市野茂V(愛知・64期) 2010年7月22日~24日

 こんにちは。BBライブスタジオ担当の谷友梨子です。

                 

  今シリーズは、パシフィックエース協賛 第1回ベイサイドナイトレース杯が、 2010年7月22日~24日の日程で行われました。

 

 A級優勝は、 市野茂選手 (愛知・64期)

            

                     (優勝後、検車場で)

 降級後2節目で、見事優勝を飾りました!

 

 決勝は、 藤田勝也選手(和歌山・ 94期) 、 小林信晴選手 (愛知・83期) 、宮川誠選手(東京・73期)を軸とした3分戦。

 

  

      藤田勝也選手                 小林信晴選手

 

 レースは後ろ攻めを取った宮川選手が、 徹底先行タイプの藤田選手を封じこんでの、 ジャン先行。

            

                  宮川誠選手

 対する藤田選手も、 ホームからすかさず巻き返しに出ました。が、モガキ合う形になれば、チャンスは小林選手に! 藤田選手ラインの3番手を捌いて、 バックからの捲り。 これが鮮やかに決まって、2センターからは、小林選手と市野選手の一騎打ちに。 ゴール前は市野選手が1車輪しっかり捕えてのVは、1番人気での決着。

 到来したチャンスをしっかりモノにし、降級後2節目での優勝となりました。

            

 優勝インタビューでは、

 「(優勝できて)正直、ほっとしましたノブ(小林信晴選手)は強いので、好きな競走をしてくれれば、 僕にもチャンスはあると思っていました。本当に、そういう展開になってよかったです。こういったチャンスがあったときに抜ける脚を、 いつもちゃんと整えてから競走に入るようにしていますので、よかったです」

 

 「S級も大変ですけど、 A級も大変なので、一歩一歩、一生懸命走るだけです。 今後は、 またS級に定着して、S級の方で活躍したいと思います」

            

 最後に、「 ファンの皆さまに、 何でも結構です、お応えください」と市野選手にマイクを渡すと、お客さまから 「1曲歌って~!」とリクエストが!?市野選手は、 「いやいや、音痴なんで(笑)」 とのことでしたが、あとで市野選手に訊くと、十八番は「永ちゃん(矢沢永吉)」とのことで、 次回優勝時には、「永ちゃん歌って!」と言えば、1曲披露してくれるかも(笑)。

 

  「夜遅くまで残っていただいて、 ありがとうございます。こういうのが、僕にとって 『もっと長いことやろう』という励みに、すごくなります。これからも頑張りますので、 応援よろしくお願いします」と話し、インタビュ-は終了となりました。

            

 今期から久々の降級で、前検日に 「プレッシャーはありませんか?」と訊いてみると、「僕は、どんなレースでも緊張するタイプですね。だから、 いつもやること(練習)はきっちりとやってから、競走に入るタイプです」と、 何に対しても真摯に取り組む市野選手が伺えます。

 趣味は、「以前はダイビングですね。沖縄に、 大河原正輝(65期)っていうのがいるんですけど、(以前こっちにいたので)仲がいいから、 そいつのところに合宿も兼ねてよく行ってました。空気の美味しいところでリフレッシュして、練習して。最近はちょっと行けてないけど」

 降級後初Vを飾り、 S級復帰に向けて始動した市野選手です!

 

 

 決勝2着 小林信晴選手(愛知・83期)

            

 今期から降級し、なかなか決勝に乗れなかった小林選手ですが、3場所目の四日市でようやく決勝入り。 決勝インタビューに現れた小林選手は「ほんとホッとしました」 と安堵の表情を浮かべていました。

 決勝ではいい勢いで捲りあげたものの、 番手の市野茂選手が伸びて、小林選手は惜しくも2着。レース後は、 「先輩が勝ってくれたし、 それに今の僕からしたら上出来ですよ」と小林選手。降級後、壁になっていた準決勝も突破し、 ここからは小林選手の本領発揮の競走が見られそうです。

 

            

                       小林選手愛用の下駄

  以前に、「ルアー釣りが趣味だけど、まだ釣ったことがない」 とボヤいていた小林選手。

 今回お会いすると、「この前ようやく釣りました♪渡りガニを♪」 とニコニコ顔。 直径20センチくらいのそのカニは、もちろん小林家の食卓に上ったそうですよ(笑)。

 

 

 決勝3着 安田光法選手 (大阪・54期)

             

 藤田勝也選手マークから直線追込みましたが、3着。  

 1年程前から「(調子は)引火状態」 と話してくれていた安田選手。近況は、ほぼ毎回決勝にも乗り、 「脚が上がってきましたよ」 と来期のS級の点も確保しました。ただ、優勝は1年半前の松阪まで遡ることになり、 そろそろVを飾りたいところです。

             

 「あ。そういえば、最近、犬を飼い始めました。キャバリアキングです! 今の家(ファミリー)に犬が居たら、 何か理想の家になりそうな気がして(笑)」

 

 <A級決勝メンバー>

 池澤義文選手(茨城・56期)

            

 今期降級。降級初戦の、 直前の弥彦では準決6着と終わりましたが、今回はしっかりと決勝入り。

 「今年はずっと4回転で走っていました (今期から)A級戦なので下げてみた(3.92)のですが、脚の掛かりが悪かったので、(準決勝は) 4倍に戻しました」

 

 

 礒野永悟選手(滋賀・67期)

              

 6月頃からコンスタントに決勝入りを決めている礒野選手。

 「四日市は1着も多いし、 いい印象があります。近況は、 脚の調子もソコソコいいので、 着もまとまっていますね」

 

 

 菅原孝之選手(兵庫・ 72期)

             

 決勝インタビューに現れた菅原選手に、「6年ぶりの決勝入りですね?」と伝えると、「え? 6年ぶりですか!?正直、 嬉しいですね!」とニコニコ顔でした。

 

 

 宮川誠選手(東京・ 73期)

             

 準決勝戦は、中川貴徳選手ラインの3番手から伸びて1着。2月の川崎以来、 今年2回目の決勝進出を決めました。

 レース後は、「前任せの競走で、前が強かったです。(1着には) 本人が一番びっくりしています(笑)

 前検日に真っ黒に日焼けした顔で現れた宮川選手。「子供とプールに行って、すごく焼けました(苦笑)」と、 家に帰れば、6歳(男の子)と4歳(女の子)のパパです。

 

 

 安部達也選手(埼玉・83期)

              

 四日市は、07年3月以来の登場。前回は完全Vで、「四日市は相性もいいし、 走りやすい」とニコニコ。「初日は重かったけど、 準決勝は余裕があって、前の落車にも対応できましたね」

 

 

 藤田勝也選手(和歌山・94期)

             

 準決勝は、鐘の4コーナーからの先行逃げ切りで1着でクリアー。 人気の柴田竜史選手(静岡・96期) を下していました。

 実は、前日の初日特選終了後、「そういえば、明日(準決勝日)は、オカン(母親)の誕生日や~。 1着取ったら、 オカンに捧げる誕生日プレゼントやな~」と笑っていましたが、本当に1着でした! ! お母さんは、 いつも競走をテレビで見てくれているそうで、「オカンに捧げる1着」をライブでご覧になっていたかも!

 6月の富山で、1・2班戦初優勝を飾った藤田選手。

 「あのときは2車だったので、 先行にはこだわっていませんでした。でも、 理想のレースは、風を切る先行策ですね」

  近況は力を付け、来期は初のS級入り。「今期は、 S級に向けての競走をしていきたいですね。来年1月の和歌山記念?出れるものなら…出たい。 頑張りたいですね!」

 

 

 チャレンジ戦優勝は、 菱田浩二選手(京都・97期)

             

 四日市バンク初登場の新鋭レーサーが、4月の豊橋以来、 デビュー2回目のVを飾りました。

 決勝戦は、 加藤正法選手(愛知・ 96期)、青木康貴選手(岐阜・96期)との3分戦。 鐘から先行した加藤選手を後方7番手から捲っての優勝。 「4月の豊橋は、後ろの競走だったから、今度は自力で優勝したいですね」と前検日話していましたが、 今回は自力での優勝です。

 師匠・練習仲間・目標選手は、 岩崎稔選手 (81期)。高校時代は、ポイントレース・個人追い抜きなどで結果を残している地脚タイプ。「先行基本に戦っていますが、 こだわっているわけではなく、流れを見て走っています」

 好きな食べ物は「ラーメン」 だそうで、「どこのラーメン?う~ん。地元のラーメン屋です(笑)」 

     

 「明日(初日)、第5レースで対戦します」       

               

 と言いながら、前検日、仲良く(?)自転車を眺める、96期の2人。

                

         竹田慎一選手(富山)・中川昌久選手(茨城)

 中川選手は、初日は関東ライン2番手の競走で、近況、逃げ1・ 捲り0・ 差し2・マーク1と、「決まり手どおり、 近況は自在に戦っていますね」 とのこと。

 一方の竹田選手は、今期から降班。 「A級もチャレンジもやることは同じです」と、徹底先行ぶりは変わらず。 ただ、 チャレンジでも思うような結果が出せず、「(雨などもあって)近況練習不足ですね。頑張らないと」と、 気持ちを引き締めていました。

 

 

 大谷靖茂選手(愛知・93期)

               

 四日市は、昨年6月以来、 約1年ぶりの登場。前回は決勝2着。番手の山田圭二が選手がVで、同門ワンツーを決めていました。

 今回は決勝入りを逃しましたが、 今年はすでにV(1月大垣、3月松山、5月岐阜・高知) と快進撃! 今後に大いに注目が集まります。

 

 

 田中邦輝選手(三重・62期)

              

 落車によるケガで、昨年末から約2ヶ月の欠場があった田中選手。「具合は?」と訊くと、「(まだ) 痛い! 」 と一言…。

 

 

 田中大介選手(三重・83期)

             

 「以前よりは、良くなってきました。来月は、(ホームの) 松阪戦もあるので調子を上げていきたいですね」

 「趣味は特にないけど、焼き肉とかラーメンを食べたりするのが好きですね(笑)。あ。この前、 (同県の) 田前義守さんと、藤本辰次さんと、西村豊と一緒に、ビールを片手に食事を楽しんできました。 田前さんのスペシャルトークで盛り上がりましたよ(笑)」 …楽しそうな会合ですね(笑)。

 

 

 岡崎和久選手(大阪・78期)

              

 「今は暑いので、昼間休んで、朝と夕方に練習をしています。朝は、6時から9時までやってますね」

 「昼間には、娘をプールに連れていっていますよ」と、岡崎選手は、 4歳と2歳の2人のお嬢さんのパパです。

 

 

 森啓選手(岐阜・96期)
              

 中学校くらいの時から、 とにかくロードレースが好きだったという森選手。ただその頃は、 ロードレーサーを買うお金もなく、「テレビで見るだけでした。ロードレースは、自分で見せ場を作れるところが好きなんですよね」

 高校から自転車を始め(岐阜第一高校)、高校の監督さんの勧めもあり、競輪学校へ。同期には、西村光太選手 (三重)がいて、いつも一緒に練習していたとか。私はデビュー前から西村選手に、「岐阜に森っていうのがいるんですよ。 とにかく可愛い奴なんですよ」と、噂は聞いていました(笑)。

 在校は7位。師匠:水谷雅樹選手。練習仲間は、谷田泰平選手、 板橋慎治選手などです。

              

 前期チャレンジ戦ではV5(3班戦通算V9)を飾っていた森選手は、今期初昇班。しかし、「1・ 2班戦は厳しいですね。チャレンジでは思ったとおりに走れたんですけど。今は、基礎からしっかりやりたいと思っています」

 「チャレンジはカマシ・捲りが多かったんですけど、1・2班戦では、押さえ先行基本に、カマシ・ 捲りでが頑張っていきたいと思っています」

 

 

 丹波孝佑選手(大阪・98期)

              

 今節デビュー2節目の新人レーサーです。19884月生まれ(22歳) 師匠:北村尚勝選手 在校39

 「(デビュー戦を振り返って)緊張しました。 予選はあせって駆けて、バックでタレてしまいましたが、 最終日は自分らしい駆け方ができたと思います。戦い方は、 押さえ先行主体で。今は、 点数や着を気にせず、内容重視で走りたいですね」

 趣味を聞いてみると、「本を読んだり、インドア派ですね。あ。(電気店で) 電化製品を見るのも好きですね!」と、今流行の「電化製品タレント」ならぬ、「電化製品レーサー」かも? ! 

 

 

 對馬太陽選手(神奈川・85期)

              

 6月の広島では、 0410月の函館以来、6年ぶりの優勝A級2回目のV)を飾った對馬選手。

 「優勝はとにかく嬉しかったですね!近況、とにかく流れがいいです」と、ニッコリしていました。

 

 趣味は「映画を見ること。今回の四日市には、アニメ・蒼天の拳(そうてんのけん)を持ってきました。 3日間で見ますよ」とのことでした。

 ちなみに、「蒼天の拳」とは、「北斗の拳」の過去を描いた物語だそうですよ。

 

 

 伊藤彰規選手(神奈川・96期)

              

  「基本は押さえ先行ですけど、「何が何でも!」という感じではありません。 四日市は直線が長い?僕は直線が長いのは好きですよ。僕は、気持ちで走るタイプですよ(笑)」

 

 

 「初日終了後の愛知の新鋭レーサー」

            

         加藤正法選手(96期)、太田剛司選手(97期)

 

 加藤正法選手は、四日市バンク初登場。

              

 「ダッシュと地脚は5分5分。どっちもまだまだです。主導権をとる競走で頑張っています。2週間ほど前に、 師匠(金子貴志選手) たちと一緒に、長野のしらびそ高原に、3泊4日で合宿に行ってきました。強くなった気がします(笑)。 その成果を出したいですね」と話していたとおり、今回は逃げて2連勝で、 デビューしてから2回目の決勝シートに駒を進めました。

 好きな食べ物は、「パスタ・オムライス!地元・豊橋でオムライスをよく食べます!」とのことですよ。

 

 太田剛司選手は四日市2回目の登場。

              

 「中途半端なレースで負けてしまうことが多いですね。 レースの中で迷いが出て、そこを相手に突かれてしまったり…。 先行にこだわってはいませんが、先行・捲りの自力で力を出し切りたいですね」

 社会人を経験し、競輪界に来た太田選手。「趣味は旅行です。これまで、海外・国内と色々行きましたが、今は自転車ばっかりです(苦笑)。 早く、上に上がりたいですね」

 

 

 椎木尾拓哉選手(和歌山・93期)

              

 初日予選は、赤板からの突っ張り先行、逃げ切り勝ちを見せて人気に応えていました。

 ロードレースが大好きな椎木尾選手。 この四日市開催中は、ちょうど「ツールド・フランス2010」が開催されていて、「もちろん見てます! 好きな選手は、マーク・カベンディッシュ(イギリス)です」と、ニコニコ顔でした。

 

 

 杉山正和選手(三重・59期)

        

       杉山選手のトレードマークは「タオル」。

                  

 ポケットには、いつでもどこでもタオルがしっかりと…。私は秘かに、「タオル王子」と呼んでいます。

 

 

 角脇守選手(三重・66期)

    

                  清水勝選手 (滋賀・47期)

                   
 

 籔本賢一選手(三重・51期)

               

 手にはサーべル…ではなく、「マッサージ棒」が。金属製のマッサージ棒で、脚でも肩でも、 いつでもどこでもゴ~リゴリ。いい感じで効きますよ!

 

 

 田中三善選手(岐阜・60期)

              

 近況、落車が続き、長期欠場もあった田中選手。前検日には、「体調?良いわけないよね」 と苦笑していました。

 元S級の田中選手ですが、今回は久々の予選スタート。目標ない戦いではありましたが、 番手に追い上げ、取りきっての2着と、さすがの脚を見せていました。

 3歳と6歳のパパで、下のお子さんが産まれたすぐの3年前には、「子供が大きくなるまで、 まだまだ頑張らなくちゃなあ」と呟きながら、検車場でレーサーにまたがっていた姿を思い出します。お子さんが大きくなるまで、 怪我に負ける訳にはいきませんね。

 

 吉松賢二選手(群馬・90期)

              

 近況の戦い方は、「何でもやっています。捲り、イン粘り、追い上げ、捲り、先行も流れ次第では」と、 今シリーズも多彩な動きを見せていました。

 1年位前まではバンドをやっていたという吉松選手。「ジャズバンドで、ドラムをやってました!」

 

 …と、そこへ、弟弟子(師匠: 水島洋一選手) の中川拓也選手(94期)が登場!

            

 中川選手は、四日市初出走です。

 6月の川崎で落車。2本欠場し、直前の大宮で復帰。「胸骨を痛めました。 その前は、扁桃腺炎で欠場していて、最近ちょっと流れが良くないですね」

 兄弟子の吉松選手から、 「こいつは逃げたほうが強い。いい逃げをするんだけどな」と言われた中川選手、「う~ん。 ちょっと最近は思い切りが無くて(苦笑)。でも今回は、ちょっと積極的に行きたいですね」

 趣味は、「ゴルフですね」 とのことですよ。

 

 

 「デレデレのパパの顔」

             

             刀根隆純選手(福井・83期)

 手元には、11ヶ月になる初めてのお子さん(男の子)の写真が。

 「僕にそっくりなんです。可愛くて可愛くて。宿舎では、写真を眺めながら、 子供の為にも頑張らなくちゃって思っています」と、思いっきり目尻が下がっていました(笑)

 新制度では予選スタートになってる刀根選手。 「予選は緊張します。競輪は、走っている本人も分からないのに、周りには『勝って当たり前』と思われますからね。 お客さんの期待に応えなければ! …という責任感もあります」

 

 

 平田義敬選手(奈良・74期)・鈴木隆広選手(石川・87期)

          

 平田選手は、以前よりバック本数が減っていますが、「近況は、 先行基本に捲り交えて戦っています」 とのこと。

 鈴木選手は、今期から2班に復帰。「3班戦? やや苦戦しました(苦笑)」  今シリーズは、初日は元S級の橋本大祐選手を連れての競走。メンバーを見て、「緊張しますね。責任重大です」と、 表情を引き締めていました。

 

       

 中川貴徳選手(栃木・91期)

              

 今年V1(5月立川)。 ここ2節は、続けて決勝2着と好調ぶりが伺えます。

 今回は決勝入りを逃しましたが、初日特選は、中団をうまく取って捲って快勝!初日特選を制していました。

 「今年に入ってから練習の感じがすごくいいんです」とのことで、S級復帰にも期待が集まります。

 

 

 「初日終了後の岐阜勢」

           

 

 橋本大祐選手(岐阜・80期)

             

 今シリーズ日焼けNO. 1と言ってもいいぐらい真っ黒な橋本選手。「そうなんですよ。練習で焼けました」と、袖を巻くりあげ、「日焼け」と「そうでない所」 の境目を見せてくれましたが、まったく変わり無し!橋本選手は、本人は気付いていませんが「地黒さん」です(笑)。

 以前に、色が黒いという理由だけで、 先輩の加藤渉選手に(岐阜)に、 やったこともないビーチバレー誘われ大会に出場したこともあるそうですよ。

 (*三重県津市の御殿場(ごてんば)海岸で、毎年夏に行われているビーチバレー大会)

 

 

 ところで、見るからに元気いっぱいの橋本選手ですが、 実は昨年の7月から今年3月まで、 練習中の交通事故による肩甲骨骨折で8ヵ月の欠場がありました。

 

 「僕、20メートル吹っ飛びましたよ。トンネルで後ろから車に追突されて」と、 ケロッとした顔で話す橋本選手。「最初は特に焦りはなかったんですけど、1ヵ月入院した後、 手を動かそうとしたらまったく動かなくって…。さすがにその時は焦りましたね。 そこからリハビリで徐々に動くようになってきたけど」

 

 「これだけ休んだのは、選手になって初めてです。でも、逆に楽しかったですよ。選手になったら、 これだけ休むってことは、ないじゃないですか。だったら、長い人生で、 こんなときがあってもいいんじゃないかなって思うようになりました」

 

 「20メートル飛ばされたのに、これだけのケガで済んだってことは、 ある意味ラッキーじゃないですか。 だから、くよくよすることはないなって思いました」

 

 

              

 

            (長年、橋本選手と共に戦う、 使いなれたサドルです)

 

 

 「いい時と比べたら、 まだそこまでは行ってないので、歯がゆい部分はあるんですけど、自分では ここまで点数を戻してくるとは思わなかったので、それを思えば順調に来ていると思います

 

 元S級の橋本選手も、7月からの新制度では予選スタートに。「予選は、 前の自力選手の仕掛けどころや踏むタイミング、ペースが違うので走りにくいですね」と苦笑します。

 

 ただ最近は決勝入りも増えており、今シリーズは、 先行タイプ不在のレースで先行逃げ切りを見せていたぐらい調子も戻してきました。 橋本選手らしい前向きな気持ちで、近いうちのS級復帰が待ち遠しいところです。

 

 

      

                   谷友梨子

 

       次回も四日市競輪にご期待ください。

 

 


7/22~24 Kドリームスカップ(FⅡ)より

 こんにちは。実況の立野純です。

 

                   

 

 東海地方の梅雨が明けたのは、7月17日。とたんに、「暑い!」 が合言葉のように飛び交う毎日。夏の暑さが苦手な私も、ぐったりです…。

 

 競輪場近くにある霞ヶ浦球場では、高校野球三重大会の真っただ中!(出勤のときでしたので、 中に入る時間がなく、外から撮影しました)

 

             

 

 カメラマンも大変でしょうね。

 

             

 

 

 ここから競輪場内へ入ると…。

 

             

 

 上の写真のところは、一般の方は入れないのですが、非開催日払戻所より少し左手奥に進んだところ。 これよりまっすぐ行くと検車場があり、左に見える茶色の建物が選手宿舎。

 その手前に見える池では、魚が泳いでいる姿も見られます。その池で、 前検日には藻の除去作業が。

 

             

 

 写真ではわかりにくいのですが、水面には藻がびっしり!「特に悪影響があるわけではないのですが、 見た目にもよくないので…」と、作業員の方が除去作業をされていました。その結果…、

 

             

 

 本当に、暑い中大変そうでした。

 

 

 

 さて、真夏のナイター第一弾は、 『パシフィックエース協賛 第1回ベイサイドナイトレース杯 Kドリームスカップ』(FⅡ)。7月22日(木)~24日 (土)の日程で行われました。

 

 今期初の四日市ナイター。1・2班戦を制したのは、格上位の市野茂選手(愛知・ 64期)。準決勝3個レースのうち、2レースは主力機動型が敗れる波乱。そんな中、11レースは3連単1番人気決着。 決勝も、終わってみれば、準決勝11レースと全く同じ着順で入っての、やはり1番人気。競馬には『夏は格よりデキ』という格言がありますが、 今回は格でもデキでも上回った中堅~ベテラン勢が上位を独占。

 ワンツーを決めた市野選手と小林信晴選手(愛知・83期)は、S級でも勝ち負けできる選手ですから、 力が違ったと言えばそれまでかもしれません。

 が、そんな中で結果を出すことは、そう簡単なことではありません。A級の若手も強いですからね。 来期は再びS級で、活躍してほしいところですね。

 

 

 ところで、今節は4/20~22以来、実に3か月ぶりのFⅡ戦!ですので、 3班選手が四日市に来たのも、当然3か月ぶり。…ということで、今回ここでは、 今節出走した3班若手選手を取り上げたいと思います。

 

 

 まずは、伊藤彰規選手(神奈川・96期)

 

               

 

 伊藤選手は、四日市初出走。中部にはまだまだ馴染みが薄いので、「どんな選手かな…」と、 私は事前に顔写真も確認したのですが、その写真は黒髪。しかし、実際お会いすると、ご覧の茶髪!「髪は、最近染めました!」とのことでした。

 

 「タイプは、どちらかと言えば地脚ですね。ダッシュは、 地脚ほどはないので…。基本は押さえ先行ですけど、『何が何でも!』という感じではありません。自力で、流れを見極めて、 何でもできるように。どこからでも行けるようになりたいですね。将来的には、自在に動けるようになりたい」

 2月大宮で、デビュー初優勝。以降も、決勝には常時乗っていますが、 決勝になると結果が出ていません。

 「そうなんですよ。決勝に乗れると、安心しちゃうんですよね…」

 そんな、メンタル面の課題も挙げていました。

 

 師匠は、59期の吉田晴行選手。練習仲間には、95期の小原太樹選手(S2)や、久保将史選手 (A2)などがいます。

 「師匠からは、特に何も言われていません。伸び伸びと走らせてもらっています。 練習仲間はみんな強く、環境もいいですから、頑張りたいですね」

 

 四日市の直線は長いですよ」と話しかけると、

 「直線が長いのは好きなんですよ。500バンクも好きですから。 ですから、直線が長いのは苦になりません!」

と、頼もしい返答!この四日市に来る前は、7場所連続決勝進出。当然、今回も有力視された一人でした。

 

 が、レースはやってみないとわからないもの。準決勝は、人気に押されましたが、まさかの9着。 叩かれ包まれるような展開で、力を出し切れずに終わった印象。さぞ、悔しかったことと思います。

 しかし、予選では新人選手と長い距離をモガキ合った末、力強い逃げ切り勝ち!言葉通り、 長い直線もしのいで、地脚のあるところを見せました(最終日も新人に逃げ切って、トータル2勝)。

 まだ二十歳!チャレンジは当然通過点ですから、今後どう強くなっていくのか、 ぜひ追いかけてみてください。

 

 

 続いて、関東から。佐山俊樹選手(埼玉・97期)です。

 

             

 

 佐山選手は97期ですが、デビューしてからは、まだ26走しか消化していません。 同期はだいたい40数走していますが、これには原因が。

 「2月末の平塚で落車して、上腕骨をやってしまい、2か月半ほど休んでしまいました… (復帰は5/19立川)。でも、復帰してからは、だんだん調子も上がってきました

 

 復帰2場所目の6月千葉一般戦で、ようやく嬉しいデビュー初勝利。その勢いか、直後のいわき平では、 『1・1・③』の好成績。自身初の決勝進出も決めるなど、能力のあるところも見せていました。

 

 今回が初の西遠征。戦法などについて、教えてもらいました。

 「タイプは『完全なダッシュ型』。『持たないダッシュ』です (笑)。地脚はあまり自信がないですね…。でも、レースでは先を見据えて、あえて先行しています。 基本は押さえ先行です」

 

 「練習は、小沼良さんの八丁湖グループに入って、 面倒を見てもらっています。同じグループに、阿部大樹さんがいるのですが…」

 

 ん?阿部大樹選手(埼玉・94期・S2)と言えば、 昨年四日市に来たとき…

 

                

 

 こんなひょうきんなポーズもとってくれていましたが…。

 

 「パフォーマンスじゃなくて、レースの面で参考になるんですよね?」とぶつけると、

 「はい!」

 と即答!(笑。無理にそう言わせたかもしれませんが…)

 「阿部さんの先行の仕方などは、すごく参考になるんですよ!」

 

 身近に目標となる先輩がいるのは、とてもいいこと。佐山選手は、ケガで同期とはやや出遅れましたが、 こんな差は、将来的には、あってないようなもの。まだまだ伸びていきますよ!

 

 

 

 続いて同じく関東から。近藤寛央選手(東京・97期)を。

 

             

 

 写真のジャージは『スーパーKアスリートラボ』のもの。 スーパーKと言えば、ガールズケイリンでも大活躍した石井寛子選手も所属しています。

 「(スーパーKは)自転車の実業団チームです。石井さんともよく練習していますよ。 練習環境はいいですね」

 HPもあるので、ぜひ覗いてみてください。

 

 そんな近藤選手に、近況などを自己分析してもらいました。

 「脚質はスプリンター。末の粘りは課題ですね…。逆に、 ダッシュには自信があります」

 「成績ですか?ちょっと波がありますね…。着が悪いときは、先行して粘れていないときですね」

 「組み立てに関しては、結構自分が思ったようには走れています。徹底先行ではないですけど、 基本は先行。それで後手を踏んだら、中団を捌いたり。被せられても捌いたりして。 そんな自在な動きも好きですよ。将来S級に上がったら、自力をメインにした自在型になりたい。でも、 今は自力ですよ」

 

 そんな分析から、デビューからここまでの自己採点は「60点」とのことです。

 

 「師匠(飯田義広選手・44期)からは、『先行、捲りの自力で戦え』とは言われていますが、 レースに関して特に言われることはないです。とにかく、力を出し切るレースをしていきたいですね

 

 今節は、関東、南関東から中近の選手によって争われたシリーズでしたが、フタを開けてみれば、 東日本から決勝に乗ってきたのは、この近藤選手ただ一人!決勝は「初めて」 という単騎のレースになってしまいました。

 しかし、そんな中でも、捲ったラインの番手にうまく切り替えて、ゴール前では差を詰めての2着。 器用な立ち回りも見せて、自身初の単騎戦で、連に絡んできました!

 素質はある選手でしょうから、これからもどうぞご注目ください。

 

 

 最後に、今節登場した98期の新人2選手を!

 

 まずは、先輩とツーショットで!写真右が山田裕哉選手(岐阜) です。

 

             

   (写真左は、闘心會で一緒に汗を流す、 青木康貴選手〔96期〕

 

 師匠は板橋常晶選手(82期)。その師匠とは、 デビュー戦の奈良(7/14~16)で、いきなり同じ配分になっていました。その奈良では『4・落・9』。

 「デビュー戦は全然でしたね…。緊張もしました。もっと余裕を持って走れればよかったんですけど…」

…と、反省しきり。

 「デビュー戦ではバックを取れなかったので、今回は最低バックをつけたい。師匠からは 『先行してこい』と言われています。また、脚質は地脚系ではないので、もっと粘れる脚もつけていきたい。とにかく、 今は全力を尽くして、まずは主導権を取れるレースをしたいです!

 

 今節、初日は捲りに回って不発に終わりましたが、2日目ではカマシ先行。デビュー5走目で、 初めてバックを付けました(番手選手が、番手捲りで1着)。先行意欲はあり、練習環境も申し分ないので、 今後はどんどん名前を売っていってもらいたいものです。

 

 

 最後に、98期の新人選手をもう一人。丹波孝佑選手(大阪) です(もちろん、写真左です)

 

             

 

 丹波選手も、山田選手同様、ここがデビュー2節目。デビュー戦は、連日押さえ先行の組み立てで『7・ 2・2』でした。

 「戦い方は、押さえ先行主体です。それで、 カマシなども取り入れ、だんだん自力の幅を増やしていきたいですね。でも、とろあえず最初は押さえ先行で行きたい。 点数や着などは気にしないで」

 

 「練習は、街道中心です。適性なので、 どんどん乗り込んでいきたいですね。あとは、競輪場(岸和田)に行ったときは、 そこにいる先輩方とモガかせてもらったりしています」

 

 そんな適性組の丹波選手は、元々バスケットボールをやっていたそうです。

 「スポーツは、中2から高3まで、バスケをやっていました。体力には自信があります! 体を動かすのが好きで、スポーツ選手になりたかったんですけど、バスケでは限界を感じていました。僕の親やおじいちゃんが、 競輪大好きなので、それで『競輪どうや?』って言われて…」

 

 なるほど。それで選手になったのなら、今後はますます強くなって、 おじいさんらを喜ばせてあげなければいけませんね!今節は、最終日に番組面で初の番手戦も経験しましたが、まずは“先行で初勝利” を目指していってください!

 

 

 

 さて、今年の真夏のナイターは、もう一節。次回は、8/2~4のFⅠ戦です。どうか、 熱中症対策は十分になさって、競輪をお楽しみください。200円の特観席も、どうぞご利用ください!


園田匠V 開設59周年記念 2010年6月19日~22日

こんにちは。BBライブスタジオ担当の谷友梨子です。

 

                                    

 

 

 四日市競輪開設59周年記念が、6月19日から四日間に渡って行われました。 泗水杯の栄光を手にしたのは、 園田匠選手(福岡・87期)。

 

             

 

                   (優勝後、検車場で)

 

 念願の記念初V。また、この優勝で、12月に地元で行われる競輪祭の権利も獲得しました。

 

 

 直前の高松宮記念杯は、実は、2回目のGⅠ正規配分でした。 一次予選では、 先行した菅原晃選手の3番手から、捲った吉田敏洋選手に切り替え、直線追い込み1着!ビッグ初勝利を上げ、上々のスタート。

 

しかし、勢いに乗った二次予選Aでは、バック後方からインを突き、 直線小嶋敬二選手を捕えて1位入線を果たしたのですが、痛恨の失格(内側追抜き) となってしまいました。

 

 

 四日市記念は、それ以来の参戦。前検日では、「最近、 状態はいいんですけど、流れが悪いですね…。高松宮記念杯2日目は、脚にはかなり余裕があったんですけど、 逆に見すぎちゃいました。そこに向けて何カ月も前からトレーニングもしてきたので、(失格は) ガッカリでしたね。でも、それは自分の操作ミスですから。調整自体は間違っていなかったと思いますので、 次につながると思います」と話していました。

 

              

 

 四日市記念では、初日から快進撃。

      

 初日特選では、安東宏高選手の捲りに乗って、 直線外鋭く追い込み1着!2日目優秀戦では、 先行した松岡貴久選手マーク、柴崎俊光選手の捲りを止めて追い込み3着。

 

 正念場の準決勝Aでは、捲った松岡貴久選手の番手から追い込み1着。 10秒7で捲った松岡選手を、10秒6で交わし、松岡選手とワンツーで、 決勝進出を決めてきました。

 

 

<決勝メンバー>

 「柴崎兄弟の連係なるか」「柴崎淳が3連覇なるか」…。 戦前にはこんな話題が挙がっていましたが、柴崎俊光選手は、準決勝Cを永井清史の番手から追い込んでクリア。 一方の柴崎淳選手は、 ヒヤッとする展開でしたが3着に届いてクリア。また、 準決勝Bでは、 鈴木幸紀選手も山本佳嗣選手の番手から追い込んでの2着で、 記念初の決勝へ。 地元からは3選手勝ち上がってきました。決勝の並びは、柴崎淳-柴崎俊光-鈴木幸紀に。

 

 柴崎淳選手(三重)

               

「準決勝は、後ろに迷惑をかけてしまいました。脚自体は悪くありません。 兄弟連係は、選手になっての目標の一つでもありましたし、それはよかったと思います。3連覇は、 あまり意識していません。決勝は自分の持ち味が出せればいいと思います」

 

 柴崎俊光選手(三重)

               

 「永井さんのおかげで決勝に乗れました。決勝では、それを無駄にしないようにしたい。 淳とは、やっと連係できますね。しかもそれが地元なので、嬉しいです。淳の後ろは、 練習でもよく回っているので、決勝もそんな感じでリラックスして回れればいいかなと思います」

 

鈴木幸紀選手 (三重)

              

 「初めて記念の決勝に乗れて、嬉しく思います。脚の状態は、 最近だいぶよくなっています。柴崎兄弟とは、 バンクでよく一緒に練習しているので、何の心配もない。自分が離れないようにするだけです」

 

 

 別線で目を引いたのは、松岡貴久選手のスピード。 初日特選は10秒8、準決勝A10秒7(2着)の捲り。 2日目フォーリンカップでは、 押さえ先行策も見せていました。九州の並びは、 そのフォーリンカップと同じく、松岡貴久- 園田匠-大塚健一郎に。

 

 松岡貴久選手 (熊本)

             

  「 四日市は優勝しかしていないので、相性はいい (0510A級初V074S級初V)。今回3走した感じもいいですね。 決勝は、3:3: 3の3分戦なので、やりやすい。いつも通り、 自分のタイミングで仕掛けられればいいと思います。九州で上位独占できるように頑張るので、 車券(投票)をよろしくお願いします」

 

 園田匠選手(福岡)

              

 「3日間とも前が頑張ってくれて、僕は付いているだけなので、展開に恵まれています。 (自身の)タテ脚は、いいと思います。近況、 ずっと流れが悪く、どうしようもなかったんですけど、今回は流れが来ているので、しっかりモノにしたい。 決勝は松岡君の番手。大塚さんにわがまま言って、回らせてもらいました。しっかり自分の仕事をして、 見せ場を作りたい」

 

 大塚健一郎選手 (大分)

              

 「初日悪かったけど、 その後は徐々に微調整できていると思います。決勝は、 自分が番手でと思ったんですけど、園田君がわがまま言うので、3番手で頑張ります。まず3番手の仕事をして、 そこから4コーナー勝負させてもらいます」

 

 

東日本勢の前は、伏見俊昭選手。 連日番手戦でしたが、準決勝Aでは前の岸澤賢太選手(埼玉・91期)が出切れないと見るや否や、 1コーナーからカマシ先行策に。そのまま難なく逃げ切って、自力でも強いところを披露しました。 東日本の並びは、 伏見俊昭- 谷津田将吾- 松永晃典。

 

伏見俊昭選手 (福島)

             

「 四日市は相性もよく、とても走りやすい。今回は前検日から感触もよく、 何とかやれるんじゃないかな、という手応えはありました。今回は自力も覚悟して来ましたが、 3日間は後輩に恵まれて、決勝に乗れました。 決勝は自分が一番前で、若手を相手に、自力で頑張ります」

 

 津田将吾選手 (福島)

             

「来る前、ここに向けてという訳ではないが、練習もしっかりやって来ました。今回は3走とも後ろのレースで、 脚の感じは、特別いいとは思っていません。決勝は伏見さんへ。 番手は初めてです。展開次第では、 自分にもチャンスが向いてくると思います」

 

 

 松永晃典選手 (静岡)

             

 「3走した感じはいい。 道中も楽に回れているので、直線の伸びもいいと思います。伏見君は強いので、 決勝は安心して3番手を固めます」

 

 

 決勝は後ろ攻めになった九州勢がいったん押さえましたが、 ジャン4コーナーで柴崎淳選手が気迫の先行策に!しかし、 楽に4番手を確保した松岡貴久選手が、 バックからの捲り。これを柴崎俊光選手が懸命にブロックしましたが、 松岡選手マークの園田匠選手が、 そのスピードを殺すことなく、一気にタテへ。同門の先輩、大塚健一郎選手を連れ込み、 10秒8で記念初Vゴールへ!

 ゴール後はサッと右手でガッツポーズ!3番手の大塚選手が、 その健闘を称えながら敢闘門へ引き上げていきましたが、その敢闘門前には、九州の同僚の姿も。胴上げのシーンも、 CS放送をご覧の皆様には、お楽しみいただきました。

 

<優勝インタビュー>

 「初日から、九州の後輩がしっかり頑張ってくれました。脚の状態はよかったので、 あとは自分の仕事がしっかりできるかどうかだけでした。 決勝は最高の展開でした。柴崎(淳)君の先行は、初めから頭にあったので、松岡君が中団取れれば、準決勝同様捲ってくれると思ったので、 それに賭けていました」

 「(松岡選手がブロックで不発になったが)後ろに同門の大塚さんが付いているので、そこはしっかりと自分の仕事をしたいと思い、 突っ込みました。そこからは、気持ちで自転車が前に進んでくれたと思います。 今後は、師匠(吉岡稔真さん)を追い越すまではできませんが、近づけるように頑張ります」

               

 

 

 前検日に、「高松宮記念杯は失格になりましたが、調整自体は間違っていなかったと思いますので、次につながると思います」 と気丈に笑顔を見せてくれていましたが、その努力が、 この四日市記念優勝で、本当につながりました。今年後半戦は、努力が実を結ぶ、園田選手の躍進の年にしたいものです!

 

 

 

 

 

 

それでは、ここからは前検日の選手の表情をご覧ください!

 

 

 

 松岡彰洋選手(三重)

 

      

 

 近況ギアを4.08に。「練習の時に、たまたま後ろのギアだけを上げたら感じが良かったから、それに乗っているだけ。別に、 大ギアを意識したとかというわけではないんだけどね」

 

                 

 

 

 

 

 神田聖治選手(三重)

 

              

 

デビュー21年目にして、初めてS級入りを果たした神田選手。初の地元記念登場となりました。

 

 

 

 

 

 上田裕和選手(三重)

 

      

 

今年年明けに落車。怪我で長期欠場していましたが、ようやく復活してきました。身体を戻して、復調していきたいところです。

 

                    

 

 

 

 

 

 永井清史選手(岐阜)

 

       

 

 真剣な表情で、ハンドルにグリップをはめる永井選手↓

 

                    

 

 

 

 

 高木隆弘選手(神奈川)

 

               

 

              四日市は3月以来、今年早くも2回目の登場。

 

 

              

 

 

 深井高志選手(東京)

 

               

 

 

 

 丸島真改選手(千葉)

 

               

 

 

 

 

勝瀬卓也選手(神奈川)

 

               

 

 一昨年4月以来の四日市登場。その時は3歳だったお嬢さんも今では5歳に。また、もう1人男の子も誕生したそうです。

 

 3歳の時は、競走から帰るたびに「勝った?」と訊かれていたそうですが、最近はだんだんと分かってきたのか、 「娘が気を遣ってくれてますよ」と、楽しそうに笑う勝瀬選手。 先日、 敗者戦で1着を取った時には、紙製の「金メダル」を首にかけてくれたそうですよ。

 

 

 

 

 赤井学選手(千葉)

 

              

 

 

 

  成清謙二郎選手(千葉)

 

               

 

 

 

 

 五日市誠選手(青森)

 

 

                 

 

 取手記念に続き、今大会も2回、伏見俊昭選手との連携。すっかりお馴染みの連携に?!

 

 

 

 

 佐藤幸治選手(秋田)

 

                

 

 四日市は初出走。前検日雨でバンク練習ができなかった為、、囲まれた記者さん達に「走ったら分かると思うけど、直線が長いよ~」 と特徴を伝授(?)されるシーンも。

 

 

 

 

 飯嶋則之選手(栃木)

 

 

               

 

             ブルーのシャツにブルーのネクタイで爽やかに登場!

 

 

 

 

 

 辻力選手(石川)

 

               

 

               パリッとしたポロシャツがよくお似合いでした!

 

 

 

 

 

小嶋敬二選手(石川)

 

               

 

 ニコニコ顔で上機嫌で売店に入ってきた小嶋選手。手に持っていたのは…

 

                  

 

                     「上機嫌のすすめ」

 

                  今、読んでいる本だそうですよ!

 

 

 

 

 

 

 中園和剛選手(福岡)

 

                

 

久留米競輪の選手会ブログによると、四日市記念の少しあと、7月3日にご結婚されたとか。中園選手ご結婚おめでとうございます! お幸せに!

 

 

 

 

 木暮安由選手(群馬)

 

           

 

 眼鏡に白シャツのコーディネートで爽やかに登場!検車場でもいつもニコニコ。記者さんからも人気者です。

 

                     

 

         

 

 

佐藤亙選手(愛知)

 

                  

 

 

                     

中澤孝之選手(大阪)

 

               

 

 

 

 

 「私は誰でしょう??」

 

 

               

 

               正解は、伊藤保文選手(京都)!

 

 

 9時過ぎには到着し、まだ人影まばらな検車場で「暇や~」とウロウロ。

 

 

 

 

 「私は誰でしょう??パート2」

 

 

              

 

     正解は…松岡貴久選手 (熊本)・柴崎淳選手(三重)!

    

 

              

 

前検日、仲良くじゃれあっていた(笑)2人でしたが、決勝では対決することとなりました。

 

              

 

 柴崎淳選手は、四日市記念3連覇がかかった今大会ではありましたが、今大会は優勝を逃しました。 しかし、毎年登場する度に、その成長ぶりを地元ファンの前で披露しています。来年は、 さらにビッグになっての四日市記念の登場を期待しています!

 

 

              

 そして、今シリーズ、スピードが光ったのが、松岡貴久選手。初日は10秒8で捲って1着! 準決Aは、10秒7で捲って2着と、そのスピードには圧倒されました。園田匠選手の優勝にも貢献し、今後の活躍に注目が集まります!

 

 

        

 

  湊聖二選手(徳島)

 

               

 

 

 沢亀浩司選手(福岡)

 

               

 

 

 

 

 山本佳嗣選手(大阪)

 

               

 

 準決勝戦では、ライン2車ではありましたが、先行策!…にさせられてしまった山本選手。かつての徹底先行の血が騒いだのか(?)、 いい逃げっぷりをみせましたが、惜しくも粘れず5着。しかし、それに応えた番手の鈴木幸紀選手が2着に入って決勝進出を決めました。 四日市は実に6年ぶりの登場です!

 

 

 

 

 藤木裕選手(京都)

 

              

 

 5月の小田原ではS級初Vも達成し、競走得点も上がってきた藤木選手。練習の成果を出して、記念でも結果を残していきたいところです。

 

 

 

 

 加藤慎平選手(岐阜)

 

          

 

 

 志村太賀選手(山梨)

 

           

 

 二次予選Bは11秒3で捲って1着クリアーでしたが、準決勝Aは4着で惜しくも決勝進出を逃しました。

 

 

 

 

 藤田大輔選手(千葉)

 

                

 

 四日市バンクは好相性。(075A級…2・1・①、昨年2S級…1・1・②) 3回目の今回は結果が出ませんでしたが、 次回の登場をお待ちしています!

 

 

 

 

 朝倉佳弘選手(東京)

 

                

 

 眼鏡をかけて、いつもとは少し違った雰囲気で登場!このあと、地元(京王閣) 記念も控えていて奮闘が期待されます。

 

 

 

 

 

柴崎俊光選手(三重)

 

                

 

 昨年の四日市記念・準決Cでは、藤田竜矢選手を捲って1着目前でしたが、 諸橋愛選手に差され2着と、 決勝進出を逃しましたが、今年は、決勝進出。弟・淳選手との兄弟連携も実現しました。

 

 決勝では、淳選手が思い切った先行策。俊光選手にもチャンスがありましたが、3着と終わりました。決勝後は、「言葉が無いですよ…」 と肩を落としていましたが、初の記念決勝入りも果たし、着実に一歩ずつ力をつけてきています。来年の記念も兄弟連携が見たいものです。

 

 8月には初のお子さんも誕生予定で、「いい励みになっています!」と、早くもパパの顔も覗かせていました。

 

 

 安東宏高選手(福岡)

 

                 

 

 5月の地元別府記念では、初の記念決勝進出も果たし、 近況競走得点も上がってきました。

 

 「地元記念は、 メンタル部分で勉強になりました。体の状態云々ではなく、気持ちひとつで、 ここまで取り組み方や走り方が変わってくるんですね。これまでは、分かっていた“つもり”だったんですけど、改めて気付きました。 肉体的なレベルというのは、積み重ねでしか上げられないじゃないですか。でも、メンタル的な成長というのは、 何かキッカケや言葉をもらうことで、その瞬間から上がりますね。そんなことを感じますね」

 

 

 

近況の戦い方については、「自力主体の自在?そうですね。 自力の気持ちが強いから、自在に動けていると思います。自在に構えていたら、完全に自力は出せないし、後手を踏みますよね。 常に気持ちとしては自力で、結果、タイミングなどで位置を取りに行ったというのもありますが、基本は動くことが大前提です」

        

そんな安東選手には、 お弟子さんが1人。一番弟子の、利根正明(とね きみはる、 97期、A3)選手です。

 

 「家が同じ市だったので、『練習を見てください』 という話だったんですよ」

 

 「大分には、他にいい選手は一杯いるじゃないですか。 そうしたら、何を血迷ったのか(笑)、僕のところに来ました。でも、そんなことを頼まれたら、 「僕にできることなら喜んで」 と、受けました。僕はまだ5年くらいしか選手をしていないけど、 その中で教えられることは、全部伝えられたらと思います」

 

 「そして…。不思議なもので、 人に教えようとすると、自分が成長しますね。逆にいつも「ありがとう」 と言いながら教えています。教えようと思って取り組むと、自分が得るものが大きいですね」

 

 お弟子さんと共に、自分自身も成長していう安東選手。今年は、 更なる大きな舞台での活躍が期待されます。

 

 

 

 

 

 

 皆様のおかげを持ちまして、今年の四日市記念も無事終了しました。

 

 

 

                

 

 

 30分ほど前には、この敢闘門には決勝メンバーが顔を揃え、戦いの前の険しい表情を見せていましたが、 今はひっそりと穏やかな夕暮れ時を迎えています。

 

              

 

ファンの皆様、四日間に渡りましてありがとうございました!次回からはまたナイター競輪がスタートしますので、 今後共四日市競輪をよろしくお願いします!

 

 

                     谷友梨子


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