6/29~7/1 Kドリームスカップ(FⅡ)より

 こんにちは。実況の立野純です。

 

                    

 

 沖縄では梅雨明けが発表されましたが、東海地方はもう少し先の話。今節前検日は、午前中は雨。 開催初日も雨。2日目は曇り空からスタートしましたが、7レース以降は雨。最終日は何とかもつかな…と思われましたが、 11レースの選手紹介にパラパラ降り出し、レースではついに本降り…。雨、雨、雨の今シリーズでした。

 

 今節、場内には『トルネードポテト』 の移動販売車が来ていました。…と書きましたが、トルネードポテトがどんなものか、私は全然知りませんでした。ので、ひとつ買ってみました。

 

                

 

丸々一個のじゃがいもを、切れ目なくらせん状にスライスして、それを油で揚げているようでした。 味は塩、チリ、たこ焼きなど、いろいろありましたが、私はコンソメ味を注文。ファーストフード店のポテトとは違った感覚でいただきました。 その場で揚げたてを食べられる、というのがいいですね。

 

 

 さて、今節の四日市競輪は、中近から西日本地区の選手によって争われたFⅡ戦。その中からここでは、 1・2班戦に出走した、北村信明選手(徳島・93期)をご紹介しましょう。

 

            

 

 まず取り上げたいのが、名前です。普通『信明』と書かれていたら、何と読みますか?大多数の方が 『のぶあき』とお答えになると思います。ところが、北村信明選手は『ときひろ』と読みます。 知らなかったら、まず読めませんね。「よく間違えられます」と北村選手自身も語っていたので、私も実況では細心の注意を払いました!

 

 北村選手が2班に上がったのは、今年の1月。チャレンジ戦での優勝は『1』にとどまりましたが、 70%以上の3連対率を残しての2班昇班でした。それからおよそ半年が経ちました。

 

 「近況調子は上がってきたと思いますけど、準決勝クラスになると、 自分のレースができていないですね。前回の玉野では選抜スタート(6着)でしたが、やはり選抜戦は、予選とは違います」

 すでに準決勝突破も1回経験していた北村選手ですが、上位陣との差は、感じているようです。 三重初出走ということで、戦法などを聞いてみました。

 

 「ダッシュタイプで、地脚はあまりないですね。 得意なのは、カマシ、捲りです。2班に上がったころは、押さえ先行もしていたんですけど、今はカマシ、 捲りですね」

 

 師匠は、ふるさとダービー四日市(GⅡ) のファイナリストでもある、青井賢治選手(81期)

 「師匠からは、これといって言われていることはないですね…。『先行するな』 くらい

 えっ?先行するな?珍しいですね。さらに尋ねると…

 「『先行して勝てるようになったらいいんだけど、そんな脚質じゃないんだから』…と」

 実際には、先行の決まり手も、捲りと同じ数だけついています。 つまり、ただ駆けるだけの先行ではなく、勝つレースをしているということ。その中の選択肢の一つとして、 カマシ先行も繰り出しているのでしょう。

 

 「同期にはもっと強い人がいます。負けていられません

 

 今節は、デビューして2度目の初日選抜シード。初めての選抜戦(6月玉野)では6着に敗れましたが、 今節は2着で初日を突破。しかし、圧巻は翌日の準決勝でした。

 

 準決勝は3分戦でしたが、北村選手のラインは、いわゆる第3のライン。 人気は別線に集まっていました。

 しかし、同期の山崎光展選手(京都)の4番手を確保するや、格上本村隆文選手(岐阜・81期) に合わせての捲り!本村選手が不発になるだけでなく、人気の村田雅一選手(兵庫・90期)まで飲み込んで、 堂々の先頭ゴール!準決勝初アタマで、決勝進出を決めました。

 

 マークしていたのは、元S1の実力者、井山和裕選手(山口・84期)

 

              

 

 「北村君が点数以上強くて、びっくりしました」井山選手は、 決勝インタビューで、北村選手のことを、こう語ってくれました。

 

 決勝戦は、大谷靖茂選手(愛知)との同期対決。北村選手は、 井山選手とライン2車でしたが、ジャンから果敢に先行。決勝インタビューでは、同期2人とも「意識します」 と語っていましたが、レースでもその言葉通りの展開に!ホームからは同期のモガキ合い!北村選手は、 バックで捲られはしましたが、ズルズル下がるようなことはなく、5着に踏ん張る内容。

 

 3日間通して、北村『ときひろ』の名前を、 大いにアピールできた開催だったように思います。一歩一歩ですが、 着実に上を向いて進んでいる北村選手。さらに経験を積めば、まだまだ伸びていきそうです。

 

 

 さて、次節の四日市ナイターは、7月7日(火)に開幕するFⅡ戦。期も変わって、 思い切ったレースも多く見られそうです。また、新人選手もデビューします。ぜひ本場で、場外で、電話・ ネット投票でお楽しみください。

 

 

※次節の本場開催は7月7日開幕ですが、4日(土)には『第5回県内選手権』が、 四日市競輪場で行われます(9:50開会式。15:50表彰式。小雨決行、雨天中止)。 三重県の競輪選手によって行われる、自転車競技大会です。

 種目はスプリント、1kmタイムトライアル、4km個人追抜、4km団体追抜、 400mタイムトライアル、チームスプリント、ケイリンを予定しています。また、午後1時からは、選手とお客さまによる 『ハンディキャップレース』も予定しています。

 当日は、寛仁親王牌(GⅠ)の場外発売も実施していますので、 ぜひ四日市競輪場で一日お過ごしください。


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