女屋文伸V(埼玉・83期) 2009年6月23~25日

 こんにちは。BBライブスタジオ担当の谷友梨子です。

 

                    

 

 ここにきて、ぐっと蒸し暑くなってきました。TVの天気予報では「熱中症にご注意ください」 という呼びかけが、ずいぶん増えてきたように思います。水分補給は、こまめにしておきたいものですね。

 

 さて今回は、いつもの中近から西日本に、関東、南関地区の選手も加わってのFⅡ戦、 『ベイサイドナイトレース杯・Kドリームスカップ』が、6月23日(火)~25日(木) の日程で行われました。初日は、特選を走ってもおかしくない選手も選抜回りになり、「いいメンバーだなぁ」という声が、 前検日には上位陣から聞かれました。

 

 そんな今シリーズを制したのは、女屋文伸選手(埼玉・83期)

 

             

 

 例によって準決勝は、主力陣が分散されましたが、 10レースでは善利裕生選手(滋賀・82期)が、12レースでは不破将登選手(岐阜・94期)、田島高志選手(三重・79期) の中部勢が敗れる結果に。特選組のライバルたちが敗れる中、女屋選手は豪快な捲りを放って、 ゴール前僅差の3着に粘り、決勝進出を決めました。

 決勝の相手となる自力型は、女屋選手以外は全て選抜組。ただ、早野龍二選手 (神奈川・94期)にしても、篠原英雄選手(高知・81期)にしても、 特選から走ってもおかしくない選手。楽なレースは望めそうにありませんでしたが、やはりここは格も評価され、 特選組の女屋選手=田中将彦選手(群馬・78期)の関東コンビが人気に押されました(1番人気は差し目) 。

 

 決勝は、「先行で勝てれば一番いいですね」 と語っていた早野選手が、ホームからのカマシ先行。そこに単騎の池田浩士選手(佐賀・ 86期)が捲り上げる形に!これは不発に終わりましたが、この流れに乗るように、 2コーナーから踏み込んだ女屋選手が一気に捲り切りました

 直線に入ると、完全に女屋選手=田中選手の一騎打ちムードに。番手から田中選手がかなり詰め寄り、 写真判定にもつれ込みましたが、女屋選手が微差振り切って、優勝の決定コールを受けました。

 

 満面の笑みで表彰ステージに来てくれた女屋選手。

 

             

 

 「まさか優勝できるとは思いませんでした。前がもつれてくれて、いい展開になり、 田中さんも遅めに踏んでくれたので、残ることができました」

 やや謙遜ぎみ(?)のコメントから入った優勝インタビュー。

 「自分も先行したかったんですけど、田中さんから『捲りでいいから、 勝つ競走をしてくれ』って言われました。田中さんのアドバイスで勝つことができました。でも、あんなに(自転車が) 出るとは思わなかったので、自分でもびっくりです」

 「今回はA級最後の競走。来期S級に向けて、 思い切り行く競走を心がけていたので、今回勝てたことは嬉しいです!」

 しっかり仕掛けるところで仕掛けて勝てたことに、S級への手ごたえを感じているような雰囲気でした。

 

 女屋選手が四日市を走るのは、今回が2回目。前回は、一昨年9月のS級戦でした。が、 このときは落車し途中欠場。しかし!

 「四日市は、前回来たとき落車してて、 いいイメージがなかったんですけど、これで大好きになりました!直線が長いのは、 地元の大宮も一緒ですしね!」

 と、四日市に抱くイメージも一転!もう、悪いイメージは払拭です!

 

 「次はS級(初戦は7月1日からの大津びわこFⅠ)なので、 今度は赤いパンツを履いて、またここに立てるように頑張ります。また応援に来てください!頑張ります!」

 

             

 

 残ってくださったお客さまに、終始とてもハキハキと丁寧に応えた女屋選手。遠征選手ですが、 ファンの方々からは惜しみない拍手が送られました。S級でも、豪快なカマシ、捲りで暴れまくってください!

 

 

 さて、一方のチャレンジレースは、長谷川辰徳選手(埼玉・89期) の優勝!決勝は、単騎の競走でしたが、そんなハンデを背負っても、終わってみれば悠々のVゴールで、完全Vのおまけつき。 これで今期6回目の優勝。2班復帰前に、弾みをつけました(長谷川選手のことは、『三和英樹V 2008年4月1~3日』 のブログにも掲載していますので、合わせてご覧ください)。

 

 そのチャレンジ戦で、前検日からお互いの健闘を誓い合っていたのがこの2人!

 

            

              (左: 中川繁樹選手、右:小谷実選手)

 

 小谷実選手と、中川繁樹選手。2選手とも、京都の93回生。 デビューからは一進一退の成績でしたが、ここに来て、揃って点数も上昇!押さえ先行基本の攻めで、 着実に力を付けてきている印象です。

 小谷選手は前検日に「練習も一緒にやっているので、(中川選手の) いいところも悪いところも知っています。もし決勝で一緒になったら、別線で戦ってみたいという気持ちはあります」 とコメントしてくれましたが、その想いは現実のものに!練習では再三ともに汗を流す2人ですが、 実戦で対戦するのは初めてとなりました。

 

 決勝で先行したのは中川繁樹選手。超コマ切れ戦の後ろ攻めから、ジャンで押さえての主導権。 小谷選手はその3番手に追い上げ、ホームから捲りあげましたが、ゴールまで中川選手を捕え切ることができずに、中川選手7着、 小谷選手8着の成績に終わりました。しかし、ともに力を出し合った2人。 まだまだこれから上に上がってくる選手ですから、今後の動向にも注目です!

 

             

 

 

 さて、次節の四日市競輪は6月29日(月)に開幕。1年の折り返しを迎え、最終日は7月1日(水) となります。次節はまさに期末の戦い!伊勢湾の夜をさらに熱くする戦いに、どうぞご期待ください!


6/23~25 Kドリームスカップ(FⅡ)より

 こんにちは。実況の立野純です。

 

                  

 

 今節前検日は、 正午を少し回るころまで雨が落ちていましたが(時間帯によっては豪雨!)、その後は雨も上がり、無事バンク練習ができるまでに回復しました。 前検が雨だとバンク練習はなくなり、検車場内のローラー室は満員状態になります。

 

           

 

 今節は関東・南関から九州までの選手を集めたFⅡ戦。 上位陣に自力型が揃いに揃い(初日選抜10Rには自力型が6人!選抜でこんな構成になるのは、珍しいことです)、 連日激しい戦いが繰り広げられました。

 

 

 さてここでは、今節1・2班戦、チャレンジ戦出走選手の中から、2選手をご紹介しましょう。

 

 まずはチャレンジ戦から、志水祐彦選手(大阪・94期)

 

           

 

 志水選手は選手になる前、パワーリフティングをやっていたそうです。 ベンチプレスでは205kgを挙げていたとか!…と書きつつも、205kgを持ちあげるのが、 一体どんな世界なのか、私には想像もつきません…。ただ、「今は100kgちょっとしか挙がらないですよ(笑)」とのこと。やはり、 使う筋肉が変わると、そうなるんですかね。

 

 「ただ、パワーリフティングでは(普通の仕事で)働きながら、やっていかなければならない。 それではちょっとしんどいかな…と。で、肥後が『志水ならいけるから!』と、声をかけてくれました

 競輪転向へのキッカケを、こう話してくれました。なお、『肥後』とは、 肥後公允選手(奈良・91期)のこと。肥後選手とは、中学の同級生だそうです。

 

 競輪学校には、4回目の受験で合格。厳しい学校での訓練を終え、 師匠である前田新選手(大阪・ 68期)に出会います。

 「師匠には、学校を出てから拾ってもらいました(笑)。師匠には、 迷惑かからないようにしてるんですけど、なかなか成績も上がってこなくて…。師匠は、自由にやらせてくれます」

 力はあるのに、思うような成績をなかなか残せないことについて、志水選手はこう話していました。

 「パワータイプ?そうですね。でも、その力が、 自転車にうまく伝わっていないですね。早く、うまく自転車に乗れるようになりたいです」

 

 ベンチプレスで205kgを挙げていた選手が、非力なはずはありません。自転車に力を伝える… このキッカケをひとつ掴めば、大化けする可能性を秘めている気がしてなりません。

 

 そんな今節の志水選手。決勝は単騎の競走でした。車番も『4』でしたので、 当然人気はさほどなかったのですが、2コーナー7番手から、渾身の力での捲り!バックでは「これは初優勝も!」 そんな勢いでした。4コーナーでは中川繁樹選手(京都・93期)を捲りきり、あとはゴールを目指すだけ!

 …というところでしたが、後ろに続いてきたのが、 チャレンジ戦ではトップクラスの戦歴を残している長谷川辰徳選手(埼玉・89期)。 最後は長谷川選手が貫禄の伸びを見せて、悠々とVゴールへ。志水選手のデビュー初Vは、次節以降にお預けとなりましたが、 収獲もあったシリーズになったのではないでしょうか。

 

 「近い目標は、一日でも早いチャレンジの脱出。将来は、 師匠の前で引っ張れるように!

 その目標に向かって、これからも突き進んでいきます!

 

 

 次は1・2班戦から、伊藤将志選手(愛知・94期)を。

 

            

 

 6月上旬には、 平塚競輪場でレインボーカップファイナルステージが開催されましたが、 伊藤選手はそこで2班特進を決めた一人です。

 前検日に配布された番組の決まり手を見ると、『逃:6 捲5 差:2 ク:0』。

 「今年の初めは、ここ(と言いながら、『捲5 差:2』のところを指差した伊藤選手) が全然なかったんですけどね。ただ、95期が出てきてから、こうなりました。だから、1・2班戦では、 先行して頑張っていきたいですね。僕はダッシュが全然ない。 どれだけ長い距離を踏めるかが持ち味ですからね」

 

 今回の四日市戦は、昇班初戦。レインボーが終わって、すぐにあっせんが入ったそうです。 今まで一緒に走ったことがない上位メンバー、おまけに今節は東日本の選手も混じった開催だったため、

 「予選のメンバー見たんですけど、知っているのは山崎さんと、角脇さんだけ(どちらも地元選手。 つまり、伊藤選手にとっては、同じ中部地区の先輩)。あとの方は分からないですねぇ…。(自力の相手となる)浅沼さんって、 どんな選手ですか?」

…という逆取材(笑)。ちょっとした初々しさも見られました。

 

 もちろんこれからレースをどんどん重ねて、上位の選手も覚えて、 また逆に覚えられて警戒される選手になることでしょう。

 

 「まずは初勝利を目指して!そして怪我をしないように、 無事完走すること。1回落車して怪我したとき、2週間休みましたからね…」

 今節は、前検日の「1・2班戦では、先行して頑張っていきたい」の言葉どおり、 3日間先行。3・2・7着で、初勝利とはなりませんでしたが、その初勝利は時間の問題でしょう。

 

 

 さて、次節の四日市競輪は、もう目の前。中3日でFⅡ戦が開幕します。次回もお楽しみに!」

 


島野浩司V(愛知・62期) 2009年6月14~16日

 こんにちは。BBライブスタジオ担当の谷友梨子です。

 

                

 

 先日、東海地方にも梅雨入りが発表されました。しかし、梅雨入りが発表されたとたんに晴れ渡る… というのはよくある話。今節の前検日も、そんな一日で「暑い、暑い」という声が、 選手からもよく聞かれました。まして四日市は、すぐ横が伊勢湾。潮が風に乗ってくるため、湿気を感じる暑さです。

 初日、2日も好天。3日目は曇り空。ただ、雨はないだろうと思われたのですが…。3日目後半からは、 小雨が落ちたりやんだりの不安定な空に。そして10レースの選手入場時には、突然の大雨に!やはり梅雨は梅雨です。連日好天… とはいきませんでした。

 

 さて今節は、今年度2回目のFⅠ戦。『第3回伊勢茶杯』が、 6月14日(日)~16日(火)の日程で行われました。今回は、高松宮記念杯(GⅠ) 直前のシリーズということもあり、抜けた優勝候補は不在。そんな中、前検日から「調子はいいですよ」 というコメントを出していたのは、島野浩司選手(愛知・62期)。その島野選手が、その言葉通りの脚を見せ、 また流れも引き寄せて、完全Vを成し遂げました!

 

             

 

 混戦と言われたシリーズでしたが、その中でも初日特選から本線に押された連係は、 伊原克彦選手(福井・91期)-島野選手。島野選手は前検日にこう話していました。

 「伊原君とは、以前一度伊東で連係し、すごくいいレースをしてくれて、 1着を取らせてもらいました

 調べてみると、昨年8月の伊東FⅠ特秀戦で連係していて、 このときは先行した伊原選手が3着に残るという結果になっていました。

 

 そして、今シリーズは、 終わってみれば3日間ともこの2選手が連係。しかも、3日間とも伊原選手が先行しての2着。 番手を回った島野選手が1着という結果に。3日間連係というのはよくある話ですが、3日間ともワンツー、 しかも同じ展開や結果というのは、いくら主力とは言え、そうあることではありません。

 

 決勝は、初日特選でも対戦した自力選手の再選に。ジャン前から押さえて先行した伊原選手に、 萩原孝之選手(静岡・80期)が猛然と捲り上げましたが不発。小林大介選手(群馬・79期)は内に包まれ万事休す。 最終2センターで3車落車のアクシデントもありましたが、先手を取った中近勢で上位を独占!島野選手が差してのV! 2着に伊原選手が残り、3着に、地元ホームバンクでようやく初のS級決勝入りを決めてきた上田裕和選手 (三重・86期)が入りました。2車単、3連単ともに、1番人気での決着です。

 

 貫禄さえただよう島野選手が、完全Vをひっさげて表彰のステージへ!

 

             

 

 「今年3回目の優勝です。ツキがありますね。完全優勝は、信じられないです」

 「準決勝ではゴール後に落車し、打撲と擦過傷で少し心配しましたが、 伊原君がいいレースをしてくれて、後ろも地元の上田君が固めてくれたので、安心して走ることができました。伊原君は、出だしもいいし、 末もいい。付いていても何もすることがなくて、最後だけおいしいところをもらっちゃって、申し訳ないくらいです(笑)」

 確かに伊原選手の先行は光りましたが、それを連日島野選手が差したのも事実。最後に、 今年後半に向けて、力強く語ってくれました。

 「近況、随分感じよく踏めるようになってきました。このところ、 良くなるとケガばかりして…の繰り返しだったので、ケガのないように、 上のレースでも勝てるように頑張りたいです

 

             

 

 今後はしばらくFⅠ戦が続きます。追い込み選手は、目標や展開に左右されがちではありますが、 今の調子ならさらに優勝を重ね、またビッグの舞台でも白星を獲ってくれそうです。

 

 

 今回も含めて、島野選手は、伊原選手の番手を回ったのは4回となりますが、 これで島野選手にとっては4戦4勝!よく「○○君とは相性いいよ」というコメントを耳にしますが、 まさにその典型と言えそうですね。

 

             

               (伊原選手。インタビュールームにて)

 

 一方の伊原選手は、島野選手を引っ張ったときは、2着3回、 3着1回となりました。今回は3日間とも、ジャン前後からの先行。前検日には、

 「最近は『してるだけ』みたいな先行が多い。無理して行ったり、力任せに行ったりと、 中途半端なレースが多く、安定感がないですね」

と口にしていました。しかし今節は、連日別線に抵抗の余地を与えない先行! この後控えている地元の福井記念が楽しみになってきました!

 

 

 さて、次節の四日市競輪は、6月23日(火)に開幕します。次節は、関東・ 南関東から九州までの選手によって争われるFⅡ戦です。引き続き、四日市ナイター競輪でお楽しみ下さい!


6/14~16 第3回伊勢茶杯(FⅠ)より

 こんにちは。実況の立野純です。

 

                  

 

 6月も中旬。ナイター競輪では、スタッフの出勤が1時半ごろですが、 これは一日のうちで最も暑い時間帯に近いころ。必然的に、出勤時の挨拶は「暑いねぇ~」が多くなる季節です。でも、今から言ってては、 7~8月は乗り切れません。できれば言わずに済ませたいもの…とは思いつつ、言ってしまいます。

 

 前回の開催から約3週間。『第3回伊勢茶杯』がFⅠ戦として、 6/14~16の日程で実施されました。

 

           

          (『伊勢茶杯』 ということで、場内にはこんなノボリが)

 

 ここでは今節出走した選手から2選手を。

 

 

 まずはS級から、高城信雄選手(兵庫・77期)を。

 

            

 

 高城選手と言えば、ついこの前までは上位陣に交じって互角のレースをしていましが、 おととしの全日本選抜を最後にGⅠの舞台からは遠ざかり、一時期はFⅠ予選回りになるほど低迷。しかし、2月奈良記念では、 敗者戦とは言え3連勝するなど、近況は徐々に復調傾向。本来のスピードが戻りつつある印象です。

 四日市には、今年3月にも出走。このときは、予選を快速捲りで快勝!準決勝でも「これは捲りきった! 」という勢いでしたが、厳しいブロックをもらって失速し8着。最終日も8着に終わっていました。あれから3か月、 再び四日市ナイターに登場です。

 

 「(3月四日市では)残り2日はふがいなかったですね…」

 

 ただ、ひところを思えば、「徐々によくなってきていると思うし、 感触も悪くない」と、手応えは感じている様子です。

 

 「練習では、まだまだ納得できない部分もあるけど、タイムだけを見れば出ているし、 だいぶ手応えは掴んできています」

 しかしプロは『結果を出してなんぼ』の世界。そのためか、近況の成績には決して満足はしていません。

 「いくら調子がよくなっても、結果を出さなければ意味がない。 しっかり結果を出して、自信につなげていきたいですね」

 『結果を出して、自信につなげる』-この言葉が、お話を伺っている中で何度か出てきました。 ここで満足している訳にはいかない、そんな気持ちの表れのようにも感じました。

 「びわこですか?えぇ、それを目指して頑張るんで!」

 

 完全復活なれば、本来はこの時期、高松宮記念杯(GⅠ)を走っている選手。来年のこの時期は、 FⅠではなくびわこの舞台に戻っていることでしょう。

 

 

 今度はA級から、楢原由将選手(福岡・94期) を取り上げましょう。

 

           

 

 楢原選手は三重県初出走。これまで西日本中心のあっせんだったので、 中部のファンには馴染みが薄いかもしれません。

 

 昨年7月に佐世保でデビュー。今年2月広島でチャレンジ戦9連勝を果たし、 2班特別昇班を決めました。9連勝で特進を決めてきた選手には、ファンの期待が大きくなるのは当然のこと。

 しかし、昇班後は準決勝が壁に。予選でも取りこぼすことがあり、 思うような結果は出ていない印象です。そんな近況を尋ねてみると、

 「近況ですか?悪いですね!(←即答)全然ポカリを配ってないです。もらってばっかりです(笑)」

 

 「上(2班)に上がったときから、弱気になっていた部分がありました。『今の力で、 上に上がってもいいのかなぁ』という感じでした」

 楢原選手自身は「弱気になっていた」と話していました。が、見方を変えれば、自信過剰にならず、 冷静に今の力を客観的に見ることができているとも言えるのではないでしょうか。

 

 「脚の差は、そこまでないと思うんですけど、あとは自分に負けているんでしょうね。 思い切りのあるレースをしないといけないと思います

 

 持ち味や戦法について、聞いてみました。

 

 「持ち味ですか?…(少し考え)…ないです!(笑)」

(「えぇ???」っと、改めて聞いてみると)

 「どちらかと言えばスピード系ですね。でも、 押さえ先行もやってます。チャレンジ戦のときは、捲り、カマシが多かったんですけど、上がったときに師匠から『押さえて駆けるのも、 取り入れた方がいい』と言われました。ひとつの戦法にこだわらないようにしています」

 

 今節は、予選で果敢にカマシて行ったものの、後ろが離れて別線がハマる展開になってしまい4着。 準決勝勝ち上がりはなりませんでした。しかし、敗者戦では2連勝!最終日選抜戦では、 人気は上位実績ある鷲田幸司選手(福井・92期)に集中しましたが、7番手からの鋭い捲り追い込みで粉砕! スピードを遺憾なく発揮しました。今回は3日間とも、正攻法から引いてのカマシ、捲りでしたが、 押さえ先行も交えた自力戦で、今後も着実にランクを上げていきそうな予感がします。

 

 

 

 さて、今月の四日市ナイターは、この後中6日でFⅡ戦、 さらに中3日でまたすぐにFⅡ戦が組まれています。本格的なナイターシーズン到来です。ぜひ本場、場外、そして電話・ ネット投票でお楽しみください!


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