四日市記念(56周年記念・夏乃陣)

こんにちは。谷友梨子です。

 

7月12日に開幕した「四日市夏乃陣 開設56周年記念競輪 泗水杯争奪戦」 を制したのは、小嶋敬二選手

2月の55周年に続き四日市記念連覇!完全Vという圧倒的な強さを見せてのものとなりました!

 

地元からは、岩見潤選手が決勝に進出!意外にも、 四日市記念は初優出だったとか。 4日間小嶋選手マークのレースで、 決勝では捲り上げる井上昌己選手をブロックしたこともあり、 7着と終わりました。

 

今大会、地元勢にとっては楽な戦いではなく、準決勝に進出したのは岩見選手を含め3名。

準決Cに乗った海田和裕選手は2着、 準決Bの上田裕和選手は3着と、惜しくもそれぞれ着が1つ足りず、決勝進出はなりませんでした。

 

ただ、上田裕和選手は自身初の準決Bまで駒を進め、 後日話を伺うと。

    上田裕和選手(三重・86期)

「初めて準決Bまで進めて、(今の僕にとっては)結果的には良かった。ただ、最終日(順位A) は海田選手に前を任されてのレースだったので、海田選手に1着をとってもらいたかったですね。 ドカンと先行して番手捲りを打ってもらう作戦だったが、うまく行きませんでした」と、残念そうな表情で話してくれました。

今後の目標について訊ねると、「もう一つ上のグレードのレースを走れるよう頑張ります」とのこと。

周りの先輩や本人の話によると、デビュー当時は本当に弱く…、「一年で選手をクビになるんじゃないか」 と心配されていたほどだったとか…。かし、 デビュー丸6年で準決Bまで進出できるほど力をつけてきました。上田選手の今後の活躍に期待です!

 

また、他にも地元の若手では、 91期の柴崎淳選手が今期初昇級。 初のS級戦が地元ホームでの記念となりました。 初日、 2日目となかなか思うようにはいかなかったものの、3日目、4日目と勝ち星をあげ、S級デビュー戦を終えました。

アマチュア時代から数々の大舞台を踏み、 普段から緊張しないタイプでひょうひょうとしている柴崎選手ではありますが、4日間ファンの期待の集まったこの地元記念。 2勝をあげて、ホッとしたのでは?

ただ、まだS級戦は始まったばかり、周りの期待はここに留まるところではないでしょう!

 

三重県には、上田裕和選手、柴崎淳選手以外にも、 これからどんどん上位で活躍の期待がかかる若手選手が多数いますので、ファンの皆様、ぜひ注目していってください!!

 

 

さて、今大会では、場内では様々なイベントも行われました。

伊藤克信さんによる予想会・大道芸・新生Bb☆Angelsのお披露目。

 

また、三重県支部選手会の協力によるローラーの試乗会にトークショーなど。

トークショー初日。

四日市ホームの中でも「トーク上手な」星野嘉寛選手 (左)・花村直人選手(右)が登場!! 舞台慣れしている二人(!)が会場を盛り上げてくれました!

 

二日目のトークショー。

「爽やかな若手」浅井康太選手(左)・ 柴崎俊光選手(右)が登場!!和気合い合いのざっくばらんなトークで、 その素顔を見せてくれました。

 

 

また、選手会主催の、クワガタ・カブトムシのプレゼントも大好評!

これは、四日市の「Mr.クワ・カブ」こと、 小谷文吾選手が大切に育てたクワガタ・カブトムシ、また小谷選手の意思に賛同した他県の選手、稲積秀樹選手(富山)、西田潤選手(富山)、 鈴木守選手(神奈川) からもご提供いただき(ありがとうございます!)、約150匹をファンにプレゼントしました。

小谷文吾選手 (真夏のリゾート地にいるような格好と空ですが、 練習が終わった後の競輪場での写真です、念のため…)

記念の前には小谷家に、地元の若手、浅井康太選手・柴崎俊光選手・伊藤篤紀選手が集まり、 一つ一つクワ・カブの梱包作業を行ったとか…。(お疲れ様です!)

 

 

「四日市夏乃陣 開設56周年記念競輪 泗水杯争奪戦」。台風で順延とはなりましたが、 前日に順延が決定されたことにより、ファンの皆様にも選手にも大きな混乱なく、全日程を終えることができたのは何よりです。

本場・場外へ足を運んでくださった皆様、またテレビ・インターネットでお楽しみいただいた皆様、 ありがとうございました!!

来年度は57周年記念と、待望のサマーナイトフェスティバルの開催も決定!また、 今年の4月からは、(記念などを除く)オールナイターの競輪場としても新しく生まれ変わりました。 今後とも四日市競輪をよろしくお願いします。


田中邦輝・62期(三重支部選手紹介 その3)

こんにちは。谷友梨子です。三重県の選手を紹介する「三重支部選手紹介」

   3回目は、田中邦輝選手(62期・四日市)。

 

 

 1997年に、奈良記念・地元四日市記念と、二つの記念競輪を制し、 長年S級で活躍している三重を代表する選手の一人。三重の新鋭、上田裕和(86期)、国広(89期)兄弟の師匠でもあります。

 普段は、何を訊いても冗談しか返ってこない田中選手。またこの前は、41歳の田中師匠が、弟子に 「膝カックン」をしている姿を目撃し…(笑)、やんちゃ坊主がそのまま大きくなったようなそんな人物です。

 

 しかし、バンクに入るとその表情は一変。近づきがたい雰囲気に。 バンクに響き渡る誰よりも大きな掛け声を出し、時には後輩に厳しい怒鳴り声を浴びせることも。

「俺が後輩を怒っても、俺は何にも得しないし嫌われるだけ。でも、 せっかく苦労して競輪選手になったんだから、強くなって、少しはいい思いもしてもらいたいし。一人くらい誰か厳しい奴がいないとね…。」と、 以前、そんな田中選手のつぶやきを聞いたことがあります。

 

 田中選手の師匠、星野嘉寛選手(49期)によると…。

「あいつが初めて俺のところに、「選手になりたいんです!」って来た時。(その時勤めていた) 会社の作業着を着てて。足はサンダル履き、頭はリーゼントみたいな何か変な髪型してたなあ。」

「さすがに、『選手になりたいんだったら、もうちょっとまともな身だしなみをしろ』って、 言ったんだけど(笑)」

「昼間に作業着でやってきたので、『おまえ、今日会社は?』と訊くと、 『今日の朝さっき辞めてきました!!』と、答えたのにはビックリしたよ!!」

 

「あいつは今まで自転車に乗ったことも無かったし、学生の時もスポーツなんかしてなかったから、 本当に一からのスタート。会社勤めのように、毎朝決まった時間に俺の家に出勤してきて、毎日、朝から晩まで練習して、一緒にご飯も食べて (星野選手の奥様が作って下っていたそうですよ!)、あいつが選手になるまで、ずっと一緒にいたなあ」

 まさしく、師匠と弟子の関係ですね。

         (写真右端が田中選手、 前列が師匠の星野選手

「選手になってからも、もちろん練習は一緒。その後、松岡彰洋(69期) と3人で練習することになって。昔は、『今日は天気もいいし、遊びにいこうか』なんて、3人で練習をサボった時もあったけど、 そのうちあいつらもどんどん強くなって。こんなじゃ駄目と、熱心に練習してたよ。」

「もちろん、今でも真面目。俺はたまに練習はサボるけど(笑)、 田中はきっちり休まずに練習に来るもんな。」

 

 と、ここまで、師匠の星野選手からの話ばかりになってしまいましたので (星野師匠ありがとうございました!)…、ここで、田中選手のコメントをいただきましょう!!

        「(師匠の話通り)その通りです!」

 と、予想どおり、短いコメントしかもらえませんでしたが、周りの選手からよく耳にするのが、 「田中は、あんな顔して(←私のコメントではありません、念のため…)、あんなふうに見えるけど、実はすごく優しいし、 面倒見もいいんだよな」

 

 以前に、四日市競輪で初心者セミナーがあった時、ゲストで登場してくれたのが田中選手。 ファンからの質問に、一つ一つ丁寧に答えていたのが印象的でした。

「<レーススタイルは?> レースでは、自分からは競りにはいかないけど、来られたら、 自分の位置はきっちり守りますよ」

「<アップ方法は?> とにかく人に話しかけられたくないので音楽を聴いてますね。<どんな曲? > ドリカムです。アルバムは全部持ってます(照れ笑い)」

ネットライブにも、ゲスト出演してくれました! 左端が練習仲間の古田義明選手・右端が田中選手)

田中選手200勝達成時には、古田選手が田中選手を連れて先行!! 「田中さんからの、無言の「先行しろ!」オーラを感じました…」とか…。

 

 二十歳の時、その日朝に会社を辞め、その作業着のまま師匠のもとへ弟子入り。 無謀とも思えるその行動、そして一からの自転車。

 しかし、その行動力・根性が、今の田中邦輝選手をかたち作り支えているのでしょう。

「田中さんね。前に、レースの帰り、少し年配の男性ファン達に囲まれて、 何かと思ったらサイン攻めにあってたんですよ。あの人はすごいです!」 (後輩談)

 

これからも、根性と気合、男臭さが魅力の、魅せるレースを!!!

 

選手への応援メッセージはコチラからお願いします!

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

http://www.yokkaichikeirin.com/player_hotel/message/index.php

      

 

 


プロフィール


カレンダー