7/19~20 第4回 サマーNF(GⅡ)を終えて

 こんにちは。実況の立野純です。 

                                           

 すっかり『夜の王者決定戦』 として定着したサマーナイトフェスティバル。今年は初めて東日本を飛び出し、 四日市競輪場で行われました。四日市競輪場にとっては、ふるさとダービー以来、 5年ぶり2度目のビッグ到来。地元ファンはもちろんのこと、遠方からも多くの方にお越しいただき、 ありがとうございました。初日の1レース選手紹介から声援がものすごく、実況席にいる私の気持ちも、高ぶった感じです (いたって冷静にこなしたつもりではありますが)。

 

       

          (場内のイベントステージ。来月の記念の宣伝も!)

 

 結果は皆さんご存じのとおり、 新田康仁選手の優勝で幕を閉じました。意外にもこれがビッグ初V! 勝てばビッグ初Vだということは、事前に調べてはいたのですが、ゴール手前で「本当にそうなのか?」という思いが頭をよぎり、「GⅡ初優勝! 」という言葉を、実況に盛り込むことができませんでした。そのくらい、新田選手のGⅡ初Vには、意外な感じがしました。

 

 優勝後の表彰式の模様は、CS放送でも中継されましたので、ご覧になった方も多いと思います。 私は実況席でその様子を見ていましたが、あるファンの方からは

 「新田ぁ~!車券、外したわ!でも、おめでとう!」

という声援も飛んでいました。

 

 表彰式終了後、私は管理の方へ足を運んだのですが、そのとき、 すっかり身支度を整えた新田選手にバッタリ会いました!(従事員の方に、サインをせがまれていました!) 実は、「ひょっとしたら新田選手に会えるかも…」と思い、手にはデジカメを持っていたのです。

 「やった!」と思い、新田選手に「HPに載せたいので、写真いいですか?」とお願いしたら、快く 「いいですよ!」の返事!「では、優勝して最高の笑顔でお願いします」と頼むと、ガッツポーズを作ってくれました!

 そこで「じゃあ、撮りま~す!」と、シャッターを押すと…

 何てことでしょう!シャッターが全然落ちません!!当日の午前中は普通に使っていたのですが…。 何回か試したのですが、ついにダメでした…(※ちなみに、私は『超』がつくほどの機械オンチ。メモリが一杯だったことは、後から知りました… )。新田選手、すいませんでした。

 

 その場で少し新田選手と話をしましたが、決勝戦のメンバーが出たとき「中近から」 とコメント出しておいたのがよかったようですね。そこは、みんなが欲しい位置ですが、 そこを初手からスンナリ回ることができたのですから。

 だからと言って、ただ3番手を回っただけで勝てたという訳では、もちろんありません。早めに踏めば、 後ろを引きだすことになりますし、かと言って、あれ以上我慢すると、加藤選手に取られていたかもしれません。

 元々、レース運びのうまさには定評あった新田選手。GⅡ制覇は、遅すぎた感じもします。この優勝は、 通過点でしょう。次はGⅠ制覇へと、期待が高まりそうですね。

 

 今回のサマーナイトFでは、『世界の音楽』をテーマにして、 場内では様々なイベントが実施されました。

 そのリハーサルは、昼間の暑い時間帯から、バンク内で行われていました。

 

        

              (午前11時ごろ。金網越しにパシャリ!)

 

 この日の日中は猛暑日!見ていた私は、立っているだけで汗だくでした。夜はライトアップされて、 華やかなステージとなりましたよ!

 

 サマーナイトは終わりましたが、真夏のナイターはまだまだ続きます。皆さまのスタイルで、 サマーシリーズをお楽しみください!


横田 努 V(東京) 2008年7月1日~3日

  こんにちは。BBライブスタジオ担当の谷友梨子です。

                                  

  今シリーズは、F1戦 「コカコーラ・セントラルジャパンカップ」 が、2008年7月1日(火)~3(木)の日程で行われました。

 

  今大会の優勝は、横田 努 選手(東京・62期)

         (優勝後、検車場で)

 今シリーズの横田選手は、 初日は捲った中井達郎選手マークを阻まれ9着。初日が終わった後は、 「しっくりこないですね」と苦笑。

 ギアを3.57から3. 71に戻して臨んだ準決勝。先行した吉川誠選手マークの絶好位でしたが、 3着に終わり…。レース後は、「準決勝はふがいないレースをしてしまい申し訳ありませんでした。 体調が正直よくなくて、それがレースにも現れていますね。調子はよくないけどベストを尽くします」と、話していました。

 

 決勝は、 ギアを71から77へ。 後ろ攻めの浦山一栄選手が、鐘過ぎに押さえて先行。 吉川誠選手が中団。田中誠選手は7番手。 バックから田中誠選手が捲り上げましたが、4コーナーで、落車のアクシデント。 浦山選手後位の横田努選手が抜け出して、相性いい四日市バンクで、 今年2回目の優勝を飾りました!

            

 優勝インタビューに現れた横田選手は、満面の笑顔!また、 「いつも応援してくれるんです」と横田選手が話す、横田選手の三重支部応援団(!)のファンの方も、 応援幕を持って駆けつけてくれていました!

 「ギアは、(元同県の先輩)倉岡慎太郎選手のアドバイスで、 77に上げました。2場所前の青森が、久々の優勝。そして、この四日市での優勝、嬉しいですね! 気持ちも乗ってきました。練習と気持ちが噛み合ってきましたよ」

 

 「今後の目標は?」とマイクを向けると、お客様から「グランプリや~!」と声援が!  それを受けた横田選手は、「グランプリもそうなんですけど(笑顔)、 S級S班に上がれるように頑張りたいですね!」と話し、ファンの皆様の声援と拍手を浴びていました。

 今年2回目のVで波に乗り出した横田選手!最高の笑顔がそれを何よりも物語っていました!

 

 

 優勝した横田選手を連れ、先行したのは、浦山一栄選手(東京)。決勝5着。

           (決勝後、検車場で)

 レース後、「決勝は久々に充実感のあるレースでしたね! 逃げて5着、後ろの2人がワンツー。僕的には満足のいくレースでした。5月の京王閣でも決勝5着という成績だけど、 それは地元で恵まれたというところもあったから」と、この四日市戦に手応えを感じていたようでした。

 また、浦山選手には、結婚10年目にできた初のお子さん(今、11ヶ月の女の子) がいるそうで、「子供が産まれてから、2班になったんですよ。それまでずっと1班だっだのに。だから、 子供の為にも頑張らなくちゃいけないんですよ」と、待望のお子さん誕生に、頑張るパパの顔も覗かせていました。

 

 

 それでは、 今シリーズ登場の選手の表情をご紹介していきましょう!

 

 まずは、岐阜の練習仲間(闘心會)の2人

          

          浅野 将弘 選手(90期) ・宝満 大作 選手(85期)

 

 宝満大作選手(右)は、今期から念願だった初のS級入り。 「先輩からは、S級で1勝するまで赤のパンツを履くなっ!て言われているんですよ。だから、 僕は初日は緑のパンツで出ますよ(笑)。みんなからS級パンツをもらって、 数えたら7枚あってビックリましたよ」と、周りの先輩も、 心から宝満選手の応援をしてくれているようです。 

 「先輩から、『S級に上がったらなかなか番手はまわれないだろうから、3番手から伸びる脚を作れ』 って言われて、備えてきました」と、前検日、元気な笑顔で話してくれました。

 S級初戦の今シリーズ、勝ち星こそ上がりませんが3日間気合の入ったレース! 初日は3番手から伸びて3着。2日目は、単騎で果敢な番手勝負に!最終日は3番手からいい伸びを見せて3着と、 2日間確定板に。練習の成果も出たようです!

 宝満選手も「初日は緊張して訳が分からなかったですけど、 全体を通していい勉強になりました。もう少し頑張れば、何とか頑張れそうな手応えはありました」と、 このS級初戦は、次に繋がるレースになったようです。

 

 浅野将弘選手(左)は、先輩の宝満選手によると、 「練習も頑張ってやってましたよ。練習はそんなに強くないんだけど(笑)、 競走になったらそれ以上のものを出したりするんで、自分が苦手な先行とかも放ってるんですよ。(6月の) 岐阜も強かったし(今年初の決勝入り)。でも、その後がまた大きな着でしたけどね…」

 

 宝満選手、浅野選手ともに、練習グループの先輩・仲間に暖かく見守られながら、 少しづつ力を付けてきているようです。

           

 

  田中 誠 選手 (福岡・89期)

                     

  「最近雨が多いので、練習も計画どおりにはいかないですね。ただ、 その割には点数は落ちていない。でも、準決勝のような肝心なところで負けてるんですよ…。 S級初Vは常に狙っていますよ」

 初日はイン粘り、 準決勝は捲って、今大会は決勝進出。決勝も、「何でもしていきますよ」と戦い方に注目が集まりましたが、 落車に終わりました。次回の四日市では…、期待しています!

 

 雑談で、「特技は?」と訊いてみると、「体が柔らかいことです!」と、下の写真のポーズを!

                        

 何だかコラボ写真みたいですが(笑)、両手を後ろに回しての写真です! 体の硬い私には、 このポーズはできません!(おそらく、皆さんも…)

 

 

 地元の萩原 操 選手 (51期)

            

   自転車のフレームをゴールドに!「オリンピックがあるから、ゴールドにした」とのこと。 フレームの文字は、萩原選手のラッキーカラーのブルーです。         

                

 

 

 森川 剛 選手 (神奈川・89期)

             

 今シリーズは久々の予選クリアー!「1年ぶりくらいかな」と、 森川選手。しかも、捲って11秒5の一番時計を出し、初日終了後はニコニコ顔でした。 「夜に練習しているので、体が良く動きます。 ナイターは相性がいいんですよ!」とのこと。    

 

 

  宮越 孝治 選手 (富山・ 82期)

            

  初日3番手に付けていた宮崎裕一朗選手(滋賀)から、 「初日は男前が頑張ってくれます!(笑)」と、 男前という命名を受けていた(?)宮越選手。

  他の選手のレースの話をしていると、「あ~、あのレースね!」と…、 普段からよくレースを見ているそうですよ。

  これからの戦い方としては、 「徐々に追込み屋にチェンジしていこうかと思っています。決まり手を見ると自力っぽいんですけど、 番組構成上そうなっただけで、なるべくなら、差し・マークを多くつけていきたいですね。一旦、 追込みのイメージをつけてから動くんならいいんですけど、このまま動いていると、ダラダラとなっていきそうで…。 イメージも徐々に追込みにしていきたいと思っています」と、話していました。

 

          

 今期から初のS級入り。中園 和剛 選手 (福岡・89期)。

             

 今まで、何回かS級に上がるチャンスはありましたが、怪我や失格でチャンスを逃し…。しかし、 デビュー5年目にしてようやくその位置を手に。

 「正直、焦りがなかったと言えば嘘になります。同期もS級にどんどん行って活躍してましたから。 でも、これは自分のペースなんで。それに僕、気持ちの切り替えも早いんですよ。みんな、その人が頑張ったから上に行けただけ。だったら、 自分も追いつけ追い越せの勢いで頑張ればいいだけだからって思いました」

 「ちょうど1年前に、落車で2ヶ月の入院。その期は点数も全然駄目。また前の期は失格もしたし。 やっぱりその頃が一番焦っていたんでしょうね。変に焦って、点数を取らなくちゃいけないとそんな事ばかり考えていた。失格したら、 次の期は点数を取らなくちゃと焦って、変なところに突っ込んで落車したりとか」

 

 「入院していた2ヶ月は、今から考えると、自分を見つめなおす点でも、大事でしたね。 焦ったところで悪い方にしか行かないから。考えたら、今まで(S級の)点を取れそうなところまで徐々に上がってきたわけだから、 今までと同じようにやっていればいいだけ。変にS級S級と思わなくっても、上がる時が来れば、 上がる力があれば勝手にいけるはずだと、入院中に思えるようになりました」

「そうしたら、ポンポンって取れて。あの落車・ 入院があったから今の自分があるって思います

 

「前を取って7番手まで引いて捲るというようなレースは嫌いなんです。他の人に迷惑を掛けるし。 もっとも7番手から捲るというような脚もないけど。逃げるのか捲るのか、粘るのか、何をするのか分からない、 相手に嫌がられる選手になりたいですね」

 

 

 今期からS級復帰。白井 一機 選手(愛知・65期)

           

 夏らしく髪もさっぱり!ちなみに冬場は下の髪型でした!

                白井 一機

 みんなから、「(髪の毛が)火事だ~・笑」と言われていたこの髪型から、 あまりにバッサリと切ってしまったので、「切りたての時は、ヘルメットのサイズが合わなくなってしまって、ゴソゴソ動いてましたよ(笑)」

 

 前期A級では優勝3回。直前、 追加で入ったA級最後の一宮戦では優勝!!「展開にも恵まれました」と謙遜していた白井選手でしたが、 実は、一宮の前にこんなことが…。

 松阪戦で一緒になった、同県の後輩、 渡会啓介選手にS級パンツのプレゼントをしていました!

        6月、松阪 競輪場の 売店で

          右が、渡会 啓介 選手(83期)

 

 渡会啓介選手は、今期から初のS級入り。「S級パンツはまだ持ってない」という渡会選手に、 「え?まだ持ってないの?じゃあ、俺が買ったるわ」と、すぐ売店で購入して渡してあげていました。

 そのあとには優勝!ということで…、 「人にいいことしたら、自分にもいいことが返ってくるのかな(笑)」と話していたんですが、 何はともあれ、S級復帰。「いいスタートを切りたい」と話していました!

 

 

 まもなく誕生日を迎える神奈川コンビ!

          

7月2日生まれ 小笠原弘高選手(67期)  7月5日生まれ 吉川 誠 選手(86期)

 

 小笠原弘高選手(左)は、今年からS級復帰を果たし、近況は3連対率44%と、よく確定板に上がっています。

 「展開が良ければ、それなりに着は取れると思うんですけど。 どうしても、展開に左右されますね。それに、今年からS級に復帰したばかりだから、 横に行けばいいのに外に踏んじゃったり。判断の見極めなどがどうもね…。 今シリーズの2日目で39歳ですよ」と話していた前検日。

 初日選抜は、内を付いて2着でクリアーしたものの、誕生日にあたる準決勝は5着と終わり…、 「発走前には、お客様からも 『 誕生日おめでとう!』 と言われたんですけどね」 と決勝に乗れなかったことを悔やみながら苦笑していました。

 

 吉川誠選手(右)は、「四日市は2回目で6年ぶり。 ナイターは初めて。直前6月の広島は、腰痛の不安もあったんですけど、タイムも出ましたしいいレースが出来ました。近況は、 GⅠを走っていた頃の感じに戻ってきていますね!今節は、26歳で走る最後のレースなんですよ。 とにかく、自分の薬になるよう頑張りますよ」と上々の表情。

 とにかく明るい吉川選手。「初日特選は、田中誠選手相手の『誠』対決ですね。『誠』 と言えば『吉川』と言ってもらえるよう走りたい!」 「立川の実況アナに『湘南ロケットボーイ』 とニックネームをつけてもらった」など、元気いっぱいでした!

  

 

 

 それでは、 今シリーズもBBライブスタジオに登場してくれた地元選手をご紹介していきましょう!

 

 初日登場   星野 嘉寛 選手 (49期)

              

 とにかく、お客様に人気があるのが星野選手。 スタジオ前にはたくさんのお客様が集まってくださいました。現在、6月29日現在のものですが、通算勝星569勝! これは、現役選手のなかでは現在第5位。(1位は神山雄一郎選手の697勝)  600勝達成に向けて頑張る星野選手に、これからも暖かいご声援をお願いします!

 

 3日目登場   常川 佳介 選手 (88期)

           

 (来期)嬉しい初のS級入りの点数を確保しました! また今年の2月には、こちらも念願のA級初Vも達成し、今年前期は、 常川選手にとっては実りのあるものに。しかし、在校5位の常川選手のとっては、全てが「ようやく」。 これからのますますの奮闘に期待が掛かります!

 

 下の写真は、今年の2月、 松阪競輪場で初Vを飾った時の常川選手。(今月末には、祝勝会もあるそうです)

        

            (ゴール直後。先輩達に出迎えてもらって)

            

         ( 祝・A級初V 2008年2月20日 於・松阪競輪場 )

 

 

 さあ、次回はいよいよサマーナイトフェスティバル!7月19日(土)、20日(日) は、ぜひ本場の方にもお越しください。お待ちしております!

 


7/1~3 コカ・コーラセントラルジャパンカップ(FⅠ)より

 こんにちは。実況の立野純です。

 

 東海地方も、梅雨明けがもうそこまでやってきました。今シリーズは3日間とも、梅雨の中休み。 雨に降られることなく、全レースを終えることができました。

 ただ、蒸し暑さだけは、どうしようもありません。四日市競輪場のバック側には、 伊勢湾が広がっていますが、その海風が夏場には舞い込んできます。潮を乗せてくるため、新品の自転車も、1か月外に放り出しておくと、 サビだらけになってしまいます…(私はその被害者です・泣)。

 でも、ナイター観戦となると、暑さも多少和らぎ、ほどよい暑さがビールをおいしくしてくれます! 夜風の中で車券検討…そんな本格的なナイターシーズンの到来です!(ビール飲みながら観戦… とおっしゃる方は、どうぞ無料バスをご利用ください)

 

       

       (無料バス降車場前の入場門前。サマーナイトを待つフォーリン君)

 

 今シリーズは、親王牌直前のFⅠということもあり、S級戦は抜けた優勝候補が不在。 初日から難解なレースが続きました。

 今回からネット限定の重勝式「Kドリームス」がスタートしましたが、初日は的中が少なかったですね。 8レースからの単勝を当てる「K5」の的中は、わずか5口(配当は445,470円)。9Rではラインの3番手、 10レースでは4番手の選手が1着となり、的中口数が一気に絞られました。私も予想だけしてみましたが、8Rであえなく終わりました………。

 ただ、「K5」「K3」は、ギャンブルの基本である「単勝」を予想するものなので、 挑戦しがいのある投票ではないかと思います。まだ会員でない方は、ぜひこの機会に会員登録し、 サマーナイトFからチャレンジしてみてください!(サマーNFでは、5レースからがK5の対象となります)

 

 さて、今回ここでピックアップするのは、A級戦に参戦した、堂村知哉選手 (福井・88期)

 

       

            (クールダウン後、お話しさせていただきました)

 

 この四日市に参加する前は、函館記念など、S級戦を走っていましたが、 今期は一気にA級2班まで降格。ただしこれは、決して力負けではなく、度重なる故障に泣かされてのもの。

 

 デビューから順調に力をつけ、パワフルな捲り、先行で、A級上位に定着。 おととし5月には、松阪でデビュー初優勝を飾りました(このときは、同県の後輩、 山出裕幸選手〔90期〕と同乗してのもの)。以降は決勝の常連となり、 今年からのS級戦も見えてきました。

 ところが、「さあ、これから!」という、昨年4月武雄で落車。左鎖骨骨折で、 約80日間の欠場を余儀なくされました。

 その後の復帰は、7月の大垣。復帰後は選抜でも大敗する場面こそあったものの、 徐々に立ち直りつつありました。

 

 しかし、昨年11月、びわこで再び落車。 今度は右鎖骨骨折となり、前回のおよそ2倍、 約5か月の欠場となりました。このときは落車した瞬間「あ~、また折れた…」と、 一度左を折っていたので、すぐに分かったそうです。

 

 それから2か月の入院を経て、4月のびわこS級戦で再復帰。結局S級戦では5節走りましたが、 S級初勝利を挙げることはできず、今回の降級となりました。

 

 ここまで自力一本で上がってきた堂村選手。前検日に話を伺うと…

 「これからは、ヨコや位置取りも覚えて、 自在タイプに変わっていきたい。まだ練習でも実戦でも試したことはないんですけどね。 もちろん先行もしますが、もうムチャ駆けはありません。少しずつ、ヨコも覚えていきたいですね

…と、これからは、幅を広げたいということを話してくれました。

 「目標は市田さん。理想は市田さんですけど、まだまだですよ」

 福井には市田佳寿浩選手という、先行もできる自在型の代表格とも言える先輩がいます。練習も、 その市田選手のグループと汗を流しているとか。練習仲間には、ヨコも厳しい追込選手もいますから、 これから徐々に自身のものにしていくことでしょう。

 

 「元々、人のスピードに乗せてもらってからの組み立てが、 自分には向いていると思います」とも。

 ということは、レースが流れるS級戦の方が、堂村選手には向いているのかも?今は復帰したばかりで、 本格的な復調には、まだ少し時間がかかるかもしれませんが、必ずやS級復帰を果たすときが来るでしょう。そのときは、 どんな『ニュー堂村』を見せてくれるのか、非常に楽しみです。

 今節の四日市では、準決勝で落車となってしまい、3日間走ることができずじまい。ただ、 今回の落車は、幸い打撲のみで済んだようです。また各地のFⅠ・FⅡ戦で、元気な姿を見せてくれるでしょう。

 

 さて、次節四日市は、いよいよサマーナイトフェスティバル(GⅡ)。四日市にとっては、 ふるさとダービー以来、5年ぶり2回目のビッグ到来。決勝の翌日も祝日という、最高の日程です。ぜひ本場にお越しください!

 そして、熱くなったレースの翌日には、ぜひ御在所岳に涼みに出かけてみては? 近鉄四日市から30分弱の湯の山温泉駅で下車。そこからバス、ロープウェイに乗って山頂へ登ったら、街中より10度涼しい世界が、 そこにはあります。私も行きましたが、しばし暑さから逃れたい方には、おススメです!旅打ちの楽しみに、ぜひ加えてみてください。

 

            


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