渡辺一洋(静)セカンドV ・西塚弘記(三 )別層V(10/3~5) 

  こんにちは。谷友梨子です。

 

 10月から全国6場で開催されているレインボーカップ・ セカンドステージ。平塚、立川に続いて、三番目の開催はこの四日市競輪場で、10月3日~5日の日程で行われました。(四日市競輪場では初のレインボーカップ・ セカンドの開催です)

 各地からA級の上位陣が集まり誰が勝つか全く分からない、選手の言葉を借りれば、「予選から、 どこに入ってもメンバーキツイなあ~」という、混戦のセカンドステージ。この四日市のセカンドステージを制したのは、 渡辺一洋選手(静岡・72期)。

 先行した同県の後輩、片寄雄己選手(静岡・79期) の絶好の番手、捲る伊藤大理選手(長野・85期)を牽制し、ゴール前追い込んでの優勝! 完全Vでした!7月降級後初V、ラインで123。全ての賭け式が一番人気での決着となりました。

 優勝インタビューでは、「このメンバーでの優勝、しかも完全Vは嬉しいです。 前日からすんなり行けば優勝という予感はありました。レインボーファイナルも頑張ります」と話していました。終始、 渡辺選手らしい優しい笑顔と受け応えで、 ほのぼのとした渡辺選手の人柄が伝わってくるようなインタビューとなりました。

 12月5日からの豊橋競輪場のファイナルステージの特選スタートの権利も得た渡辺選手。 ぜひS級復帰目指して頑張ってください!

 

 

 そして今節、地元からは西川弘資選手(66期)と柴崎俊光選手(91期) がセカンドステージに出走したのですが、共に準決勝で敗退。決勝進出はなりませんでした。

 

 柴崎俊光選手は、「情けないですね…。また練習します。」と、 とても悔しそうな表情…。しかし、来期は初のS級入りも決まっていますし、この後行われた中部地区プロのチームスプリントでは、 浅井康太選手(90期・期は違うが俊光選手とは同じ高校の同級生)、弟・淳選手 (91期)とのチームで優勝も飾りました。タイムも1分15秒139と好タイム!

  

 俊光選手には、 このメンバーで寛仁親王杯に行きたいという目標もあり、これは期待できそうですね!  この3人は練習仲間で、師匠は同じ佐久間重光選手。仲間でもあり、 一番身近なライバル。切磋琢磨して、一歩ずつ上位を目指していきたいところ。

 

 少し余談になりますが…、よく選手の優勝時にはガッツポーズのシーンを見かけることがありますよね、 俊光選手には、こんな「ガッツポーズ」話が。

 俊光選手の初Vは今年3月福井。デビューしてから落車、 怪我などもあり、ようやく念願の初Vとなったわけですが特にパフォーマンスは無く、訊くと、 「(結果的に)差しで優勝したので。次回、自力で勝ったらしますよ」とのこと。

 ところが5月の観音寺、 捲って自力で2回目のVでしたが、ゴール後特に何も無く…?? 「いやあ、あれね、実は優勝したけどヘロヘロで…。 ガッツポーズする余裕も無かったんですよね。次回はどんな勝ち方でもしますよ」  なるほど、そんな時もあるのですね…。

 そんな中、デビュー初の優勝ガッツポーズはその2ヶ月後7月の富山。、 通算3回目のVでようやく笑顔のガッツポーズ!!キメてくれました!

 9月の大垣でも優勝し現在V4、 これからも強烈なダッシュを活かしたその走りで優勝を積み重ねてください。

 

 

 そして、ここでご紹介したいのが、石川の山本貴士選手(78期)。

  今シリーズセカンド予選は6着と勝ち上がりはなりませんでしたが、 一時は予選スタートまで落ち、今年の初めには(失礼ながら)セカンドステージに出場できるとは、 周りもそして本人も思っていなかったことでしょう。今年3月に、本当に久々に松阪で決勝(8着)に乗ったときには、 「決勝は参加することに意義がある」なんて、帰り際に言っていたくらいですから。

 

 「2年前の3月に豊橋で落車して、鎖骨・肋骨・肩甲骨の骨折。 膝の半月板も損傷してしまいその後ずっと練習も思うように出来ず成績も落ちて、 気持ちも萎えてきて。もう、選手を辞めようとまで思っていた」

 「そんな時、岐阜の廣岡勝行さん(47期)、 『バカタレ!そんなもんの1つや2つ、選手なら誰でも持っとるわ!』と一喝され、ハッと気づいた」

 そこから吹っ切れて変わったとのことで、気持ちを入れて練習し、 ちょとずつちょっとずつ成績も戻ってきて、今年3月久々に決勝へ。5月に今年初V。現在 今年の優勝3回。見る見る調子を戻してきました。今期このまま行けば、 初のS級の点も取れるとのこと

 

 奥様が四日市出身ということで、帰郷の際には山本選手も四日市へ。 同期の鈴木幸紀選手(三重)と仲がいいこともあり、四日市バンクで練習する姿も見かけることが。 プライベートでは、お家で得意の「煮込みハンバーグ」も作るという、家族を大事にするパパ。 家族の為にも頑張れ!山本貴士選手!!

 

 

 そして、別層トーナメントでは、地元の西塚弘記選手が見事V

 決勝は、さすがに本人も「ヤバイ!」と思ったという、 テレビ画面にも映っていない2コーナー9番手からの怒涛の捲り追い込み!果たして届いたのか、 届いていないのか??西塚選手も分からないまま敢闘門に戻ると、仲間から「2着や2着!」と声を掛けられ…。実はみんなは1着(優勝) だと分かっていながら、わざとそんなふうに言ったようです(笑)。

 以前はS級にも在籍していた西塚選手ではありますが、近況は前検日検車場で会っても「調子はあまり… 」という会話が続いていました。ところが、今年6月に松阪で会った頃から、「練習もしっかりやってます。 調子も上がってきてますよ!」と、明らかに、以前とは全然違う明るい表情とコメントに変わってきたのです。

 また、今節の前検日もとにかく気合が感じられ、「優勝したらBBスタジオに出演しますよ! 次回は、前半ではなく、後半のレース(レインボーセカンド)に出ます!」 という頼もしい話まで飛び出していたくらい。  

 公言どうり見事優勝して、このスタジオに出演となったわけですが、「別層トーナメントではあるけど、 優勝は優勝。これをきっかけにもっと頑張りたい」と話していました。 とにかく久しぶりの優勝で本当に嬉しそうな表情をしていた西塚選手。このVは大いに励みになるのでは!!また、 優勝しての出演お待ちしています!

 

 

 さて、 それでは今シリーズもBBスタジオに出演してくれた地元選手をご紹介します。

 

 初日出演 花井良浩(はない よしひろ)選手 (57期)

 とにかく「暑がり」。夏場宿舎で同部屋になると冷房の温度が低くなるので、 周りの選手は迷惑するとか(笑)。成績も夏場より冬場のほうがいいそうです!?近況は練習にウェイトを取り入れ、 減っている先行回数も、これから徐々にではあるけれど増やしていきたいとのこと。なおこの後も、 「ジムへ行ってウェイトしてきます!」とのことでした。

 

 2日目出演 花村直人(はなむら なおと)選手 (71期)

 三重の若手はイケメン選手揃いですが、元祖イケメンレーサーといえば、 花村選手!!本人は、「元祖」というところにかなり引っ掛かりを持って不満そうでしたが、もちろん38歳の今も男前です!  花村選手は、四日市のムードメーカー。花村選手がいるだけでいつも笑いが。場がパッと明るくなります!

 

 3日目出演 高谷進太郎(たかや しんたろう)選手 (85期)

 以前は「追い込み宣言」をしていた高谷選手ですが、近況は 「レースの流れに応じて、逃げも捲りも出します。もちろん追い込みの戦いも。『両』 というところでしょうかねえ」とのこと。  高谷選手は、5才と4才の女の子のパパ。 たまたま次の日がお嬢さんの運動会で、「実は僕も綱引きに出るんですよ」と。(後日訊くと、優勝だったそうですよ!)  

 

 そして、 10月10月四日市競輪場で行われる中部地区プロの案内に、佐久間重光選手(41期)も登場!

 

 ご存知、三重の支部長佐久間選手。選手として、 また支部長としての公務と、多忙な毎日。この日は公務だったので、ワイシャツとネクタイ姿です。「最近は、ファンの方にも『支部長!』 と声援をもらうことがあって」と苦笑。 四日市・松阪と「三重を良くしよう!」と奔走する、とにかく妥協の無い、熱い支部長・ 佐久間選手です。

 

 次回は、10月10日四日市競輪場で行われた中部地区プロの模様をご紹介します!

 

 


「塚本貴雄V(岐阜・70期)9/25~27」

 こんにちは。谷友梨子です。

 四日市競輪ベイサイドナイトレース、9月2回目の開催はFⅡ戦、 9月25日~27日の日程で行われました。

 

 初日は「中秋の名月」、また最終日は「満月」と、 まさに美しいを望みながらの今シリーズ。このFⅡ戦を征したのは岐阜の70期・ 塚本貴雄選手

 決勝戦終了後、偶然にも塚本選手の口から飛び出した言葉が、「僕、四日市にはツキがあるんだよね!」でした… (本当の話です)。

   (優勝後、検車場で)

 「四日市には、何か僕に味方してくれるツキがあるんだよね。これで、四日市では優勝3回目(A級) だし。ただ過去には、決勝2着が2回と悔しい思いもしてるけど…。」

 

 その悔しい決勝2着・2回のうちの1つが、 前回今年5月の四日市

 ホームからカマした熊本の90期・ 服部克久選手マークのレースで、塚本選手は絶好の番手でしたが、内をすくって追い込んだ戸ノ下太郎選手 (東京・76期)が1着。塚本選手は2着と終わりました。

 

 決勝戦終了後、検車場を訪れると、検車場から少し出た暗い渡り廊下のところで、 帰り支度をしている塚本選手の背中が…。声をかけようと思ったのですが、明らかに沈んでいる様子が背中からも伝わってきたので、 「お疲れ様でした」とだけ言って通りすぎようとしたところ、その背中から声が。

 「悔しいし、情けない。とにかく服部君に申し訳ない。 他地区の僕が後ろにもかかわらず、あんなに気持ちよく先行してくれたのに…」と、 私に話しかけながらも顔を上げることはなく、自転車を一心に見つめながら、強く自分自身を責めていました。

 後日話を伺うと、「あの決勝(の後)は、ずいぶん引きずりましたよ」とのこと。

 

 そして、それ以来の四日市が今回のシリーズ。

 初日特選はラインの4番手のレースで7着。 直前の豊橋の決勝で接触があり、自転車が故障。仕方なく、 今年の前半に使っていた自転車を持ってきたそうですが、「伸びはあまり…。でも、今年の前半、 僕の為に頑張ってくれたフレームだし、8月の奈良の準決1着(会心の捲りを放っていた!)もこのフレーム。だから大丈夫だと思う」

 その言葉どうり、 準決勝では11秒4の、今節の一番時計で捲って1着。 若手機動力タイプ2人が相手なうえに中部2車。決して楽なメンバーではありませんでしたが、決勝に駒を進めてきました。

 

 そして迎えた決勝戦。細切れの4分戦。 塚本選手は小堺浩二選手(石川・91期)に前を任せてのレース。最終バックでは7番手でしたが、 3コーナー空いた内をすくって、後ろを3車身離しての圧勝。7月の大垣以来、今年2回目のV。また、 前回の四日市決勝2着の、悔しい思いを晴らすこともできました。

(この自転車が塚本選手の為に頑張ってくれました!)

 レース後、「ツイてた!」という塚本選手に対し、横にいた同期(大阪・70期) の三宅弘一選手に、「でも、あのコースを踏むのには脚がいるよ」と言われ、 ニッコリと嬉しそうな表情も見せていました。しかし、「小堺君が外を捲っていってくれなければ、内は空かなかった。 この優勝は小堺君のおかげ。」と、小堺選手の健闘を称えていました。

 

 塚本選手は、1971年生まれの36歳。しかし、写真を見てお分かりのとおり、 どう見ても36歳には思えません、もっと若くみえますよね!顔も童顔だし。

 趣味の1つが、「ブラブラといろんなお店を見てまわること」 だそうで、この開催前にも、「名古屋の大須商店街にいってきたよ」とのこと。この 「大須商店街」は個性的な店が立ち並ぶ、下町風情漂う何でもありの商店街。「古着とか、ガラクタとか、 そんなのを観て歩くのが好きなんだよな~」とオシャレな一面も。

 

 そういえば、塚本選手の洗濯物入れは、オシャレでした!選手は開催中の洗濯物を自分で洗います。 たまにスーパーの袋に放り込んで、そのまま持ち歩いている選手も見かけますが(それはそれで私は好きなんですが・笑)、 塚本選手はストライプの巾着のような布袋に入れていて、「それ格好いいですよね!」と言うと、「これ○○のブランドやねん」 とタグを見せてくれました。もしかしたら、これも、ブラブラ歩きの買い物で見つけた掘り出し物かも??

 

 さて、塚本選手の次走は青森のレインボーカップセカンド。 来期は1年半ぶりのS級復帰も決まっています。8月の奈良あたりから調子も上がってきたということで、 塚本選手の今後の走りに注目してください!

 そして、「四日市にはツキがある!」ということですから、 ファンの皆様、お忘れなく!! 

 

 

 さて、それでは恒例となりました、 今シリーズBBライブスタジオに登場してくれた地元選手をご紹介しましょう!

 

 初日ゲスト 太田雅之(おおた まさゆき)選手(86期)

 9月24日で太田選手もついに30歳!おめでとう!!(写真は、指で、30と作ってます…)  若くみえますが、こうみても1歳2ヶ月の女の子のパパです。先日、名古屋競輪場で発走前に、 「四日市見たぞ~!」と、前回のスタジオ登場を見たお客様から声援をいただいたそうです!

 

 

 2日目ゲスト 萩原大(はぎわら だい)選手(86期)

 前回の開催では、お父さんの誠選手(40期)に登場してもらいました。 叔父が萩原操選手で、 おじいさんも競輪選手という3世レーサーにあたる大選手。デビュー当時は、記者さんに訊かれるのもそのことばかりで、 「とにかく早く勝って結果を残さなくちゃいけない!」と焦っていたと、そんな話も聞かせてくれました。 

 

 

 最終日ゲスト 山崎吉晴(やまざき よしはる)選手(56期)

 以前に比べると自力の決まり手が明らかに増え、現在、[逃2・捲3・差1]。「基本は、 自力もある追い込み屋ですよね??」と訊くと、「いえ自力です」とキッパリ。予選や敗者戦では、自力をどんどん使っていくとのこと。    愛知から三重に移籍して、早くも12年が経ちました。

 

 

 次回の四日市競輪は、 10月3日からレインボーカップセカンドステージが行われます!ご期待ください!


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