腫により、 20096月前橋を最後に約2年間欠場していましたが、9月の青森で復帰。 復帰2場所目のいわき平では優勝!

 

 「復帰後、自分のレース(先行)はしていますが、 いい頃と比べるとまだまだ…。5割くらいですね。でも、 徐々には良くなってきていると思います」

 

 

 四日市は、おととし3月S級戦以来の登場。4年前のA級戦ではVもあり、木暮安由選手を捲り追い込み、 その年9回目のVを飾っていました。

 

 今シリーズは予選で敗退となりましたが、本格復調を果たし、 また四日市でも優勝してもらいたいものです。

 

 

 四日市で今年最後の競走を終え、「今はまだ地元にいますが、 この後は冬季移動で仙台へ行く予定です」とのこと。

 

 

 

 

 

                「流れを変えていきたいですね」

 

              

 

                善利裕生選手(滋賀・82期)

 

 「今年は3回落車しているんですよ。特に7月の落車 (富山決勝) のダメージが大きい。前々回小松島では、 準決勝3着でも決勝に上がれなかったけど(同着3位で、点数順により)、それも含めて最近は流れも手応えもよくないですね。 でも、 中部は好きで三重も悪くないので、流れを変えていきたいですね」

 

 善利選手には、8歳、5歳、2歳のお子さんが。「先日のクリスマス?はい。 3人分のプレゼントを持って、サンタさん出動しましたよ(笑)」

 

 

 

 

 

                「四日市は今年3回目の登場」

              

                古田健選手(滋賀・56期)

 「今年は、正月からノロウィルスにかかってしまって(苦笑)。何か、 流れに乗れていない1年だったたかなあ」

 「子供が3人います。一番下がもう少し大きくなるまで、頑張って選手を続けたいですね」

 

 

                 「来期は2班復帰」

             

 

             田村英輝選手(徳島・78期)

 

 粘り強い先行主体に、 捲りにも威力発揮の田村選手。

 

 「本当はもっと先行したいけど、なかなか…。捲りに回されることが多いですね」

 

 今期3班に降班となりましたが、 来期は2班復帰。今期はさすがに力の違いを見せつけVです!

 

 

 

 

              「あとは練習で戻していくだけです」

 

             

 

             中野功史選手(長崎・84期)

 

 「一時期、 身体を悪くしていたけど、前回四日市に来たとき(7月… 2・7・8)は、“良くなりかけ”くらいのときでした。 その後2回優勝できた (8月福井、9月玉野)けど、それは『出来すぎかな』という感じでした。今は、 感じとしては問題ない。あとは練習で戻していくだけです」  

 今回予選では、会心のカマシ先行で2着。準決勝は7着と敗れましたが、最終日には勝ち星。 シリーズ2連対を果たしました。

 準決勝から、ギアを3.77から3.92に。この3.92は「夏場良かった」 というギアで、今年の夏場はこのギアで2回優勝しています。

 趣味はゴルフという中野選手。「スコアは100を切るくらいかな」

 

 

        「少しずつですが、力は付いてきたと思います」

            

              小竹洋平選手(福井・97期)

 先行主体の攻めで徐々に力をつけ、今年はV2。(4月一宮でチャレンジ初V10月防府)

  「初Vの一宮では番手から追込んでの優勝でしたが、 防府では逃げ切りでしたので嬉しかったですね。先行はできているので、 感触は悪くない。ただ、 粘りがなく、スピードもないので捲られたりして、成績がよくないですね。でも、 少しずつですが、力は付いてきたと思います」

 ところで、小竹選手には付き合って2年の彼女がいて、 いつもライブ中継を見て応援してくれているそうです。彼女の存在が、いい励みになっているそうですよ!

 

                

                「ホームバンク戦」

 

             

 

             田島浩二選手(三重・84期)

 

 地元ホームバンク戦、準決勝は5着と敗れましたが、最終日は大外鋭く伸びて2着に入っていました!

 

 ところで、今シリーズは師匠の籔本誠選手 (57期)と同参加。

             

                   (右・籔本誠選手)

 「しかも、宿舎は同部屋で、2人部屋なんです…」と、 田島選手から何ともいえない不気味な笑みが(笑)。「もちろん、師匠の話を正座しながら聞いています」とまたまたニンマリ。 とは言っても、とてもいい師弟関係を築いている、微笑ましい二人です。

 

 

 

 

 

                「四日市2回目、久々の登場」

 

              

 

              寺林正秋選手(宮城・93期)

 

 四日市は、 20084月チャレンジ戦以来、2回目の登場。

 

 「あのときはデビューして間もないころで、全然競輪が分かっていなかったですね。今は、少しは、前よりはマシかな(笑)」

 

 寺林選手は地脚、ダッシュ兼備。流れに応じた自力主体に、位置取り、飛び付きも交えて戦っています。 「捌くレースもたまにやりますが、自力主体に組み立てています。番手の競走も嫌じゃないですよ」  

 

 

 「練習仲間とお酒を飲むのが好き」という寺林選手です!

 

 

 

 

                  「 きゅうしま 選手です!」

 

               

 

         久島尚樹<きゅうしま なおき>選手(宮崎・ 100期)

 

 「名前は珍しいと思います。 なかなか『 きゅうしま 』とは読んでもらえません。『 くしま 』や『 ひさしま 』と読まれます(苦笑)」

 

 「脚質は地脚。 基本は押さえ先行です。差しの決まり手は、 ホームやバックで一車で出られて、後ろにハマったものです。最近は実戦にも段々慣れてきて、 感じもいいです」

 

 

 「趣味は『GREE』です。宮崎の人でGREEを楽しんでいるは多いですよ(笑)」

 

 

 

 

 

                「四日市久々の登場」

 

              

 

              富安保充選手(愛知・91期)

 

 流れに応じた自力基本。自在性兼備で戦っています。

        

 

               「地脚活かした果敢な先行」

             

              関谷哲平選手(滋賀・92期)

地脚活かした先行に徹し奮闘。今シリーズも、初日、2日目とHB取る競走。初日は、 人気の高谷敏史選手を振り切っての先行策でした!

 

 

            「四日市は今年2回目の登場」

            

 

            沖本尚織選手(広島・87期)

 

 四日市は、今年2回目。11月の武雄で落車をし、今シリーズが復帰戦でした。

 

 

             「何でもやっていこうと思っています」

             

 

             後藤純平選手(福井・78期)

 

 「後ろの競走にもボチボチ慣れてきました。自分が前のときは、 先行はもうあまりないですね。前々に踏んで、何でもやっていこうと思います」

 

 初日は川西亮介選手の番手から追込んで1着スタートでした!

 

 

 

 

 

 

                 「チャレンジ決勝2着」

 

             

 

            川口公太朗選手(岐阜・98期)

 

 今年1月デビューの98回生(在校3位)。デビュー~V3(7月名古屋、9月和歌山、12月熊本)

 

 「ダッシュ系です。レースでは、先行でも捲りでも、自力で柔軟に動いています。 最近、成績はいいですね」

 

 今シリーズは連日先行して、1着、2着でチャレンジ決勝入り。

 決勝は、神田紘輔選手(大阪)マークの競走。 先行した神田選手の番手から抜け出し優勝目前でしたが、大外から萱島大介選手(大分)が伸びてV。 川口選手は2着と終わりました。

 来期は2班昇班。これからの活躍が集まります。                

 

 

           「今回から、思い切ってフレームを変えます」

             

 

             和田信一選手(滋賀・74期)

 

 「なかなか思うように走れないですね。 前回観音寺予選も、調子がいいときなら逃げ切れていました(結果は2人に差され3着)」

 「今は、セッティングの迷子です(苦笑)。良かった頃と比べると、(年齢とともに) 体力ももちろん違いますしね。今回は、思い切ってフレームを変えます。新車ではなく、 家に何台かあるフレームの中から選んできました」

 

 

 

 

               「四日市は2回目の登場」

 

             

 

             小川大地選手(愛知・98期)

 

 「地脚系で、先行を意識して走っています。ただ、 ここ最近はあまり調子がよくないですね…」

 

 師匠は山崎吉晴さん(三重・引退)。 山崎さん自身が元々愛知で、高校が同じということで師弟関係になったそうです。

 

 「師匠(山崎吉晴さん)には、 今でも僕から週イチで電話をしています。今回来る前にも師匠に電話しましたが、 「行けたら見に行くよ」と言ってくれました。以前、奈良にも見に来てくれましたし、 ただただ感謝です」

 

 

            「活発な立ち回りで最終日に1勝!」

             

 

              道上明選手(石川・57期)

 

 直前の防府は、初日中止(システム障害)で、抽選で準決勝進出。

 

 「抽選は得意なんだよ(冗談・笑)。随分昔だけど、地元の富山競輪場は8車立てだったから、 準決勝が終わった後、決勝メンバーを決めるのに抽選があったんだよね。だから、慣れている(笑)」

 

 「今回、練習はかなりしっかりやってきたよ」と前検日。 初日は富安保充選手マークの競走から、 ゴール前追込みましたが4着と準決勝進出はなりませんでした。

 

 しかし、2日目からは自ら動いて活発な動き!

 

 2日目選抜は単騎の競走で、ホームからの先行策。最終日はラインの前でのレース、 高谷敏史選手の番手を捌いて追込み、勝ち星を挙げていました!

 

 

 

 

 

          「先行主体。福岡の井上将志選手です!」

 

              

 

              井上将志選手(福岡・98期)

 

 三重初出走。父&師匠が、 井上龍雅選手(52期)。98期在校11位です。 「ダッシュ系です。 得意なのはカマシ、捲りですけど、押さえ先行基本に組み立てています」

 

 今シリーズは、 初日8着で敗退しましたが、残る2日は2連対を果たしました。

 

 趣味は「買い物。 「服とかをよく買いに言ったりします」

 

 ところで、競輪界には、『井上将志』という名の選手が3人。しかも漢字も全く同じ! 他の2選手は、 大阪86期、兵庫100

 前回の四日市チャレンジ決勝に乗っていたのが、兵庫100期の井上将志選手。 その井上選手はは一番のルーキーの為、「3番目」と言われるそうで(笑)。今回登場の井上将志選手にその話をすると、 「僕は2番目と言われます(笑)。間違えられることも多く、(先行タイプなのに) 『ヨコの動きもするようになったんだね』と言われたこともあります」と苦笑していました。

 「そうそう。前回岸和田を走ったとき、大阪の井上将志さんが誘導だったので、 同じ名前が2人走りました(笑)」 ちなみに、 一番先輩格の大阪の井上将志選手は、1/810四日市に出走予定)

 

 

                    谷友梨子

 

              次回も四日市競輪にご期待ください。

      

 

 

 


12/28~30 FMポートウェイブ杯(FⅡ)より

 こんにちは。実況の立野純です。

 

                   

 

 四日市競輪場は、記念を除けば、屋外唯一のオールナイター開催。 前回の開催から、冬季ナイターシーズンを迎えました。身体の冷えを防止するため、選手紹介時、 選手はウオームスーツを着用しています。

 

             

 

 前検日には、見本が管理棟に陳列されていますが、触ってみると結構あったかそう。

 

             

 

 個人的には、(さすがに街中で着るには勇気がいりますが)部屋着として使ってみたい気も(笑)。 選手紹介時には、ぜひユニフォームにも着目してみてください。

 

 

 今回場内では、初日にこんなファンサービスも。

 

               

 

 刀削麺(とうしょうめん)の実演&無料振る舞い!

 今、よく耳にする刀削麺ですが、私はまだ一度も、見たことも味わったこともありません。なので、 見に行きたかったのですが…。いかんせん午後4時から先着順では、実況席を外す訳にはいきません(苦笑)。ご覧になった皆さん、 ご賞味された皆さん、いかがでしたか?こういう身体が温まるファンサービスは、この季節にはピッタリですね。

 

 

 

 さて、2011年の四日市ナイターも、今回が最終戦。 平塚グランプリシリーズと同じ日程で、全国あっせんのFMポートウェイブ杯(FⅡ) が行われました。

 最終日の30日には、グランプリの併売もあって、 たくさんの皆さまに足を運んでいただきました。

 四日市4レースの発売中が、グランプリの発走時刻。このときばかりは、 実況席からメインスタンドを眺めても、人影は皆無!皆さん、投票所内のモニターに釘付けになっていましたから。

 結果は皆さんご存じの通り。四日市では、浅井康太選手が番手から出たときに、 歓声が一段と大きくなったと聞いています。結果は3着でしたが、まだ若い浅井選手にとっては、まだまだグランプリ制覇のチャンスはあるはず。 2012年は、9人に凝縮されたS級S班レーサーの一人として、大いに競輪界を盛り上げ、そして四日市をアピールしてもらいたいです。

 

 

 

 それではここでは、今節出走選手の中から、何人かをピックアップしてお届けします。

 

 

 まずは1・2班戦から。柿澤大貴選手(長野・97期)です。

 

             

 

 四日市は1年ぶりの出走。前回は昨年12月。チャレンジ戦で優勝でした。その後、 今年1月に2班昇班。1・2班戦も間もなく1年。来期は初のA級1班です。

 「地脚系、先行基本に組み立てています。でも最近は、 捲りのウエイトが多くなっていますね(逃:3 捲:7 BK:12)。なかなか思うように先行させてもらえない。そういうときに、 どう対応するかっていうのが、自分の中での課題です。先行で勝てなきゃ、上では通用しないでしょうし」

 

 1・2班戦ではすでに、1回優勝もしています(6月宇都宮)。

 「2班に上がってですか?力は少しずつ付いてきたと思います。でも、 優勝が1回しかない。S級点も今期取れそうにないので、その辺りが思うようにはいっていません。 組み立ても脚力も、どちらもまだまだですね」

 

 優勝1回あるのではなく、1回“しかない”と表現した柿澤選手。まだまだ納得の域ではなさそうです。

 

             

 

 「冬場は、昨年から競輪学校に冬季移動しています。等々力 (久就)君(98期)や、新潟の鈴木庸之さん(92期)らと一緒に行ってます。今年は競輪学校に来ている人も多いので、 いい刺激になっていますよ」

 

 今回は未勝利に終わりましたが、3日間ともバックを取る競走(初日は2コーナーで捲り切り、 準決勝は押さえ先行。最終日はカマシ先行)。積極的に動きました。来年は、S級昇級へ向けた戦いが続きます。

 

 

 

 

 続いて、井上将志選手(福岡・98期)をご紹介しましょう。

 

             

 

 6月函館のレインボーカップチャレンジファイナル2着で、 2班に特進。その後すぐに富山で決勝進出を果たし、能力のあるところを披露しました。

 「そうですね。2班に上がって最初のころは良かったんですけど、落車してから良くないですね(※ 7月一宮で落車し、8~9月下旬は欠場)。2コーナーからの踏み上げが全然…。でも、最近はやっと良くなってきたかなという感じです」

 

 その言葉通り、前々回の武雄では、6月富山以来、1・2班戦2回目の決勝進出も決めていました。 このときの準決勝では、優勝候補の山田隼司選手(岐阜・91期)に対して押さえ先行。3着に粘って、九州3車で上位を独占していました!

 「あのレースは、自分でもビックリしましたね。あの感触が戻れば、自分でもいけると思います」

 

 改めて持ち味を話してもらいました。

 「脚質はダッシュ系です。得意なのはカマシ、 捲りですけど、基本は押さえ先行です。ただ、押さえ先行でも、 タラタラ流したりするのはダメ。カマシ気味にパーンと出てしまう方がいいですね」

 

 今回は、予選で人気本線のラインにカマされ8着敗退となりましたが、残りの2走は車券に貢献。 最終日は6番手から和田信一選手(滋賀・74期)を一気に捲って1着。西日本3車で上位を独占しました。

 

 「オヤジ(井上龍雅選手・52期)には、車誘導をしてもらっています」

 98期在校11位の好素材。来年はもっと優勝戦線に絡んでくることでしょう。

 

 

 

 

 ではこの後はチャレンジ戦から。まずは萱島大介選手(大分・99期) です。

 

             

 

 元プロ野球選手(阪神タイガース)ということで、 競輪学校入校時から話題になった一人。プロ野球ファンの方なら、ご存じの方も多いのではないでしょうか。 引退後はスタッフとして球団に2年勤務しましたが、その後競輪界に飛び込んできました。

 

 取材と、この写真撮影は、ちょっと風通しのいい(?)寒いところでしてしまったのですが、

 「寒さですか?大丈夫ですよ。みんな条件は一緒ですしね」

 と、快く応じていただきました。プロ野球なら、キャンプの季節は寒い訳ですから、 そう考えればこの程度の寒さは平気なのかも(?)。

 

 四日市出走は、9月以来2回目。

 「脚質はダッシュ系です。捲りが多い?(逃:1 捲:9 差: 3 ク:0 BK:6)いや、デビューしたころは、押さえ先行で走っていたんですよ。ただ、 粘れなくて、着がよくなかったですね…」

 「得意なのは、捲り、カマシですね。ただ自分も、 基本は先行で考えています」

 

 さて、2回目となった四日市戦。準決勝では、優勝候補の藤井栄二選手(兵庫・99期) に人気が集まりましたが、その藤井選手を振り切っての押し切り勝ち!

 決勝はオール自力型メンバーでの単騎戦ということで、厳しい戦いになるかと思われましたが、 実に的確な位置取りから追い込んで、ゴール前は川口公太朗選手(岐阜・98期)との写真判定。その接戦をタイヤ差制し、 見事デビュー初優勝となりました!

 

 プロ野球では、残念ながら大成には至りませんでしたが、 その分競輪界では大輪を咲かせてほしいですね。できれば、阪神ファンの皆さんにも、競輪をPRしてほしいです!

 

 

 

 

 では最後に、高橋広大選手(福島・99期) をピックアップしましょう。

 

             

 

 四日市には、5月にも出走。このときにも、このブログに取り上げましたが、 当時と今の成績を比べると、グンと上昇!

 「そうですね。前期は2勝しかできませんでしたけど、今期は20勝しました」と明るい表情。 前期は2着が多く、「シルバーコレクター」と言われていたそうですが、もう返上です。「ゴールドコレクターですね」と言うと、「いや、 それはまだまだ」とのことでしたが(笑)。

 

 成績が上向いた要因を聞いてみました。

 「埼玉の中田健二さん(56期)のところに行って、 併走の練習をつけてもらいました。中田さんの息子が、 同期の中田健太君で、彼に『練習に来ないか』と呼んでもらいました」

 「これまでは、併走になったら力が入って、焦ってしまっていたんですが、それがなくなりました。 自分は適性なので、全て自己流で今までやってきたんですが、この機に全部一から教えていただきました。その練習が、いい方に出ましたね」

 

 決まり手を見ると、『逃:2 捲:8 差:5 ク:0 BK:5』と、 捲りの比率が高くなっていました。

 「特進が懸かっていたとき(10月に8連勝までいくも、弥彦決勝でストップし特進ならず)、 勝ちにこだわって捲りが増えてしまいました。でも、基本は先行です」

 

 今回は、予選は捲り追い込み、準決勝はカマシ先行での2連勝。決勝でも、 オッズが割れた中で人気の一角となりました。しかし、牽制のスタートから前になり、勝負所では7番手に置かれ、 追い込み届かず4着に終わりました。

 

 来期はいよいよ2班。上位陣相手にどんな戦いを見せてくれるか、楽しみな選手です。

 

 

 

 

 さて、今年の四日市競輪も、全日程を終了しました。新年の本場開催は1月8日(日) に開幕します。翌日9日が祝日ですから、連休という方も多いのでは。お近くの方はもちろん、遠方からの旅打ちでも、 2012年の四日市ナイターを存分にお楽しみください!

 

                   


山崎将幸V(秋田・92期) 2011年12月18日~20日

 こんにちは。 BBライブスタジオ担当の谷友梨子です。

                    

 今シリーズは、 東日本大震災被災地支援競輪 Kドリームスカップ BSNR杯(FⅡ)が、 2011年12月18日~20日の日程で行われました。

 

 A級優勝は、 山崎将幸選手 (秋田・92期)。

             

                 (優勝後、 検車場で)

 四日市は初出走。今期A級に降級となりましたが、来期はS級復帰。A級最後の戦いを優勝で締めくくりました!  

 今シリーズ、 初日特選は、もがき合いを捲くって1着準決勝は、4番手からの捲くり追込みで、 写真判定の結果3着で決勝入り。

 

 <決勝進出インタビュー>

             

 「今回、初日はよかったんですけど、 準決勝は少し重かったですね」

 「僕はダッシュタイプなので、 踏み出しや、カマシ・捲りが得意です。決勝は、 竹内君も本郷君も強いのは、見ていて分かったので、位置取り厳しく行って、いい所でパッと行ってみたいですね。 今回はA級最後なので、しっかり優勝できるように頑張りたいです」

 

<決勝戦>

 竹内雄作選手 (岐阜・99期)S級特進なるかに焦点が集まった決勝戦。 2車単のオッズは、 竹内選手1着から3点が10倍未満。

            竹内選手

 しかし、 山崎選手1着も1点が10倍を切っていたように、 必ずしも竹内選手安泰ムードではありませんでした。

 

 前受けは本郷雄三選手 (熊本・99期)。

           本郷選手

 赤板で突っ張り気味に踏みましたが、 ジャンから竹内選手が押さえて先行。 番手には吉村文隆選手がうまく入って、中部分断に成功。 叩かれた本郷選手は3番手を捌き、 山崎選手は8番手で最終周回に。

 2コーナーから山崎選手、 本郷選手の捲り。懸命に逃げた竹内選手でしたが、 本郷選手が力で捲り切って直線へ。しかし、 勢いはその後ろが優っている感じ。 山崎選手の捲り追い込みがゴール前届いてのV!ゴール後は右手が挙がりました。

2着には本郷選手3着は山崎選手マークの中村泰啓選手。 先行した竹内選手は5着に敗れました。

 

 <優勝インタビュー>

             

 

 「強い本郷君や竹内君がいる中で優勝できたので、 今までで一番嬉しい優勝です。後ろの中村 (泰啓)さんからは『好きに走っていい』と言われていたので、脚をタメて一発だなと思っていました。狙い通りの展開になって、 よかったです」

             

 「自分も、 本郷君と同じくらいのタイミングで行ったんですけど、ちょうど目標になった形で。前々に踏めてよかったです。 四日市は直線が長いので、 何とか届きました。今期は捲りが多かったんですけど、 またS級に戻ったら先行も増えると思います。 同期は記念でも活躍しているので、自分も同じような舞台で戦いたいです」

             

 「今日は竹内君から売れていたんですけど、 自分が優勝してしまいました。来期からはS級で頑張りますので、応援よろしくお願いします」

 

 検車場に引き上げてきた山崎選手。

 「走る前にお客さんからも、『山崎、 今日は脚タメて一発だぞ!』と言われました(笑)。レース前は色々考えたんですけど、 やっぱりA級の最後だし、 脚タメて自分のいつものレースをしようと思いました」

 「最初一回行ったら、すごい伸びたんですよ!踏んだときに。で、伸びたのでちょっと8番(西田潤選手) のところで休んで、もう一回踏み上げようと思ったところなんですけど。で、 本郷君が踏んだのでいい目標になりました。でも (竹内君が)あのくらい掛かっていたら、普通の選手じゃ行けないですよ。やっぱり本郷君は強いです。S級に上がってきたら、自分なんか潰されるんじゃないかな(苦笑)」

「普段ガッツポーズはしないんですけど、メンバーが良すぎたので、嬉しくて(出ました)!」

 

             

               (宮城の新人、 保科千春選手と)

 お酒が大好きな山崎選手。 開催中は飲まないそうですが、四日市の前には、名古屋で前泊、立ち飲み屋へ行ったそうです。 今夜は??

 

 「今夜立ち飲み屋?いや~、 今夜は座って飲みたいです(笑)」

 いいお酒が飲めそうですね! 優勝おめでとうございます!

 

 

 決勝2着 本郷雄三選手 (熊本・99期)

             

 四日市は、通算2回目。 今年10月に登場時は、チャレンジ戦で完全V。この直後の奈良3班戦で完全Vし、2班特進。今節1・ 2班戦3場所目でした。

  「ダッシュ系です。 捲りが多いけど、先行しても全然構わない。スタート牽制して、 前を取らされることが多いけど、後ろから押さえて勝てるのが理想です。 ただ、 理想通りにはなかなかなりませんが…」と前検日。

             

 昇班初戦で、 2連勝で決勝入りと早々に結果をだしている本郷選手。

 今シリーズは、捲くって逃げて、 1着、2着で決勝入り。

  「昇班後は、先行できずに捲りばかりで、 みっともないレースばかりでしたが、 準決勝は先行して残れたのでよかったです。 捲りでは落車 (のリスク)もあるので、先行を心がけていきたいと思います」

 「前回四日市のチャレンジ優勝は、 同県の選手が前にいたので、そのおかげでしたけど、今回は前で、ラインで決まるように頑張りたい。 自分の力を出し切れればいい」 です。

 決勝は、 懸命に逃げた竹内選手を三番手から力で捲り切り、決まったかと思われましたが、 山崎選手の捲り追い込みがゴール前届いて、本郷選手は2着と終わりました。

 優勝した山崎選手が、「(竹内君が) あのくらい掛かっていたら、普通の選手じゃ行けないですよ。 やっぱり本郷君は強いです。S級に上がってきたら、自分なんか潰されるんじゃないかな(苦笑) 」とレース後に話していたとおり、今後がとても楽しみな本郷選手です。

 

 

 決勝3着 中村泰啓選手 (山口・62期)

             

 準決勝は紀井孝之選手マークから、 直線伸びて2着。

 「紀井君のおかげです。以前一緒に走ったときも、ジャンから行ってくれて…。 もう頭が上がらないです。紀井君を残したかったんですけど、 僕の力不足でした。それが残念です。決勝は、 空いている山崎君へ。今回初めて見たんですけど、強いので、切り替えなしで黙って付いていきます」

 決勝は、山崎選手をしっかり追走し、 3着に入りました!

             

 ところで、中村選手は、四日市は、 0512S級戦以来、6年ぶりの登場今節は、 弟子の阿部充宏選手98期、A3)と、同参加でした。

  「四日市は久しぶりすぎて、JR四日市駅も変わっててビックりしましたよ。 四日市は今まで何回かは走ってるとは思うけど、 あんまり記憶が無いなあ。6年前に来た時は、昼間の開催で、 雪で順延になったのを覚えています。あとは、新人リーグで走りましたね。 もう、二十数年前だけど(笑)」

 

<決勝メンバー>

 

 後田康成選手(長崎・75期)

             

 決勝は、本郷選手マークから追込んで1着。

 「降級後の感じはボチボチ。今回は決勝に乗れたので、いいと思います。ただ、 寒いせいか、重い気もします。準決勝の本郷君は、 付いているだけで何もしなくてよかったので、楽でした。決勝は、 熊本が2人いてるので、その3番手へ。本郷君が準決勝のように頑張ってくれればいいです」

 四日市は、067月以来、約5年半ぶりの登場でした。

 

 

 吉野猛選手 (愛知・74期)

             

 準決勝は、竹内雄作選手追走の2着。

 「準決勝はキツかったです。(竹内君を)抜ける感じもしないし、後ろから食われるかなと思いました。 竹内君のペースは全然変わらなかったですね。 (僕自身は)前回よりはよくなったかなと思います。 決勝も竹内君へ。 番手争いになると思いますけど、食らいついて行きます」

 

 

 西田潤選手(富山・63期)  

             

 11月の福井で今年初の決勝入り。直前の松山では2回目。 そしてこの四日市と、年末に向けて成績を盛り返してきました。

             

              (前検日、 後輩の藤川浩平選手と)

 「近況は展開に恵まれて決勝に乗れています。脚は変わっていないんですが…。 準決勝で、 竹内君が強いとは思っていたんですけど、本当によく踏み直していて、付いているだけで一杯になりました。 決勝も3番手を固めて、 ライン上位独占を狙います」と、準決勝後。

 

 

 吉村文隆選手(京都・70期)

              

  「調子は上向きだと思います。準決勝はよく伸びました。 四日市には、 前回優勝したという、いいイメージがあります。決勝は、 強い竹内君へ(吉野猛選手と競り)。自分はずっとマーク屋で競輪をしているので、 そこで勝負します」 と、番手宣言。

 決勝インタビュー後は、「中近だし、(競りは) 本当は気が進みません。でも、 ずっとマーク屋で来ているから…(その戦いを貫き通さないと)」と、 胸の内を話していました。

 決勝は、番手をすんなり取りきりましたが、 その上を捲くられ4着でした。

 「番手は取れましたけど、 竹内君は強かったですね。それに、やっぱり単騎だと、そこから何もできないものですね(苦笑)」

             

 今年V3(2月四日市・びわこ、8月向日町)。今年は丸1年A級でしたが、来期はS級復帰です。

        

 

 米丸俊成選手(熊本・72期)

             

 予選は、本郷選手マークの競走。前検日、 「この前、初連係で、最後に離れたんです。今回は頑張ります」と苦笑。初日は、 しっかり追走して2着。ラインで決まりました。

 準決勝後は、「2走した感じはいいです。初日本郷君に付いたんですけど、 強いという印象しかありません。決勝も本郷君が頑張ってくれると思います。 あとは自分が付いて行って、仕事をするだけですね」と。

 決勝は、 三番手から捲くった本郷選手に離れてしまい…、「離れていきながら、冷静に、『本郷、頑張れ!』 とお客さん目線になってしまった(苦笑) 」と、後輩の奮闘に舌を巻いていました。

             

 

 米丸選手には、3人のお嬢さんがいます。 「一番上の娘が、今、中学校3年。高校受験で、勉強を頑張っているんです。 僕も、頑張らないとね」 と、優しいお父さんの顔も見せていました。

 

 

 竹内雄作選手(岐阜・99期)

               

 今シーリーズ、大いに注目を集めたのが、 竹内雄作選手のS級特進なるかでした。

 向日町、 直前の熊本と2場所連続完全Vを達成し、 四日市へ乗り込んできた竹内選手。

 前検日には、「直前まで、競輪学校の合宿に参加していました。 山口幸二さんらと、いい練習ができましたよ。その疲れさえ取れていれば。来期はS級ですけど、特進は狙っていきます。今回も先行主体で」と、 少し緊張気味の顔で話していました。

 

 四日市バンク登場は2回目。実は、 今年6月の四日市登場時にも特進がかかっていましたが、準決勝で敗退。悔し涙を飲みました。 くしくも、同じバンクで再び特進のかかった競走をすることになろうとは…。

 

 「あの後は、 師匠の山口富生さんに色々アドバイスを貰いました。レースは次々にありますから、 気持ちを切り替えていきました」

  「 (その6月~7月初めに)良くないころがありましたが、そのときは色気づいちゃって…(苦笑)。 先行だけじゃなくて、前を取って捲りにも構えていました。戦法の幅を増やすため? それもあるんですけど、重注(スタート牽制、誘導早期追い抜き)もあったので…」

             

              (前検日、 同期の山口智弘選手と)

 今シリーズ予選は、 外併走から捲って1着。後ろを突き放しての圧勝でした。が、レース後は、 「あのレース運びではダメ。落ち着いては走れましたが、予選だから勝てただけ。ましてやS級では通用しない」と、 苦い表情でした。

 そして、 注目の準決勝戦。後ろ攻めから押さえて先行。特選組の奥平充男選手がいましたが、 一本棒の展開で後ろを寄せ付けず、堂々の先行逃げ切り! ラインで上位独占を果たしました。

 準決勝でマークした吉野猛選手は、 「初めて(竹内君と)連係したけど、めちゃめちゃキツかった。疲れた…。あんなレース初めてだよ。 ジャンから後ろも何も見ずに付いて行くレースなんて…。抜くどころか、後ろから食われるかと思った」と。

 準決勝3番手だった西田潤選手は、 「強いとは思っていたけど、いや~、キツかった! 吉野君がフラフラだって?いや、僕はもっとフラフラだよ」と苦笑していました。

              

        (検車場では冬もサンダル履き。 この方が脚に力が入るのだとか)

 

 竹内選手はというと、 前回失敗した準決勝を突破して、「やっぱり、緊張しましたよ」と言いながらも、さすがにホッとした表情。 笑顔が見えました。

   「バンクは重たかったですね。初日より重くなっていました。でも、いい展開で行けたので、勝たないといけないレースで、 ラインで決められてよかったです」

 「緊張はしますが、 来期のS級は決まっているので、 力を出し切って自分のレースができるように頑張りたい。特進のことが頭をよぎると、 小さいレースになってしまうかもしれないので、決勝では自分のレースが落ちついてできればと思います」

  決勝は、 ジャンから押さえて先行。準決勝同様、懸命に踏みましたが、本郷選手、更には、 山崎選手に捲くり追込まれ、5着。特進ならずと終わりました。

                       

 しかし、来期も、 来々期もS級が確定している竹内選手。今期は、A級最終戦。 明日からは、S級に向けて練習の毎日でしょう。

 S級初戦は正月三が日のホーム戦、 大垣。

 「S級戦は、楽しみ半分、怖いのも半分。 でも、 自分より強い選手ばかりなので、『当たって砕けろ』ではないですけど、挑戦していくしかないです。 将来は師匠を引っ張って、勝つレースをしたいです」と、 頼もししい表情を見せていました!

 

 

<ここからは、 検車場での選手の表情をご覧ください>

 「前検日」  

             

    山崎暁選手(福井・70期)・重永修平選手(福井・74期)

 山崎選手は、直前の福井最終日に、 落車しましたが「体調は大丈夫」とのこと。

 重永選手は、 来期S級復帰が決まっています。今シリーズは、 得点10番手で予選からのスタート。予選は、乾庄平選手マークから、直線伸びて1着でした!

 

 

 「四日市初出走」

             

               吉岡貴紀選手(神奈川・98期)

 地脚系。押さえ先行、捲りの自力で戦っています。 中部地区は、正月の松阪以来2回目の登場。

 9月下旬~約2か月欠場。 11/18の久留米で復帰し、今節復帰4場所目です。

 復帰後未勝利ではありますが、 3場所で2度決勝進出。 本格復帰が待ち遠しいところです。

 

 

 「風がキツイ方がいいですね」

             

               田中康典選手 (三重・80期)

 スピード活かした捲りに威力。 後方になる展開も多のですが、ハマれば迫力満点。人気薄の時でも侮れないのが、この田中選手!

 「僕の場合は、 風が吹いているほうが良いんですよ。 みんながタレてくれるから(笑)」と前検日。

 今シリーズ、予選はバック6番手、 準決勝はバック9番手の展開でしたが、 鋭いタテ脚を発揮し、2着、3着で、 チャレンジ決勝入りを決めていました!

 

 

 「四日市は前回、鎖骨を…」

        

         福森慎太郎選手(千葉・84期)

 ダッシュ系。捲り、カマシに、押さえ先行の、 流れに応じた自力で戦っています。

 四日市は、075月以来、約4年半ぶりの登場。「覚えてますよ。前回は、 初日に落車をして、鎖骨をやってしまいましたから(苦笑)」

 今シリーズは追加での参戦。「追加は、 前検日の前日の午後に聞きました。中2週間でしたから、走ってみないと…」 と言うことでしたが、初日は逃げて2着に残る競走。 ラインで上位独占でした!

 

 

  「調子が上がってきたと思ったら怪我で…」

             

               小塚潤選手(愛知・86期)

 今年2月に四日市登場時は優勝。今回は、 それ以来の登場でした。

 7月にも四日市に斡旋がありましたが、 落車負傷により欠場。

 「腰椎の横突起を骨折しました。 調子が良くなってきて、『よ~し!』って思ったら怪我で(苦笑)」

 11月の久留米では、怪我明け後、初の決勝進出。

 「また調子も上がってきて、また『よ~し!』 って思ったら、その後の小松島でまた落車(苦笑)。でも、怪我は大丈夫ですよ」

 

 

  「だんだんと練習の力が出せるようになってきました」      

             

               若松孝之選手(三重・96期)

 今期、1・2班戦3期目。 2場所前の佐世保では、 6月大垣以来、今年2回目通算3回目の1・2班戦決勝進出。

 「だんだん練習の力が、 競走でも出せるようにはなってきました。まもなく、選手になって3年で、(だいぶ) 落ち着いてレースが出来るようになってきましたよ」

 地元ホームバンク戦、今シリーズ予選は、 前団を一気に捲くって2着。ラインで上位独占でした!

 

 

 「また、4. 00のギアに戻します」

             

               嶽本正晃選手(熊本・78期)

 今年6月あたりから、4倍のギアが噛み合い、 成績上昇。

 「11月頃からちょっと良くないですね。3. 92にギアを落としていたのですが、今回からはまた4. 00に戻します。4. 08のギアを踏んだこともありますが、自分には4.00が合っていますね」

 「先月には失格もありましたけど、 気持ちを入れ替えて、また頑張りたいですね」

 

 

 「最終日は、 余裕の捲くりで1着!」

             

              藤川浩平選手(石川・87期)

 「追加は(前検日の)2日前に入りました。 三重連戦ですね。前回松阪の初日特選は、 内が重くて車が進まなかったけど(5着)、準決勝は捲くれたので問題ないです」

 「前回の松阪の後は、 妻の実家に一緒に里帰りしていたんですよ」とのこと。ちなみに、藤川選手の奥様も、 ご結婚前は自転車競技をされていたそうですよ!

             

 さて、 近況の藤川選手はほぼ決勝シートを外さずと、好調!今シリーズも決勝入りが期待されましたが、 準決勝は、 ラインの後ろの競走で共倒れ。しかし、 最終日は、余裕の捲くりで1着!一番人気に答えていました。

 

 

 「そろそろ優勝もしたいですね」

             

               柳原司選手 (大阪・98期)

 ダッシュ系。先行主体の積極戦で戦っています。

  デビュー時の昨年後期は1勝のみでしたが、 今年は2勝!

 まだVはなく、「そろそろ優勝もしたいですね」と前検日。

 今シリーズ、準決勝は、 先行した井上将志選手マークの競走で、 ゴール前交わして1着!チャレンジ決勝では、人気の一角となりましたが、5着と終わりました。

 

 

 「シリーズ2勝!」

             

               石田宏樹選手(青森・91期)

 「前回立川予選は、 先行している感じはよかったんです。『逃げ切れるかな』 と思って、余裕もあったんですけど…(3着)。後ろの柳充さんからも、 『タレたな』と言われました」

 「最近、夏場と比べたら感じは良くない。でも、 来る前の感じでは、ちょっとずつ理想とした乗り方に近づいている感じはしたので、それが実戦につながってくれれば、 また変わってくると思います」

 今節、準決勝は7着でしたが、 初日と最終日に白星。シリーズ2勝を上げていました!

 

 

 「直前は、久々の決勝入り」

             

               川井泰介選手(大阪・85期)

 直前の大垣では、2月小倉以来の決勝進出! しかし、決勝はシステム障害により中止。

 「走りたかったですけどね。しょうがないです。 また頑張ります」と、残念そうでした。

 腰痛が長年の持病の川井選手。 「妻よりも長い付き合いです(苦笑)」

 

 

 

 「黄色がイメージカラーです」

             

           表原周 (おもてはら しゅう)選手(徳島・100期)

 三重は初出走。100期在校2位。

 高校まで水泳をやっていたそうですが、 お父さんの勧めで競輪へ。 また、 同期の久米康平選手が、高校2年で同じクラス、高校3年から自転車を始めました。

 レーサーパンツには、大きく『周』の刺繍が。 自転車や身に付けているものも、黄色が多く、「黄色が好きなんです」とのこと。

 「今期はバックを取らないと決めたので、バックを取らない競走をしています。 来期は分かりませんけどね。 前なら、 8割位置取りに脚を使います

 準決勝は、捲くり不発で4着、 決勝進出を逃しましたが、初日と最終日に勝ち星。 シリーズ2勝をあげていました。

       

 

 「チャレンジ戦、 久々の決勝入り」

             

               栗駒匡樹選手(大分・96期)

 地脚タイプ。自力、自在の立ち回り。 昨年118日付けで、京都から大分に移籍しました。

 「大分にもだいぶ慣れましたよ」と前検日。今回は、 チャレンジ戦、久々の決勝入りを決めました。

 

 

  「押さえ先行基本に粘り強いレースが持ち味」

             

              山口智弘選手(愛知・99期)

 地脚型。 押さえ先行基本に粘り強いレースを見せています。

 来期は2班昇班で、師匠の島田雅彦選手と初連係のチャンスも。 「僕なんてまだまだ弱いです」と言いながらも先行策を貫き、力を付けてきています。

 今シリーズは、逃げて3着、 2着でチャレンジ決勝入り。決勝は、先行した保科千春選手(100期)に対して巻き返そうとしましたが、 振り切られ…。「レース後は、 先行だけはしようと思っていたんですけど」と肩を落としていました。

             

 普段はとても陽気な性格の山口選手。 前検日から元気一杯でした!

 

 

 

 「斡旋が詰まってますが、 元気です!」

             

               高谷進太郎選手(三重・85期)

 今回は、予備からの繰り上がり。

 「その前にも補充などがあってハードですけど、 元気です。引退した中川博之さん(三重)が、柔道整復師なので、 マッサージしてもらって来ましたから」

 

 

 「チャレンジ・決勝3着」

             

               保科千春選手 (宮城・100期)

 中部は初出走。100期在校13位。

 中学まではサッカー。 高校時代には、国体チームスプリントで優勝、 スプリントで3位。

 「ダッシュ系です。 先行主体に組み立ててはいますが、勝ちたい欲が出て、 捲りが多くなっていますね」と前検日。

 

 直前の久留米で、 嬉しいデビュー初V(完全V) 今シリーズも捲くり2連勝で勝ち上がり、2場所連続完全Vにも期待が集まりましたが、 3着と終わりました。

 しかし、 決勝では見せ場たっぷりの競走! 前受けから、突っ張っての先行策。巻き返す山口智弘選手(99期) を振り切り、また捲り上げてきた井上将志選手 (100期)との激しいもがき合いがゴール前まで続きましたが、踏ん張って3着。 粘り強い競走を見せていました!

 

 

  「鎖骨の針金を抜いて、 動きが良くなりました」

             

               河村文人選手 (静岡・89期)

 「夏場の鎖骨骨折で調子を落としていたけど、段々とよくなって、 前回静岡で感触を掴みました!」

  「前走からの間には、 鎖骨の針金を抜いてきました。治療は2泊3日で、 全身麻酔。でも、軽くなって、動きが良くなりましたよ。針金を抜いたのは、三重の病院です。だから、今月は2回、三重に来ましたよ (笑) 」

 

      

 「三番目?!」

             

              井上将志選手 (兵庫・100期)

 100期在校22位。師匠は高城信雄選手(高校の先輩)。東北福祉大出身(スポーツ… 野球)です。パワー、スピード兼備の、先行主体の組み立てを見せています。

 三重は初出走。

  「ナイターは初めてです。 成績はいい?いや、 内容はまだまだです。どんな展開でもいいので、 自分が作戦を立てた通りにレースを動かしていければ」と前検日。

 デビューからV6!10月の岐阜から5連覇中。この四日市でも大いに期待が集まり、 人気の中心。連日先行して、1着、2着でチャレンジ決勝入り。

 決勝では、 先行した同期の保科千春選手(宮城) とのもがき合いがゴール前まで続き、最後に大外追込んできた福田拓也選手(栃木・100期) が優勝。井上選手は4着と終わりました。

 7連覇はなりませんでしたが、 連日見せ場たっぷりの力強い競走を見せていました。

 

 ちなみに、競輪界には、 同姓同名の井上将志選手が、 他に2選手(大阪86期、福岡98期)。一番新入りの、 100期の井上選手はというと…、「周りからは、 3番目 』 と言われます(苦笑)」。

 趣味は釣り。 「明石に釣りに行きます」

 

 

 「来期は初のS級入り」

              

               紀井孝之選手(岡山・96期)

 四日市は初出走です。

 「脚質はダッシュ系です。 (逃げが多いことについて)先行にこだわっていると言うより、 自然とそういう形になっています前回までは配分が詰まっていたけど、 今回は十分、日があったので(中17日)、休養も取れて、練習もできました」と、前検日。

 昨年後期から1・ 2班戦。来期は初のS級入りです

 

 

  「位置取りは良いんですけど、そこからが(苦笑)」

              

                乾庄平選手(滋賀・95期)

 「今は自在に走っていますけど、 バックは消さないようにしています。練習はしっかりしてきましたよ。 寒い中、早朝練習も!」

 「三重は、四日市も松阪もよくないんですよ。えっ?前回四日市は初日1着?あぁ! 思い出した!外から伸びたなぁ!今回も頑張りますよ」

 今シリーズは、連日位置取り・ タイミング゙良く仕掛けましたが、車が伸びず、3、8、6着。

 レース後は、 「位置取りだけは良いんだけどなあ、後が駄目(苦笑)。次回からは、 (もっと自力で動いていた時のものに)フレームを代えます」と。

             

      (前検日、 先輩の佐野健次選手にアドバイスをもらう乾選手)

 来期は、失格により3班降班。「今期より、 来期からの方が緊張しますよ。チャレンジ、 勝てるかなぁ。若い子は、ドカーンと来るしなぁ」

 来年からの奮闘で、1・ 2班戦への復帰が期待されます。

 

 

 「四日市で2勝目」

              

              川東由幸選手(大阪・99期)

 四日市は今年2回目。5月に登場時は、 最終日に逃げ切ってデビュー初勝利!

 以来、勝ち星には恵まれなかったのですが、 今シリーズの最終日、 単騎で叩いて主導権を握り、逃げ切り勝ちを納めました!現在の勝ち星はすべて、 四日市で挙げています。

  

       

  「来期はついに初S級!」

             

               奥平充男選手(京都・93期)

 「前回岸和田から新しいフレームです。 感触ですか?5月に四日市で優勝したほどではないですね。 自分に合っているパイプを、 まだ模索中です」

 来期はついに初S級!S級2場所目が地元・ 向日町記念です。

 「えらいところ入りました(苦笑)。でも、そこで戦えるために今まで頑張ってきましたからね。 チャレンジから1・ 2班戦に上がったときもそうでしたが、バックを取る競走をするだけです」

 「特進なしで順調な人は、2年でS級に上がりますけど、 自分はその倍かかりました。と言っても、来々期はまたA級ですけど(苦笑)、3場所で特進できるように、脚を付けたいです」

        

                    谷友梨子

              次回も四日市競輪にご期待ください。

 


12/18~20 Kドリームスカップ(FⅡ)より

 こんにちは。実況の立野純です。

 

                   

 

 少し遅くなりましたが、今節を振り返る前に、ここでは先月行われた、 浅井康太選手のGⅠ祝勝会の様子をリポートさせていただきます。

 

 

 場所は、近鉄四日市駅前の都ホテル。 朝からこんなボードが掲示されていました。

 

               

 

 当日は、関係者やファンの方々、約200人がお祝いに駆けつけました。

 

             

 

 主役です。ビシッと決まっていますね!

 

               

 

 地元選手のテーブルです。

 

             

 

             

 

 武豊騎手もお祝いに。がっちり握手のシーンに、 記者やファンも殺到!

 

             

 

 トークショー。四日市記念解説の井上茂徳さんとともに、深谷知広選手、山口幸二選手を交え、 グランプリの公開作戦会議???

 

             

 

 トークショーには、いろんなゲストの方がステージに立ち、大いに盛り上がったのですが…

 

             

 

 やっぱり、トークのMVPはこの方でしょう!(笑)

 

             

 

 最後は奥様、お母様と並んで、「タイトルを取れたのは、皆さまや家族の支えがあってこそ。 これからも競輪界が盛り上がるよう、もっといいレースができるよう頑張ります」と謝辞。

 

             

 

 

 グランプリの車番は『』 に決まり、深谷選手マークのコメントが出ました。グランプリは30日(金)、平塚競輪場で行われます。もちろん、 四日市競輪場でも発売されますので、ぜひ車券片手に熱い応援をお願いします。

 

 その前に、28日(水) に行われるヤンググランプリに出場の西村光太選手坂口晃輔選手にも、どうぞご声援を!

 

                              

 

             

 

 

 

 

 さて、師走のナイター第1弾18日(日) ~20日(火)の日程で、全国あっせんのKドリームスカップ(FⅡ)が行われました。 先月の記念はお昼の開催でしたから、ナイターは実に2か月ぶり!

 

 

 今シリーズは、結果はどうあれ、竹内雄作選手(岐阜・99期) が中心の3日間でした。既に、来期も来々期もS級が決まっている期末戦とは言え、今回3連勝ならS級特進。

 

             

 

 結果は皆さまご存知のとおり、決勝5着で特進はならず。ただ、 すでにS級初戦はホームバンク(大垣)の正月3が日開催と決まっています。

 A級では抜群の成績を残しながらも「常に勉強させてもらっています」と謙虚な姿勢。 「S級は自分より強い選手ばかり。先行で挑戦していきます!」

 恐らく、S級初優勝までは、それほど時間がかからないのでは?来期も引き続き注目です!

 

 

 

 その決勝で、竹内選手を下して優勝したのは、 山崎将幸選手(秋田・92期)

 

             

 

 前検日から、 「自分のレースで特進を決められたらイヤですからね。絶対に阻止しますよ!」と意気込んでいましたが、 正に有言実行となりました。

 昨年1月から1年半S級に在籍していましたが、そのS級でも多く1着を取っていました。 そう考えれば、S級経験のない竹内選手に特進させる訳にはいきませんね。

 

 今期降級後はすでに4回の優勝。ただ、その優勝は7月から9月上旬に集中。 以降は決勝には勝ち上がるものの、Vには届いていませんでした。

 「9月西武園以降、優勝はないけど、脚はよくなってきていると思います。 最近大きい着を取っていることもあるけど、色々試していることもあります」

 「セッティングは変えていませんが、 ギアはちょこちょこいじっています。3場所前の向日町では4倍を掛けましたが、 その後は3.85や3.86も使いました」

 

 「脚質はダッシュ系。捲りが得意なんですけど、 1回は前に出ることを基本に考えています。先行する気持ちも、もちろんあります」

 

 「しばらく優勝してないけど、A級最後はしっかり優勝して、来期S級戦を迎えたい」 そう語っていました。来期からのS級戦は、降級前よりもいい成績を残してくれそうな予感がします。

 

 

 

 

 その決勝で2着。竹内選手を先に捲り切ったのが、本郷雄三選手(熊本・99期) 。これまた、楽しみな選手が出てきました!

 

             

 

 四日市出走は2回目。前回は、ついこの前の10月。このときはまだチャレンジ戦を走っていました。 ただ、99回生ですから、それが普通です。その四日市で3連勝。続く奈良チャレンジ戦でも3連勝し、 2班特進を決めたのが10月末特進初戦の別府では準決勝で、 優勝候補の山下一輝選手(山口・96期)を8番手から捲り追い込んで1着! いきなりの決勝入りを決めていました。

 

 「ダッシュ系ですね。捲りが多い?そうですね。(前検時点では、 逃:1 捲:14 BK:8)」

 「スタートで牽制して、前を取らされて捲りになることが多いですが、 そうなると先輩にも迷惑をかけますし…。もっと先行を増やさんとダメですね。先行を意識します!」

 

 今回予選は、前受けから7番手に引いての捲り追い込みとなりましたが、準決勝では、 ジャン前押さえ先行から2着に粘って九州ワンツー。優勝した山崎将幸選手を破っていました。「押さえて勝つのが理想」とも話していましたが、 準決勝では2着とは言え、その形で結果を出しました。

 

 「1・2班戦は、S級点を取るための通過点です」

 まだ特進3場所目。ですが、定期昇級を待たずに、来年早々にS級特進があっても驚けません!

 

 

 

 今回の決勝自力3車は、将来S級で何度も好勝負を繰り広げてくれそうな気がします。後々、 「ハイレベルな決勝だったな」と言われるレースになるか?今後に期待です!

 

 

 

 

 一方、残念ながら今節決勝シートを外してしまいましたが、来期初S級で注目の一車が、 紀井孝之選手(岡山・96期)

 

             

 

 10月広島では、二段駆けで竹内雄作選手を下し、今年2回目の優勝。四日市は今回が初出走でした。

 「ダッシュ系ですね。先行が多いのは、 こだわっていると言うより、自然とそうなっている感じです」

 「ただ、成績にばらつきがありますね…。末の粘りは悪くないんですが、 駆けるまでの脚の使い方が課題ですね」

 

 今回、初日特選では山崎将幸選手に捲り追い込まれて4着でしたが、奥平充男選手(京都・93期) とのモガキ合いを制してのもの。その特選後は「サドルを上げたけどスカスカしたので、準決勝では戻します」と。その準決勝では、 これまたモガキ合い!石田宏樹選手(青森・91期)を振り切り、乾庄平選手(滋賀・95期)を捲らせなかったものの、 ゴール前わずかに粘れず4着。連日の勝ち上がり戦は、厳しい戦いとなりました。

 

 師匠の筒井敦史選手(岡山・85期)は以前、 「弟子はみんな強い。自分が振り回されていますよ」と話していましたが、そのことを紀井選手に話すと、「いやいや、 自分の方が振り回されています!」と(笑)。

 いずれにせよ、そのくらい練習しているという証。来期は待望のS級戦です。

 

 

 

 そこに、同期の若松孝之選手(三重)も通りかかったので、 一枚お願いしました!

 

             

 

 96期の同期で、どちらも名前が『孝之』。“ダブル孝之”です!

 

 

             

 

 「地元だし、恥ずかしいレースはできません!」と気合い十分に話してくれた前検日。 予選では痛烈な中団捲り2着で、中部上位独占。番手から追い込んでアタマを取った西田潤選手(富山・63期)は、決勝までコマを進めました。 が、若松選手は準決勝で運行失敗に終わり9着敗退。来期は1・2班戦4期目。来年は、決勝常連になることを期待!

 

 

 

 立て続けに、96回生を取り上げましょう。相笠翔太選手(福島・96期) です。

 

             

 

 三重県は今回が初めて。1・2班戦に上がって、間もなく1年になります。

 「地脚系ですね。ダッシュはありません。(ダッシュは) 練習では付いて行けるのに、本番になるとイマイチですね…。1・2班戦ですか?ん~、全然勝てていないんで…」

 (もちろん“全然”なんてことはありません。ですが、本人の中では“全然”なんでしょうね)

 

 前検日の時点では『逃:6 捲:0 差:0 ク:0 BK:8』。 捲りに決まり手が付いていませんが…。

 「先行が基本ですけど、こだわってはいません。むしろ、 元々は捲りの方が多かったくらいです」

 

 今節は、初日と2日目に『HB』を取る競走。 決まり手を付けることはできませんでしたが、積極的な競走を見せました。

 

 ちなみに、keirin.jpに書かれているニックネーム『あいしょー』 は、「最近はあまり言われていません。学生のときですね」とのこと。でも、今度車券片手に金網越しに応援される方は、 ぜひ大きな声で呼んでみては!?

 

 

 

 さて、1・2班戦からもう一人取り上げましょう。西田大志選手(福岡・98期) です。

 

             

 

 チャレンジ戦を順調に2期で卒業し、今期から1・2班戦を走っています。三重には今回が初登場。

 「地脚系です。 先行基本に走っています」

 

 今期は決勝にも勝ち上がったりなど、1・2班戦でも十分通用するシーンを見せていました。が、 直前の広島では昇班以来初めてとも言える、3日間大敗(8・9・9)。

 その原因は、おたふく風邪。その様子は、 自身のブログ『たいちゃんのブログ』、11月16日付けにも書かれていますので、 ぜひご覧になってください。

 「おたふく風邪?そうなんですよ。びっくりしました!こんなに腫れるものかと。 もっと早くにかかっておけば(苦笑)。体重は落ちましたね…。その分、治ってからはガッツリ食べています!」

 「治った後は、ジムで今まで持ち上げられていたやつが、持てなかったんですよ。でも、 それも段々と持てるようになってきました」

 

 今節は、最終日の一般戦ではありましたが、逃げ切って1勝。しかし、 「まだ完全には戻っていないけど」と話していた中での今回。おたふく風邪前のことを考えれば、 いずれ上位戦線に定着してくるかと思われますので、ぜひ追いかけてみてください。

 

 

 

 

 では、ここからはチャレンジ戦出走選手を。まずは福田拓也選手(栃木・100期) です。

 

             

 

 “栃木の福田”…と言えば、そうです、その競輪一族です。 ちなみに拓也選手のお父さんは、福田篤司選手(66期)。そんな環境に育ったらしいエピソードが。

 「幼稚園のころから競輪選手になりたいと思っていました!でも、 本格的に自転車を始めたのは高校からです。中学には自転車部がなかったですからね」

 幼稚園のころとは、すごいですね。その前に、幼稚園で競輪選手という職業を知っている人は、 いないに等しいでしょうから。「普通、野球選手とはでしょう?本当にそう思っていたんですか?」と突っ込んでみましたが「はい、 本当に幼稚園からです!」とのこと。

 「じゃあ、中学は何部だったんですか?」と聞くと、これまた意外な答えが。 てっきり何かの体育会系かと思いきや…、

 「パソコン部です!ブラインドタッチですか?できません(苦笑)」

 あるいは、その中学時代に“勘ピューター”が鍛えられたのかも?いずれにせよ、念願かなって、 100回生一発合格だったそうです。

 

 「脚質はダッシュ系捲りが大好きです! 先行にはこだわっていません。でも、緩んでいたら行きますよ」

 

 ここに来る前は、決勝進出は外さないものの、優勝には手が届かないレースが続いていました。

 「優勝を意識しているつもりはないけど、決勝になると体が固くなっちゃう…。先輩からも 『そろそろ獲れ!』と言われています」

 

 その“そろそろ”が、今回となりました!決勝戦では、道中被る展開で、実況していた私は正直、 「もうダメだろう」と思っていました。ところが、4コーナー6番手からは、直線外めを鋭く伸びた白の勝負服! 一気に捕えてデビュー後初めてのVゴール。ゴール後は右手を何度も挙げて、喜びを表現していました!

 「栃木、福田」と言えば「拓也」。そう言われる日は、遠くはなさそうです。

 

 

 

 

 戦前の優勝候補筆頭は、井上将志選手(兵庫・100期)でした。

 

             

 

 何しろここまで5連覇。8月大垣初Vを含めると、 デビューから半年弱で優勝6回。今回も断然の優勝候補でした。

 

 「ここまで振り返って?成績はまとまっていますけど、内容はまだまだです。カマシても、 押さえ先行でもいいので、自分が最初に作戦を立てた通りにレースを動かせればいいんですけど」

 「特進?まだそんな力はありません。準決勝も、ここ最近飛んでいますしね(※立野注釈。「飛ぶ」と言っても2着ですが)。 落ちついて走れてはいるけど、もっと思い切って走りたいですね」

 

 今回決勝では、保科千春選手(宮城・100期)の突っ張り先行を、 一旦は捲り切ったかに見えましたが、そこから伸び切れずに4着。6連覇とはなりませんでした。

 

 今回100回生は4選手あっせんされていましたが、井上選手はその中では最年長の27歳。聞くと、

 「村田雅一(兵庫・90期)とは同級生なんですよ。 同じ高校の野球部でした。村田君が先に競輪選手になったのを見て、自分も目指しました」

 

 その村田選手はS級で活躍中。また、師匠の高城信雄選手からも 「早く上に上がらなアカン」と言われているそうです。同級生や師匠に早く追いつけるよう、これからも力走が続きます。

 

 

 

 

 今回決勝戦で、井上選手を苦しめ3着に入ったのは保科千春選手(宮城・100期)

 

             

 

 100回生も遠征がスタートしましたが、この保科選手は前回久留米ナイターが初遠征。 その久留米がデビュー初V、それも完全Vでした!(捲り、捲り、カマシ先行で完全V)

 「久留米まで行った甲斐がありました!ガッツポーズが出なかった?いや、ゴールしたときは 『ヤッター!』と言うより、『疲れた…』という感じでした(苦笑)」

 

 前回は九州へ、そして今回は中部地区初出走。ナイター連戦になりました。

 「ダッシュ系です。組み立ては先行主体には考えています。でも、 『勝ちたい』という欲が出て、捲りが多くなっていますね。なので、先行にこだわってはいません」

 

 前回久留米は完全Vでしたが、前々回いわき平の最終日も1着。そして今節は、予選・準決勝を捲り、 捲り追い込みで連勝。合わせて6連勝で決勝進出。

 その決勝では、正攻法からの突っ張り先行!井上将志選手に一旦捲られたかに見えましたが、 3~4コーナー踏ん張り切って、井上選手に踏み勝っての3着。地脚タイプのようなしぶとさも見せてくれました。

 

 あっ、前検日に、こんなことも言ってました。「成人式近いから、頑張ろう!」 ぜひこれからも頑張ってください!

 

 

 

 

 今節には、100回生が4選手参加していました。表原周選手(徳島・100期) も、優勝候補の一人でした。

 

             

 

 今回生の中でも、個性派とも言える選手。何しろ、 バック本数はゼロ!逃げの決まり手も、もちろんゼロです。デビュー前の資料にも「先行に興味はない」 と書かれていましたが、正にその通りの競走を貫いて、それでいて優勝も2回挙げています。

 「今期はバックを取らないレースをすると決めました! 『先行してもいいんとちゃうか?』と周りからは言われるけど…、でも、今期はバックを取らないと決めたので!前なら、 脚を使って位置を取ります。8割方、位置取りに脚を使っています」

 「ただ、戦法がハッキリしているので、逆に最近は戦いにくいですね…」とも。「今期は…」 とのことなので、来期はどうなのでしょうかね?

 

 今節は、予選は番手戦。連係が外れたものの、直線外鋭く伸びて1着。準決勝は前回りで不発4着で、 決勝進出には及びませんでしたが、最終日は捲り追い込みで1着。シリーズ2勝で締めくくりました。

 

 表原選手は、金網越しでも分かりやすいですよ。レーサーパンツのお尻の部分を見てください。 ハッキリと『周』と書かれているのが見えますから。ダイジェストでも分かるくらいです。今度見かけたら、 「しゅー!」と大きな声で応援してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

 さて、今回最後に取り上げるのはこの選手。阿部充宏選手(山口・98期) です。

 

             

 

 三重には今回が初登場。1月デビュー組ですが、途中夏場の長欠があって、 まだまだ本来の姿とはいっていないようです。

 

 決まり手は『逃:1 捲:1 差:2 ク:2 BK:5』となっていますが…

 「地脚タイプです。 レースは先行基本ですが、ケガをして休んでから、決まり手が右寄りになってしまいました… (右側に書かれている、差しとマークが多くなってしまった)。差しやマークは、飛びついてではなく、別線にハマってのものですね。 差しとマークの決まり手は要りません!

 …ということですので、これからは決まり手が左寄りに変わっていくものと思います!

 

 今回は、1・2班戦の決勝にも勝ち上がった、師匠の中村泰啓選手(山口・62期) と師弟あっせんでした。その師弟あっせんは「何回かあります」とのこと。

 阿部選手は選手になる前、小学生を対象に、陸上競技のコーチをしていたそうですが、 そこに師匠のお子様が入ってきたそうです。

 「師匠の子供を教えていましたよ。選手になるきっかけはそれですね」

 「だとすると、中村選手にとったら、阿部さんは弟子でもあり、先生でもあるんですね!」と尋ねたら、

 「いやいや、もうコーチは辞めました。最初のころは両方やっていましたが、時間がないので…」

 

 その阿部選手自身は、 高校時代にはハンマー投げをやっていたとか。ハンマー投げと聞いて、思い出す名前は…、

 「室伏(広治)さん?よく似てるって言われます!」

 確かに似ていますね。ぜひ皆さんも、金網越しにご覧になってください!そして、ご声援ください!

 

 

 

 

 さて、年内の本場開催もあと1節。 平塚グランプリシリーズと同じ日程で行われます。昼間は併売で、そして夜は四日市で、 存分にお楽しみください!併売では、西村光太選手、坂口晃輔選手、浅井康太選手に、どうぞご注目ください!

 

                   

             


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