こんにちは。 BBライブスタジオ担当の谷友梨子です。
四日市競輪の今シリーズは、F1戦「桜祭賞」、2008年4月19日(土)~21 (月)の日程で行われました。
今大会を制したのは、今シリーズ抜けた存在、 連日圧倒的な人気を集めていた後閑信一選手(東京・65期)。 連日、後閑選手が登場すると、「後閑~!頑張れ~!」という声援と共に、金網越しにはたくさんのお客様が集まっていました。
決勝は、6番手からカマした山口貴弘選手(栃木)マークの競走、 最後は車間を切って万全の態勢。山口選手の粘りも強靭でしたが、ゴール寸前捕らえて今年初優勝を飾りました。
優勝インタビューでは、「遅くまで待ってていただいて、 ありがとうございます。(昨年、京王閣優勝以降)ふがいない成績が続いていましたが…」と後閑選手が話すと、お客様から「いや! あんたはエライ!!」と、大きな声援が。
「決勝戦は、山口君がホームから仕掛けてくれたので、道中余裕はありました。 何とか残そうと思ったけど、直線は予想以上に残ったので、抜けるかどうか心配でした。連日、大きなご声援をいただきながら、 2着2着のふがいない成績でご迷惑をおかけしました。今度来た時には、1着取って皆さんに儲けてもらえるよう頑張ります。 これからも一戦一戦、真剣に頑張りますので、応援よろしくお願いします」と、たくさんのファンの皆様に応えていました。
その後、ユニフォームと花束プレゼントのファンサービス、 そして通常ならここで選手退場となるのですが、後閑選手が、「すいません!もう一言いいですか?」と、再びマイクを持ち、 「さっき言い忘れましたが、この優勝で、四日市のサマーナイトフェスティバル(7月開催) に出場が決まりましたので、また応援お願いします!」と話し、会場のお客様から、さらに大きな声援・ 拍手を受けていました。
質問には丁寧に、また自分の競走に対する考えをきっちりと話してくれる後閑選手。
初日特選は、先行した飯野祐太選手マークから追い込みましたが、 外から伸びてきた北野武史選手が1着。後閑選手は2着と終わりましたが、「僕の仕事は、頑張ってくれた自力選手を、 少しでもいい着に残すこと。お客様には申し訳なかったけど、今日は自分の仕事をしただけ」と、キッパリ。
また、少し前の話にはなりますが、 今年の競輪祭で南修二選手(大阪)が、 後閑選手に競りかけてきたことについてどう思ったか以前訊ねた時は、「(南選手が追込みとして名を売る為に)自分が使われたとは思ったけど、 自分は競りは嫌いではないから、受けて立つだけ。また、彼のその後の競走を見ていたら、ちゃんと番手に競る競走をしていたし、 一貫制があるならいいことだと思う。彼も、これからそういう競走をしていくなら、どこかでそれをアピールする機会が必要ですからね」と、 話してくれたこともありました。
次走の四日市戦は、7月のサマーナイトフェスティバルとなりそうです。 優勝インタビューに集まってくださった四日市のファンの皆さんも楽しみにされているのでは?3ヶ月後のお越しをお待ちしています!
さて、少し余談(?)にはなりますが、 後閑選手を色でイメージすると、皆さん何色を想像しますか??
この写真を見ると…、何だか誘導尋問のようですが(!)、やはり「黒」 と答える方が多いのではないでしょうか??
前検日の後閑選手は、日焼けした肌を全身黒ジャージに包み、違う色と言えば、正に白い「目」と「歯」 だけ?!おまけに、自転車を入れるハードケースも黒!まさに「黒光り」していました(笑)。
後閑選手のハードケース。写真では分かりにくいですが、 顔が映りこむくらいのピカピカの黒です!
黒はラッキーカラーというわけではないけど、「好きな色」だそうですよ。 まさに後閑選手にぴったりです!
そして、今シリーズの「オレンジ」と言えば、 この鮮やかなオレンジ色の自転車の持ち主、北野武史選手(石川・78期)。
別名、「オレンジ部隊の隊長」!!
以前、北野選手が自転車整備しているすぐ近くで、別の選手が似たようなオレンジの自転車の整備をしていたのですが、北野選手に、「あ、同じ色ですね~」と言うと、「向こうが俺の真似したの (←ちなみに冗談)。オレンジ部隊の隊長は俺だから」と、返答が。
今回、前検日お会いした時に、「オレンジ部隊の隊長!」 と声を掛けると、本人はそんなことはケロッと忘れていて、「俺、そんなこと言ってた?馬鹿なこと言ってたね~。ハハハッ!」と、 北野選手らしい豪快な笑い。(ちなみに、北野選手は、とても歌が上手そうな!?美声の持ち主です…)
なお、今年5月には高松宮記念杯が控えていますが、 意外にも初参戦!それ以外には全てのビッグレースに出場しているのですが、高松宮記念杯だけがまだで、「そうなの!これで、 僕の中ではグランドスラム達成!ハハハッ!」と、またまた美声を響かせ豪快に笑っていました。
最後には「よ~し!頑張るぞ~!」と、とても明るい表情だった北野選手。
そんな北野選手からは、今シリーズ2度のガッツポーズが!
初日特選は、直線真ん中いい伸びを見せて、 後閑選手を交わして1着!ゴール後にはガッツポーズ!実は今年の初勝利!!
初日特選が終わった後、
検車場で
レース後、「やりましたね!」と声を掛けると、 満面の笑みとガッツポーズを見せてくれました。
前検日から、近況の成績については、 「脚的には問題ないんだけどねえ…」と、顔をしかめていた北野選手。初日のレースとはいえ、このメンバーでの1着、今年初白星。 手が挙がっても不思議はありません!
準決勝は5着と終わりましたが、 最終日は3番手から鋭く伸びて1着!ここでも、またガッツポーズが!
どの選手に訊いても「1着は本当にいい薬になる」とみんな口を揃えて話します。 今シリーズ2勝、北野選手にはかなりの良薬になったのでは?これをきっかけに、 またガッツポーズが飛び出すほどの好レースの1着を楽しみにしています。
神奈川の勝瀬卓也選手(84期)。
昨年はS級初Vも達成し、初のGⅠにも出場しました。
今年に入ってからは、年頭のいわき平で優勝(S級3つ目)。 直前の地元ホームの川崎記念では、準決Bで3着。動きは良かったんですが、着1つ足りず、決勝進出はなりませんでした。 まだ記念の優出はない勝瀬選手、「行けると思ったんだけど…」と、残念そうにレース回顧はしていましたが、 近況どんどんと実績を積み重ねています。
上位陣との戦いは、「脚が違う。話にならない」 と力の差をしみじみと感じているようで、トレーナーとも相談し、昨年の7月からはトレーニング方法を、 また今年からはセッティングなども変えながら、色々やっている途中とのこと。
戦法については、「捲りも出していきたいけど、 上位陣相手には通用しないですからね。自力はあんまり捨てたくないけど、ちょっと我慢して色々変えてみようかなと思っている。だから、 成績も安定しないんですけどね」と、苦笑していました。
しかし、「僕、コツコツ型なんです。周りではなく、 自分に課題を持ってやるタイプ。できることから向上心を持ってやっています」と、目先にこだわらず、常に上を見ている勝瀬選手。 この我慢の時期を乗り越えて、更なる前進を果たしてくれることでしょう。
プライベートでは、3歳のお嬢さん「梨花(りんか)」 ちゃんのパパ。最近三輪車にも乗り始め、上達も早いそうですよ。「やっぱりパパの素質を受けついだのですかね??」と言うと、「いやいや、 パパは素質が無いからね~」と笑っていました。
競走から帰るといつも「勝った?」と訊かれるそうで…。「でも、 普通、たいがい負けますよね?? だから、『負けたよ』と答えると、『ダメじゃん!』 って言われるんですよね(笑)」と、目を細めながら話してくれました。
競走の話から子供さんのお話に変わった途端に、パッと顔がほころんだ勝瀬選手。お嬢さん、 そして家族の存在が大きな励みになるんでしょうね! 「勝ったよ!」と、 いい報告をするためにも、梨花パパ頑張れ!!
今シリーズの「Tシャツコレクション」です!
三宅達也選手(岡山・79期)。
私も大好きなコーヒーショップ「スターバックス」のTシャツかと思いきや、「いや、違いますよ。 スター カム バックスですよ(笑)」と三宅選手。文字をよ~く見ると…、「カム バックス」 になってます。
今シリーズは、前走の高知記念から中2日での参戦。「僕は、 あんまり配分が詰まっていると駄目なタイプなんだけど、今回、(以前使用していたものではあるけど) 新しいフレームを試したくって。 ダービーから4倍にギアを掛けたんだけど、それに合うかどうか」
飯野祐太選手(福島・89期)。
「菊地圭尚選手の祝勝会でもらったTシャツです。先日、 ヤンググランプリの祝勝会があって」
前走は、初のダービーに参戦した飯野選手。「初日走った後、 2日間空いたんですけど、さすがにちょっと気が抜けましたよ(笑)。 四日市は、昨年1月以来、2回目。あの頃に比べて、 力も付いてきたと思いますし、落ち着いて走れるようになってきましたよ」
そして、 今シリーズBBライブスタジオに登場してくれた地元選手は、籔本誠選手(57期)。
籔本選手は兄弟レーサー。お兄さんは、籔本賢一選手(51期)。「身内が走る時は、今だに、 (走っている本人よりも)見ている方が緊張するものなんだよね。他の選手もそうなんじゃないかな」とのこと。 今期はチャレンジレースを走っていますが、決勝では、 「僕がついた自力選手が優勝することが多いんだよね」と、苦笑…。
次回は、少し間が空いて、5月18日(日)から、FⅠ戦が行われます。次回もご期待ください!