2/21~23 中日スポーツ賞(FⅠ)を終えて。

 こんにちは。実況の立野純です。

 今年度からスタートした冬季ナイターも、今開催でひと区切り。 次節は春の足音が聞こえてくる3月開催。でも、まだ3月中旬の開催では、寒さも残っていますかね。

 

 さて、今節は冬季ナイターとは言え、前検日から暖かい気候に恵まれ、「もう春かな」 と思ってしまうようなコンディション。冬季ナイター期間中は、選手もパンスト着用が認められていますが、「今回は必要ないですね」 という声ばかり。売店でもパンストを販売していますが、 今回の前検では一足も売れなかったそうです。

 そんな中、初日・2日目のレースが無事終了。気温も1レースのころが12~13度、 最終レースでも7~8度はあるコンディション。風も1メートルを切る穏やかさ。風の弱い日が続くなんて、四日市にしては珍しいことです。

 

 …と思って迎えた最終日。前2日間の反動が、一気にやってきたのです! 序盤戦までは、細かい雨が降ったりやんだりの、よくある光景でしたが、雪が降り始めたのは中盤戦から。最初は「まぁ、 積もることはないだろう」と思ってました。時折、小降りにもなっていましたし。

 それが後半になってくると、「時折小雪」が「常時普通の雪」に変わり、バンク内の芝生も白色に。 終盤には、雪の勢いも増してきました。

 

           

                                   (実況席より)

 そして迎えた11レース、S級特秀。実況で、「勝負服の色が分からない」 という経験を初めてしました。

 ホームから2コーナーまでは判別可能でしたが、バックから3コーナーでは、肉眼ではお手上げ状態。 ただ、展開がごちゃつくことはなかったので、無事ゴールまで追うことができました(正直、ホッとしました)。

 その11レースは、地元の⑦柴崎淳選手(91期)と、 茨城の⑧牛山貴広選手(92期)の2分戦。後ろ攻めから、早めに押さえた⑧牛山選手の先行。 これをバック7番手から⑦柴崎選手が捲り追い込んで、力の争いを制しました。実況という立場上、 レース後に談話をとることはできないのですが、選手はさぞ大変だっただろうと思います。もしよかったら、決勝戦と合わせて、 2/23のレースダイジェストをご覧になって下さい(決勝戦も、かなり厳しいコンディションでした)。

 

 翌日(王座戦最終日の場外発売日)、改めて競輪場に来ましたが、午前中はまだ芝生に雪が残っており、 2コーナー付近は凍結しているようでした。四日市には融雪装置が付いています。レース中はそれを稼働させていますが、 開催終了後は止めますので、夜中のうちにこうなったのでしょう。当然、バンク練習する選手の姿はありませんでした。

 

           

                     (翌日、2センター付近より)

 

 さて、今回前検日に収めた写真から1枚をピックアップ。同期(82期)の練習仲間、 板橋常晶選手(岐阜)と、松崎貴久選手(富山)。 ホットコーヒーで乾杯です。

             

                  (左: 板橋常晶選手、右:松崎貴久選手)

 

 2人とも、 ご存じ「闘心會」で、日々汗を流しています。ともに若いのですが、板橋選手は「闘心會の重鎮」 と呼ばれているとか。聞くと「闘心會の中では、僕が一番年上なんですよ」と。ちなみに板橋選手は34歳。 それだけ若い選手が集まっているのですが、この前検日は、松阪チャレンジ決勝で、同じグループのさらなる若手、森川大輔選手(岐阜・92期) の2班特進がかかっていた日。その結果も気にしているようでした(結果は3着。特進へは再チャレンジとなりました)。

 今回は、松崎選手が決勝に進出。昨年後期からの躍進は目覚ましく、9月一宮を皮切りにV3。本人は 「全て運ですよ」と謙遜ぎみでしたが、運だけでは一期に3回も優勝できないでしょう。富山から冬季移動で、闘心會で練習していますが 「練習環境はとてもいい。地元バンクはまだ使えないので、3月までは闘心會で練習する予定です」と(ご本人曰く 「闘心會富山支部」だそうです!)。今後は、さらにワンランク上のステージでも、 期待される選手の一人ではないでしょうか?

 

 さて次節は、平成19年度最後の開催です。次回もFⅠ戦。ぜひ本場、場外、電話・ インターネット投票で、お楽しみください。


水谷弘泰さん(三重・52期)、引退のご報告・ご挨拶のご案内

 ファンの皆様にご報告とご案内です。

 四日市競輪場をホームバンクとし、25年間活躍されました水谷弘泰さん(52期) が、持病の腰痛が悪化し、ファンの皆様の期待に応えることができないということで、 2月15日をもって引退されました。

                 水谷 弘泰

 つきましては、以下の通り、引退のご挨拶がありますので、 ファンの皆様、ぜひ本場にお運び頂きまして、水谷弘泰さんに最後に暖かいご声援をお送りください!また、 インターネットライブではこの模様を中継致しますので、そちらの方もご覧ください(FⅠナイター初日)。

 

<水谷弘泰さん 引退のご挨拶>

1) 日時  2月21日(木)第9レース締め切り後(18時51分頃から)

2) 場所  四日市競輪場内 Bbライブスタジオ(北門近く)

            

 

 また、ファンの皆様からの水谷さんへのメッセージもお待ちしております。

 


2/13~15 三交パルック杯(FⅠ)を終えて

 こんにちは。実況の立野純です。

 

 昨年12月から2月までは、「冬季ナイター」 の位置付けで実施されています。通常シーズンとは異なり、選手紹介時には、 ウオームスーツを着用したり、 パンスト着用が認められていたりしています。実況席からは、 さすがにパンスト着用しているかどうかの見分けはつかないので(肌色限定ですので)、ぜひ本場へお越しの方は、 その辺りも金網ごしにチェックされてみては?

 その冬季シリーズも、あとわずかとなりました。日本列島各地で雪のニュースが流れていた中、 幸いここ四日市は、開催に影響が出るような積雪もなく、無事今節を終えることができました。積雪には至らなかったものの、 初日の10レースは雪の中でのレースにもなり、このときばかりは、金網党のお客さまも、館内のモニター観戦だったように思えます。

 

 さて、今シリーズのS級戦は、ズバ抜けた優勝候補は見当たらないものの、自力型に加え、 実力ある追い込み陣も充実したメンバー構成となりました。

 そんな中、ここでは諸橋愛選手(新潟・79期) をピックアップしてみようと思います。

                             諸橋 愛

 直前の奈良記念は追加でしたが、その前の競輪祭では3日目に落車。そのことについて尋ねると…

 「ケガの方はまったく問題なかったので、追加を受けました。心配だったのは、レース勘だけ。ただ、 そのレース勘も、日に日によくなっていきました」

 とのこと。現に準決勝Aでは、飯嶋則之選手をさらに強襲していましたしね。四日市に入る前も 「変わらず順調です」と、明るい表情で取材に応じてくれました。

 今シリーズの特選には、関東地区の自力型が不在。 前を回ることになった太田真一選手も、聞くと「もう追い込みをベースにやっています。 先行はハナから考えていませんよ」と。

 その特選では、太田選手が少し浮きぎみにはなったものの、直線鋭く突っ込んでの3着。レース後、 検車場でお会いすると、伸びにはマズマズ納得しているような表情でした。準決勝は、練習仲間の後輩、 中山健選手のマークを死守。西村豊選手に捲られたものの、萩原操選手をはばんで2着。 インタビュー収録前には、自分のことより「後輩のおかげですよ」と、中山選手をねぎらってました。

 決勝は再び太田選手マーク。その太田選手が、坂本亮馬選手の3番手から切り替えての捲りで優勝。 諸橋選手は2着で、シリーズを終えました。

 

 今節は、結果的には未勝利には終わりましたが、3日間通して車券には絡み、 存在感はバッチリ示してくれました。この後は、東王座、ダービーも待っています。その前には、川崎FⅠも入っていますね。 7月の四日市サマーナイトフェスティバル出場には、「優勝」の2文字が必要。そのためには、 一本決めてもらわなければいけませんね。期待しましょう。

            優出インタビュー収録時

 実は私、今は四日市担当ですが、実況デビューは弥彦でした。そんなこともあり、 新潟の地には思い入れもあります。弥彦で仕事をしているとき、オフの日を利用して弥彦山に登ったこともあります。 頂上までは1時間ほどかけて登ったような気がします。そのことを諸橋選手に言うと「僕も登ったことありますよ。頂上まで、 早歩きでだいたい30分くらいですかね」………やはり、私のような凡人とは、脚力も心肺機能も違うようです! (比べる方が失礼ですね)

 

 さて次節は、東西王座戦より一日早く開幕するFⅠナイターです。王座戦の準決勝をチェックした後は、 四日市決勝のご投票もお忘れなく!

 

 


山口泰生V(岐阜) 2008年2/1~3

  こんにちは。谷友梨子です。

 今シリーズは、FⅡ戦「第3回ベイサイドナイトレース杯」が、 2008年2月1日(金)~3日(日)の日程で行われました。

 

 今大会の覇者は、岐阜の山口泰生選手(89期)

       

 昨年の7月に初昇級。今期から降級となりましたが、来期のS級の点は取れているそうです。 昨年後期S級では5勝、11月の一宮記念では、準決勝Aまで駒を進めていました。前検日には、 「S級とA級とでは、トップスピードと、バックからのスピードが違いましたね。S級は、バックからスピードが上がっていくんですよ」と、 山口選手。

 

 直前の地元岐阜戦では完全V。そして、 この四日市と2場所連続Vを飾りました!!         

 優勝インタビューでは、「四日市に来る直前に少し体調を崩し、体重が2キロ落ちてしまいました。 調子は良くは無かったけど、今回は気持ちで走りました。A級では勝ちにこだわるレースをしています。S級では、 飛びつき8割・捲り2割くらいでしたが、A級では展開に応じて何でも、 前なら捲りも考えてやっていきます」

       優勝後、検車場で

 

 「練習グループの闘心會では、 今まで優勝してなかった人も優勝して(前検前日に、宝満大作選手がA級初Vも達成して、 祝勝会もあったそうですよ)、雰囲気も良く、みんなまとまって頑張っています。6月まではA級ですが、一戦一戦大事に走ります。 S級に復帰したら、記念の決勝に乗れるよう頑張りたい」と、 最後には頼もしいコメントも残してくれました。

            

  四日市は、初めて完全Vを達成したバンク(2005年11月・FⅡ)でもあり、 印象もいいようです。

 

 さて、その決勝ですが、ラインは、 大江美行選手(愛知)・長尾博幸選手(滋賀)・村田雅一選手(兵庫)小宮剛選手(東京)と、 4つに分かれての戦い。人気は、大江選手マークの山口泰生選手に集まっていました。

 まず、意外にもスタートを取ったのが長尾選手。 赤板過ぎに村田選手が前を押さえ、 ジャン過ぎに大江選手がゆっくりと上昇しましたが、最終ホームで、長尾選手がカマシ先行。 大江選手は叩かれ、マークの山口選手がすかさず捲り気味に追い上げ。直線で、番手から一気に追い込んだ山口選手が優勝!

 2着には8番手から捲り追い込んだ小宮剛選手3着にはそのマーク小峰一貴選手が続いていました。

 

 

 逃げた長尾博幸選手(87期)4着

 レース終了後は、「スタートを取ったのは、他のラインはみんな捲りたいだろうと思ったから、 僕が前を取ってそこからと思った。それにしても、僕は病気ですね~苦笑(先行病!)。スキがあれば、 (勝ち負け度外視で)行ってしまう。特に、今回は調子が良かったので、(余計に)身体が反応してしまった…」と、がっかりした表情でした。

 

 

 この長尾選手とは別れて、近畿別戦勝負を選択したのが、 村田雅一選手(90期)

            

       12月の高知では、 決勝2着(8分の1輪差)。 初V目前でした。

   「先行しそうな雰囲気のあった大江選手の番手で粘ろうと思ったが、長尾選手がカマしていったので慌ててしまいました…」とのこと。 出脚を生かしたカマシ・捲り・飛びつきと、何でも総力戦で臨んでいる村田選手。今シリーズも初日は捲り、 準決勝ちは飛びつきと、俊敏に立ち回っていました。

 

 

 そして、地元ホームの森哲也選手(59期)5着と終わりました。

            

 中部ラインの3番手のレースでしたが、山口泰生選手から離れてしまい…。  前回のこの四日市戦では優勝も飾っていましたが、連覇ならず。レース終了後は、アンダーシャツのまま長い間、 他県の選手と決勝戦につぃて回顧する姿がみられ…とても残念そうな表情でした。

 

 

 カマされた大江美行選手(88期)は、 「ジャンで押さえて先行しようと思ったが、長尾選手を見過ぎてタイミングを逸した。長尾選手が一気に行ったので慌ててしまった。 落ちついていれば3番手があったのに…」と、重い口を開いてくれました。レース後の足取りも重く、 検車場内にある売店のイスにどっかりと腰を落とし、気持ちも身体も疲れているようでした。

 ただ、前検日には、以前からずっと悩んでいたセッティングがようやく合ってきたと話してくれ…。

   前検日の大江選手

 大江選手が右手に持っているのが、 選手たちがハンドルやサドルのセッティングに使う「六角レンチ」。大江選手は 「いじり棒」と呼んでいて、後輩の富安保充選手によると、 「大江さんはいつもいじり棒を片手に持ってるんですよね」との話。 

                     

 同県の後輩、 富安保充選手(91期)。「次回の三重戦では頑張ります… 」と、 帰りに宣言

 

 それだけセッテイングに悩んでいた大江選手の様子がお分かり頂けるかと思いますが、 ようやくそれが合ってきたようで、「今年に入ってから感触がいい」と話していました。 今年初戦の岸和田では、2連勝で決勝へ、直前の久留米では優勝も飾っています。

 次走は、地元名古屋戦。気持ちを立て直し、今年2回目のVを、ホーム戦で狙っていきたいところです!

 

 

 さて、チャレンジレース決勝では、 93期の新人、西谷岳文選手(京都)が優勝!

       優勝後、検車場で

  

 ご存知、長野五輪のスケートショートトラックの金メダリスト。デビュー前から注目を集め、 デビュー戦の地元向日町戦では、地上波のカメラも入り取材陣に多数囲まれていたとか。その注目の決勝は、内に包まれ5着。 デビュー2戦目は決勝5着と、まだ優勝がなかった西谷選手。

 3戦目になるこの四日市では、 今まで優勝が無かったのが不思議なくらい連日圧倒的な強さを見せて完全V!決勝では、 後ろを大きく突き放し、デビュー初Vを達成しました!

 レース後に話を伺うと、「注目されてプレッシャーはありますが、 でもそれは有り難いことです。ナイターは初めてで普段とは違い戸惑いもありましたが、 四日市は初Vも達成できたし良い印象を持つことができました、もっと練習して、これからも一戦一戦、先行で頑張っていきます!」と、 精悍な顔つきで話してくれました。

 今シリーズは完全V。次回からは、特別昇班の期待も掛かっていきます。期待の新人西谷選手が、 本格的に動き始めました!

 

 

 そして、今回このチャレンジレースには、デビューしてから負け知らず、2場所連続完全Vを達成し、 今節特別昇班なるかと注目が集まっていたのが、滋賀の新人、 水谷好宏選手

            

小さい頃には空手で8回の全国制覇も。でも…、競輪学校の腕相撲大会は弱かったとか… 。

 前検日には、「特進は、自分ではプレッシャーは無いけど、みんなに訊かれるので…。ダッシュ型で、 今後の課題はスピード地脚。トップスピードをいかに持続できるかですね」と話していました。

 予選は一瞬ヒヤッとするシーンもありましたが、落ちついて立てなおし1着クリアー。しかし、 準決では捲り追い込まれ4着と敗退。特別昇班はなりませんでした。しかし、最終日にはきっちりと勝ち星を挙げ、 次回に繋がるレースを見せていました。次走にも注目が集まります!

 

 

 それでは、 今シリーズもBBライブスタジオに登場してくれた地元選手をご紹介しましょう!

 初日登場    籔本賢一選手(51期)

           

 昨年の12月に、次女・真優(まひろ)ちゃんが誕生。「長女ももちろん可愛いけど、 年の離れた次女なので、もう可愛いくって」と、メロメロだった籔本選手。「そのぶん、やはり、練習にもレースにも気合が入りますね」 とのこと。

 

 2日目登場   上田国広選手(89期)

            

 念願の来期S級の点も取れました!来期「練習仲間のS級の先輩を引っ張ることになったら?」 という私の問いには、「先輩に言われたとおりに走ります!!」との答えがっ! ←練習仲間の先輩に、 この部分をコピーして、渡しておくことにします…(笑)

 

 最終日登場   野呂尚選手(48期)

           

 総勢18人「高岸ファミリ-」の,練習グループのリーダーです。昨年4月に、400勝を達成! その時に、練習仲間がお金を出しあってくれて、「400勝」と刺繍の入ったレーサーパンツやシャツなどをプレゼントしてくれたそうですが… 「あまりに派手で履いたのは1回くらい…」とか。←今度、カメラに納め、披露しますね!

 

 次回の四日市競輪は、2月13日からのFⅠ戦です。次回もご期待ください!


 



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