「塚本貴雄V(岐阜・70期)9/25~27」

 こんにちは。谷友梨子です。

 四日市競輪ベイサイドナイトレース、9月2回目の開催はFⅡ戦、 9月25日~27日の日程で行われました。

 

 初日は「中秋の名月」、また最終日は「満月」と、 まさに美しいを望みながらの今シリーズ。このFⅡ戦を征したのは岐阜の70期・ 塚本貴雄選手

 決勝戦終了後、偶然にも塚本選手の口から飛び出した言葉が、「僕、四日市にはツキがあるんだよね!」でした… (本当の話です)。

   (優勝後、検車場で)

 「四日市には、何か僕に味方してくれるツキがあるんだよね。これで、四日市では優勝3回目(A級) だし。ただ過去には、決勝2着が2回と悔しい思いもしてるけど…。」

 

 その悔しい決勝2着・2回のうちの1つが、 前回今年5月の四日市

 ホームからカマした熊本の90期・ 服部克久選手マークのレースで、塚本選手は絶好の番手でしたが、内をすくって追い込んだ戸ノ下太郎選手 (東京・76期)が1着。塚本選手は2着と終わりました。

 

 決勝戦終了後、検車場を訪れると、検車場から少し出た暗い渡り廊下のところで、 帰り支度をしている塚本選手の背中が…。声をかけようと思ったのですが、明らかに沈んでいる様子が背中からも伝わってきたので、 「お疲れ様でした」とだけ言って通りすぎようとしたところ、その背中から声が。

 「悔しいし、情けない。とにかく服部君に申し訳ない。 他地区の僕が後ろにもかかわらず、あんなに気持ちよく先行してくれたのに…」と、 私に話しかけながらも顔を上げることはなく、自転車を一心に見つめながら、強く自分自身を責めていました。

 後日話を伺うと、「あの決勝(の後)は、ずいぶん引きずりましたよ」とのこと。

 

 そして、それ以来の四日市が今回のシリーズ。

 初日特選はラインの4番手のレースで7着。 直前の豊橋の決勝で接触があり、自転車が故障。仕方なく、 今年の前半に使っていた自転車を持ってきたそうですが、「伸びはあまり…。でも、今年の前半、 僕の為に頑張ってくれたフレームだし、8月の奈良の準決1着(会心の捲りを放っていた!)もこのフレーム。だから大丈夫だと思う」

 その言葉どうり、 準決勝では11秒4の、今節の一番時計で捲って1着。 若手機動力タイプ2人が相手なうえに中部2車。決して楽なメンバーではありませんでしたが、決勝に駒を進めてきました。

 

 そして迎えた決勝戦。細切れの4分戦。 塚本選手は小堺浩二選手(石川・91期)に前を任せてのレース。最終バックでは7番手でしたが、 3コーナー空いた内をすくって、後ろを3車身離しての圧勝。7月の大垣以来、今年2回目のV。また、 前回の四日市決勝2着の、悔しい思いを晴らすこともできました。

(この自転車が塚本選手の為に頑張ってくれました!)

 レース後、「ツイてた!」という塚本選手に対し、横にいた同期(大阪・70期) の三宅弘一選手に、「でも、あのコースを踏むのには脚がいるよ」と言われ、 ニッコリと嬉しそうな表情も見せていました。しかし、「小堺君が外を捲っていってくれなければ、内は空かなかった。 この優勝は小堺君のおかげ。」と、小堺選手の健闘を称えていました。

 

 塚本選手は、1971年生まれの36歳。しかし、写真を見てお分かりのとおり、 どう見ても36歳には思えません、もっと若くみえますよね!顔も童顔だし。

 趣味の1つが、「ブラブラといろんなお店を見てまわること」 だそうで、この開催前にも、「名古屋の大須商店街にいってきたよ」とのこと。この 「大須商店街」は個性的な店が立ち並ぶ、下町風情漂う何でもありの商店街。「古着とか、ガラクタとか、 そんなのを観て歩くのが好きなんだよな~」とオシャレな一面も。

 

 そういえば、塚本選手の洗濯物入れは、オシャレでした!選手は開催中の洗濯物を自分で洗います。 たまにスーパーの袋に放り込んで、そのまま持ち歩いている選手も見かけますが(それはそれで私は好きなんですが・笑)、 塚本選手はストライプの巾着のような布袋に入れていて、「それ格好いいですよね!」と言うと、「これ○○のブランドやねん」 とタグを見せてくれました。もしかしたら、これも、ブラブラ歩きの買い物で見つけた掘り出し物かも??

 

 さて、塚本選手の次走は青森のレインボーカップセカンド。 来期は1年半ぶりのS級復帰も決まっています。8月の奈良あたりから調子も上がってきたということで、 塚本選手の今後の走りに注目してください!

 そして、「四日市にはツキがある!」ということですから、 ファンの皆様、お忘れなく!! 

 

 

 さて、それでは恒例となりました、 今シリーズBBライブスタジオに登場してくれた地元選手をご紹介しましょう!

 

 初日ゲスト 太田雅之(おおた まさゆき)選手(86期)

 9月24日で太田選手もついに30歳!おめでとう!!(写真は、指で、30と作ってます…)  若くみえますが、こうみても1歳2ヶ月の女の子のパパです。先日、名古屋競輪場で発走前に、 「四日市見たぞ~!」と、前回のスタジオ登場を見たお客様から声援をいただいたそうです!

 

 

 2日目ゲスト 萩原大(はぎわら だい)選手(86期)

 前回の開催では、お父さんの誠選手(40期)に登場してもらいました。 叔父が萩原操選手で、 おじいさんも競輪選手という3世レーサーにあたる大選手。デビュー当時は、記者さんに訊かれるのもそのことばかりで、 「とにかく早く勝って結果を残さなくちゃいけない!」と焦っていたと、そんな話も聞かせてくれました。 

 

 

 最終日ゲスト 山崎吉晴(やまざき よしはる)選手(56期)

 以前に比べると自力の決まり手が明らかに増え、現在、[逃2・捲3・差1]。「基本は、 自力もある追い込み屋ですよね??」と訊くと、「いえ自力です」とキッパリ。予選や敗者戦では、自力をどんどん使っていくとのこと。    愛知から三重に移籍して、早くも12年が経ちました。

 

 

 次回の四日市競輪は、 10月3日からレインボーカップセカンドステージが行われます!ご期待ください!


« 「梶山裕次郎S級V(87期)・浅井康太特進9/19~21」 | メイン | 渡辺一洋(静)セカンドV ・西塚弘記(三 )別層V(10/3~5)  »

プロフィール


カレンダー