こんにちは。谷友梨子です。
前回から中5日の開催となった今シリーズは、「第二回ベイサイドナイトレース杯」 FⅡ戦。11月28日(水)~30日(金)の日程で行われました。 頭1つ抜けた存在がおらず、また初日の特選メンバーの中には徹底した先行タイプが見当たらずといった今開催、 中部から九州と5つの地区から選手が集まりました。
今シリーズの覇者は、大阪の79期・中川大祐選手。
決勝は、打鐘で伊藤成紀選手(大阪)が押さえて先行。 この3番手が、南大輔選手(京都)、上田国広(三重)選手との併走になりましたが、 伊藤選手のハコを無風で回った中川大祐選手が展開をキッチリものにしての優勝!A級初Vでした。
優勝インタビューでは、「練習仲間の伊藤君にすべて任せてのレースで、伊藤君のお陰。 最終日はギアを4.25に上げたが、いつも最終日にはこのギアにしています。近況は流れも良く、A級初Vを達成できて嬉しい。 次に四日市に来た時も頑張ります!」と話していました。
意外にもA級では優勝が無かった中川選手。ただ、2場所前の玉野の決勝では、 単騎で前々踏み上げて3着という意欲的なレースも見せていて、中川選手によると「自分なりに前々に踏めていい感じのレースだった」とのこと。 この頃から、流れが優勝に確実に向かっていたようです。
A級初Vを達成したこの四日市には相当いい印象も持ってもらえたようで、 これからも中川大祐選手のベイサイドバンクでの好走にご期待ください!
今シリーズ地元から決勝への勝ち上がりは2名。 四日市がホームバンクの常川佳介選手と上田国広選手。 準決でも連携しワンツーを決めた2人。決勝もこの両者に人気が集まっていましたが、 上田国広選手が3番手外併走から捲れず、決勝は共倒れに終わりました。
常川佳介選手は近況は着以上に動きも良く、 今シリーズの初日選抜も4着ではありますが、目標が不発で3コーナーではまだ7番手。さすがに本人も「もう無理だ」と思ったそうですが、 そこからがすごかった!内を突いて直線鋭く伸び、ゴール前は狭いところを突っ込んで選抜クリアー!
常川佳介選手(88期)
決勝もその動きから一番人気に押されて、地元ホームで初Vの期待が集まっていましたが、結果は4着。 決勝終了後、「駄目でした。情けないですよ…。(谷さんも)言葉ないでしょ?」と、そのつぶやきからは無念さが…。しかし、 元々は在校5位の逸材、捲り脚も温存し、ジワリジワリと成績を上げてきています。また近々、初Vのチャンスは訪れるはず…。
上田国広選手は、決勝後は表情が固く…、 顔を合わせましたが言葉もまったくありませんでした。連日、「伸びが悪いですね」と険しい顔を見せていた上田選手。10月玉野で落車、 1場所欠場しての地元戦。準決の後、具合を聞いてみると「言うと言い訳になるから…」。
上田国広選手(89期)
決勝も上田選手らしい伸びが見られませんでしたが、調子が悪い中でも、1着2着で決勝まで勝ち上がってきたのは、力がついてきた証。 初V達成後、そのあと2年は優勝に恵まれませんでしたが、今年はV3!初のS級も見えてきています。
常川佳介選手、 上田国広選手、三重の若手も頑張っています!これからもご声援をお願いします!
この決勝には中部勢が5名乗っていましたが、 単騎を選択したのは岐阜の宝満大作選手(85期)。
前回の四日市が決勝3着。「今回はもちろん優勝狙ってますよ!」と、まだA級Vがない宝満選手、 前検日からかなり気合が入っていました。
10月の地元岐阜戦では、 初Vのチャンスを2分の1輪差で逃していて、「自分では抜いてないと思ったけど、周りのお客様から『 「抜いたぞー!』と声が飛び、もしかしたら…と変な気を起こしちゃって…」と苦笑。
今シリーズは前検日の意気込みそのままに、 連日俊敏な動きを見せて、2着1着で決勝へ。決勝は、内に包まれバックでは8番手の展開も、 外併走の岡田茂人選手を飛ばして、直線鋭く伸びましたが、タイヤ差5着と終わりました。
レース後は、「また駄目でしたよ…」と力なく落胆した表情。 そのやるせない気持ちが伝わってきました…。
しかし、今の勢いなら初Vはもうすぐ手の届く位置に…。今年後半、成績も右肩上がり、 今期は初のS級の点もかかっています。宝満大作選手、ここが踏ん張りどころです!
そして、ここでご紹介したいのが、愛媛・ 82期の曽我部匡史選手。
四日市バンクは1年4ヶ月ぶりの登場です! 曽我部選手は怪我などもあって本来の力ではない状態が続いている現状ですが、今年いっぱいは焦らずいきたいとのこと。
( 趣味で入っているマウンテンバイクのチーム「焼鳥山鳥(やきとり さんちょう) 」のユニフォームを着て )
「ただ、直前の玉野の3日目の選抜戦ではあるけど、今年初めて 『腰でしっかり踏めた』という感覚を得ることができた。逃げて踏み直しができて、だいぶ力的には戻ってきているのかなと」
「周りからは遠回りしていると言われた練習内容ではあるけれど、アマチュアの気持ちに戻って、 まず距離を乗って乗って下地から作り直そうという気持ちでやってきて、最近ようやくもがきの練習に変えていったところだっだので、 だいぶ噛み合ってきたのかなあと思う」
「周りからは、『なんでおまえはこんな位置にいるんだ』とか、『弱っている』とか言われるけど、 いや、これが今の僕の成績・現実だからって思う。もちろん、自分も戻そうとそこで頑張っている途中ではあるんだけど、 それがどんどんストレスになって…」
「今、一般の自転車のチームに趣味で入っていて、一緒に練習をさせてもらって大会にも出て。 趣味も自転車なの?!ってみんなに言われるけど、しんどいけど楽しい!! 競輪しか見えてなかった自分が広い視野で楽しむことができるようになって、オンオフの切り替えが、 競輪でも気持ちの切り替えができるようになった。 今となっては怪我したのが良かったのかなとまで思えます…」と、生き生きとした表情で話してくれました。
自転車が好きで好きでこの競輪に足を踏み入れたという曽我部選手。スランプ・怪我…、 色んなものを乗り越えて、一回りも二回りも大きくなったレースをファンの皆様の前で披露できる日も近いのでは…。
なお、「焼鳥山鳥」は、焼き鳥屋さんの屋号から取ったもの (大将がマウンテンライダー)。焼き鳥も美味しいそうですよ!
それでは、今シリーズも、 BBライブスタジオに登場してくれた地元選手をご紹介しましょう。
初日登場 高谷進太郎(たかや しんたろう)選手 (85期)
年末までの高谷選手の配分ですが、名古屋→四日市→松阪(地元ホーム)と、東から西へ、 「どんどん自宅に近づいていくコースですね…」。12月21日からの真冬の四日市ナイターにも参戦予定ですが、選手は寒さ防止の為、 ストッキングをはいてもいいことになっているそうで、高谷選手もストッキングに初挑戦?!
2日目登場 平田雅巳(ひらた まさみ)選手 (47期)
一番下の息子さん平田健之佑(けんのすけ)君が、 11月28日(昨日)、競艇選手(101期生)デビューを果たしました!(地元・津競艇で) 平田選手も家族席でデビューを見守ったそうです。「息子の応援もよろしくお願いします!」とのこと。デビュー戦は6着でしたが、 2日目は2着と連絡みを果たしていましたよ!
3日目登場 末良昇司(すえよし しょうじ)選手 (60期)
2回目の登場。またまた末良トークが炸裂!!アマチュア時代の話から何故か、今シリーズ補充参戦・ 三重の最古参、28期の竹田恵一選手の話に。末良節で、愛すべき竹田選手ネタを披露し、スタジオ前のお客様も大爆笑! 選手宿舎のテレビのチャンネル主導権は、先行屋ではなくベテラン勢が握っているそうで…、 竹田選手は自在に目まぐるしくチャンネルを操っているそうです!
次回の四日市競輪は、12月17日からのFⅠ戦。場内には、 クリスマスムードいっぱいのウィンターバージョンのイルミネーションが点灯します。 イベントも盛りだくさん!本場にもぜひお越しください!