こんにちは。BBライブスタジオ担当の谷友梨子です。

今シリーズは、約2か月ぶりのFⅠ戦。『第3回 コカ・ コーラセントラルジャパンカップ』が、 2009年8月10日~12日の日程で行われました。
優勝したのは、加倉正義選手(福岡・68期)。
松尾淳選手(岐阜・77期)、牛山貴広選手(茨城・92期) など、有力先行選手が相次いで準決勝で敗退し、 決勝戦は高木竜司選手(熊本・82期) の自力一車のメンバー構成になりました。高木選手の後ろには、加倉選手-藤田剣次選手(福岡・85期)が続き、 九州ラインを形成。番手の加倉選手は、
「競られることを頭に入れて走ります」
とコメントしていたことからも、誰もが「高木選手が先行するだろう…」 と思っていました。
ところが、レースとは蓋を空けてみないと分からないもの。なんと先行したのは、 ベテランの遠澤健二選手(神奈川・57期)!
実は、この遠澤選手。初日特選では、加倉選手の先行 (これも珍しいのですが!)をマークしていたのです。そんなこともあり、決勝に臨むにあたっては、
「難しいねぇ…。初日に加倉君に世話になっているので、競りにも行きにくいし…。やりにくいね。 でも、何かしますよ!」
と語っていました。「何かします」とは言ってましたが、それが“先行” とは驚きでした!(ちなみに、ギアは77から92に上げていました)
決勝戦では、ジャン4コーナーから遠澤選手の先行。前受けから7番手まで引いた高木選手は、 ホームですかさず巻き返しに。高木選手は、遠澤選手に並びかけたものの、捲りきるには至らず4コーナーで一杯。しかし、 マークの加倉選手は、そこから格上の追い込みを披露。直線しっかりと抜け出しV!先月防府FⅠ戦以来、 今年4回目の優勝を飾りました。
多くのファンの皆さんが迎える中、加倉選手が表彰ステージに登場!
常に上位で戦っているベテランは、落ち着いた口調でインタビューに答えてくれました。
「全日本選抜では、運もよくて決勝にのれましたけど、その結果、ここに来るまで疲れが出ました。 今回、初日も先行してしまったし、疲れはピークでした。初日は、自分の脚質だったら、 捲りしか打てないと思ったんですけど、ちょっと今回試してみました…」
こうコメントしてくれたので、ここでこんな質問を投げかけてみました。
-「これからも、ちょっと先行していこうかな」 という気持ちはありますか?
答えは…
「ないです!」即答でした(笑)。
「決勝は、高木君の先行一車みたいなメンバーで、競られることは覚悟していたんですけど、 みんな気を遣ってくれたんですかね…。人気に応えられてよかったです。初日に遠澤さんを付けて先行したのが、 (競られずに)よかったんですかね。先行した甲斐がありました。 ナイターはあまり好きじゃないんですけど、優勝できてよかったです」
来月には、オールスター(松山)も控えている加倉選手。
「自分の歳ではあまり欲は言えないので、一戦一戦大事に戦って、 一つでも上のレースを走れるように頑張ります。この優勝を励みに、これからも頑張りますので、応援よろしくお願いします」
ベテランの活躍に、お客さんからも惜しみない大きな拍手が送られました。
さて、次節の四日市競輪は、月またぎのFⅡ戦。8月31日に開幕します。ぜひ次節も、本場や場外、 電話・インターネット投票でお楽しみください。
谷友梨子