こんにちは。 BBライブスタジオ担当の谷友梨子です。
今シリーズは、FⅠ戦「日本トーター杯」が、2008年5月18日(日) ~20日(火)の日程で行われました。
今大会S級を制したのは、石橋慎太郎選手 (静岡・88期)。
決勝は、柴崎淳選手が、鐘からの押さえ先行。 石橋慎太郎選手は前受けから6番手まで引き、最終3コーナー6番手からの発進。 太田真一選手も2センターから出て行きましたが、その上を11秒4で捲り追込んで、4月の富山以来、 今年2回目の優勝を飾りました。
優勝インタビューでは、「この優勝は素直に嬉しいですね。 決勝は、前を取って、柴崎君が遅いなら突っ張ろうと思ったけど、早かったから引きました。今日は落ち着いていたというより、 風が強くて重たかった。この風の中、よく捲れたと思います。来月の高松宮記念杯、 名前が売れるように頑張ります。晴智さんもGⅠを取って、静岡も盛り上がっています。 今後も藁科軍団をよろしくお願いします!」と、話していました。
表彰式で
近況はバック回数も増えた石橋選手ではありますが、「僕は元々先行屋ではないので…。 誰も行かなきゃ先行しますけど、僕は本来自在屋ですよ」とのこと。約2年ぶりの四日市でしたが、 連日好タイムで、逃げて捲って、優勝を飾りました。7月にこの四日市で行われるサマーナイトフェスティバルにも出場が決まっている石橋選手。 このVでかなりいい手応えを掴んだはず。サマーナイトでも好走を期待しています!
そして、A級優勝は地元ホームの田中邦輝選手(62期)。
(優勝を決めた後、BBライブスタジオに、 少しはにかんだ笑顔で登場してくれました)
昨年7月にA級降級後、コンスタントに決勝には乗っていましたがまだVが無く、待ちわびた優勝…。 来期S級復帰前に、嬉しい、それもホームバンクでのVとなりました。
四日市記念も制している田中選手ではありますが、地元での優勝は意外にも少なく、 これで3回目だとか…。「新人リーグと記念とそして今回の優勝。 記念以来だから、11年ぶりかな…」
準決は、カマした鈴木伸之選手から離れてしまい、 絶体絶命の7番手。もう駄目かと思われましたが、そこは地元の意地、立て直して3着に。決勝は、再び連携となった鈴木選手にぴったり追走、 ゴール前捉えての優勝となりました!
いつも汗を流しているホームバンクでの優勝。報われるひと時です!
さて、ここからは、今シリーズ参戦の選手の表情をご紹介していきましょう!
まずは、地元の柴崎淳選手(91期)。
S級での優勝もある柴崎選手ではありますが、地元ホーム戦では初のS級決勝入り!
四日市戦の前は、 奈良で行われた全プロ記念競輪→全プロ競技→加藤慎平選手の練習グループの合宿参加と、少々疲れてはいたようですが、 決勝入りを決めてきました。
全プロ競技では、浅井康太選手・柴崎俊光選手(兄) と共にチームスプリントに出場して3位。念願の寛仁親王杯の出場権利も獲得!また、加藤慎平選手、 永井清史選手らとの合宿では、「よく遊び・よく練習した」と、いい刺激も受けたよう!
天性の抜群のダッシュ力を持っている柴崎選手。ただ、 まだまだ競走では思うように運べないことも多く、レース後、 歯痒い思いを噛みしめている柴崎選手の姿もよく目にします…。しかし、伸び盛りの今、 色々なものを吸収して頑張ってください!
決して私は「足フェチ」ではないのですが…、 思わず脚の写真を撮らせてもらいました…。
江戸時代の飛脚のようないでたちの、この脚の持ち主は、 岩本和也選手(石川)。
「これ?歩く時、楽なんですよ~」とのこと。 ふくらはぎや土ふまずの筋肉をサポートし疲労を軽減してくれる「サポートタイツ」を着用していて、これがうまくサンダルと合って、 飛脚の脚に!?
近況は、捲りもよく決まっている岩本選手。「昨年の12月から、.ギアを3. 57から3.77に上げ、トップスピードが上がったのが自分でもわかりますね。 だから競走にも少し余裕が出てきました」
お風呂上りにタオルを頭に巻いて…ではなく、 開催中ヘルメットに付ける整理番号の入ったカバーをちょっとふざけて頭に被っていた、渡辺泰夫選手(大阪) 。
関西人らしく(?)、とてもユニークで明るい渡辺選手。若く見えますが、今年40歳になります!
「阪神タイガースの金本知憲選手が同い年。(金本選手は、 40歳になった今でも、阪神の四番打者としてチームを引っ張る存在) 金本選手の頑張りを見てたら、 僕も頑張らなくちゃなあと励みになるわ… 」と、冗談ばかりの会話の最後に、ポツリと話してくれたのが印象的でした。
フレームの達人と言えばご存知、藤野義高選手 (佐賀)。
フレームにとことんこだわる藤野選手は、さすがっ! 写真1枚にも妥協はありませんでした!
上の↑写真をデジカメで撮らせてもらったのですが、 出来映えを見て、「納得いかない(笑)」ということで、「もう1枚!」とリクエストが。2枚目の何とかO.Kが出た写真が、 下の↓写真です(笑)。
「藤野選手、ごめんなさい。両方載せてしまいました」
現在、藤野選手はしっくり合うフレームを探して試行錯誤中。 「ビバロのフレームが使えなくなってから、なかなかしっくりいかなくて、ちょこちょこ換えてますね。 中に突っ込むポジションができないんですよ…。スースーと行くぶんには、外に踏むような展開なら何の問題もないんだけど。 調子自体は良いしね」
鷲見 逸喜選手(岐阜)
「近況の感じ?絶好調!! (息抜きの)パチンコの調子と、 脚の調子は比例する!(笑)」と、とにかく前検日から明るい表情だった鷲見選手。初日予選は、2センターでは8番手という展開でしたが、 直線狭いところを突っ込んで伸び、2着に!! 初日終わった後は、「パチンコの玉のように伸びたでしょ!」 と、ニコニコ顔でした。
「いつもは理容店で髪を切るんだけど、今回はおしゃれな美容院で髪を切ってきたんですよ。 美容師さんに、『前髪は、(タレントの)玉木宏みたいなダークな前髪がいいか、当たりさわりのない妻夫木聡みたいなのがいいか?』 と訊かれたので、妻夫木にしてきました(笑)。あっ…、あくまでも前髪だけが妻夫木です…」
外山 三平選手(愛知)
以前に首の痛みがあって休んでいたことがありましたが、今はもう大丈夫とのこと。「最近、 積極性が足りて無いかなあと感じて…、初心に帰って思い切った競走で頑張りたいと思っています」
福井から兄弟参戦の伊原兄弟。
弟・弘幸選手(A1・90期)・兄・ 克彦選手(S2・91期)
(兄弟での参戦はこれで2回目だそう)
兄・克彦選手 「だいぶ調子も上がってきましたよ! 昨年10月に骨折、復帰は12月だったけど、感じが戻ってきたのは暖かくなってからかな…」 (練習ではめちゃくちゃ強い!と、 兄弟子の渡辺十夢選手・談)
弟・弘幸選手 「最近バックが増えているけど、 特に意識しているわけではないですね。競走本数が多いから必然的に増えているかも」とのこと。ちなみに、プライベートでは、 今年の9月に初のお子さんが誕生するということですよ!
ちなみに、前検日の2日前には、兄弟子の渡辺十夢選手の披露宴 (写真↓)に出席していた二人。「昨年から福井は結婚ラッシュで…。今年もあと2人ぐらい結婚しますよ」とのこと。
渡辺十夢選手・美緒夫人
(貴重な写真を許可を得て載せさせてもらいました!美人の奥様です)
大西 祐選手(香川)
直前の武雄記念3日目の特選では、中村美千隆選手、 三和英樹選手の2段駆けを5番手から一気に捲って1着!マークの合志正臣選手を完封していました!
「あのレースは自分でもびっくりしましたよ!良くて2着だと思ってましたからね。 ゴールして、『あれっ?あれれっ?僕が1着でいいの?!』って感じでした。いや~、 競輪ってわかりませんね~(笑)」
「今回は、流行に乗って初日に4倍のギアを試してみる。練習では4.2~4. 3のギアを踏んでて良い感じなので」と話していましたが、初日はジャン過ぎ叩いての先行で粘れず5着。2日目・3日目はギアを下げて (戻して)、2連対を果たしていました。このあたりは、まだ試行錯誤といったところでしょうか。
今年から初のS級に昇級した、91期・21歳の新鋭。 勝ち星も着々と積み重ねています。大西選手は茶目っ気たっぷりのおしゃべり上手。 取材中も笑いがいっぱいです。 雑談の中からのお話をひとつ…。「僕、お酒飲めないんですよ。もっぱら、豆乳と低脂肪乳で乾杯ですよ!」
朝日 勇選手(愛知)
「近況は徐々に徐々に徐々に…って感じかな。人から見たら、『よく進化してるね』って感じだけど、 僕的にはほふく前進だよ(苦笑)」
近況2度の落車もあり、体調を訊いてみると…、「こければこける程、強くなる…。 尊敬するアームストロング(*)の本にも、『ここをどう乗りきるか…』 って書いてあった。読んで感動したよ。アームストロングは怪我して強くなったんやで!」
(*)ランス・アームストロング…アメリカのロードレース選手。闘病の後、ツールドフランスで、 前人未踏の7連覇を達成。強靭な精神力の持ち主。
初日の第9レースで大穴配当を出したのが、 福田直樹選手(埼玉)
7番手から、11秒5で捲り追い込んで、ゴール前強襲の1着。 本命の小川将人選手を破った6番車の福田選手。3連単では10万円台の高配当となり…、 「お客さんから怒られて、泣きたくなりましたよ」と苦笑。
1月にS級復帰してから大きな着が…。 「4月に内臓をやられて体調を崩していましたが今は何とか大丈夫」 今回は昇級後2回目の予選クリアー!「なのに今日は (怒られ)、涙目だった」と書いておいてくださいと福田選手。次の四日市では、本命でぜひ初日突破を!
辻 力選手(石川)
近況は鋭い捲りを連発!直前の平塚記念は、 初の記念準決勝に進出(しかもA)!自力中心の戦いではありますが、もちろんヨコも可。 「こんなこともやるんだ?!」と相手に思わせるためにも、番手に飛び付く… そういった競走も少しはしたいかなあ、とは話していました。
ちょうど一年前に誕生した3番目のお子さん(初の女の子!)の存在も、 大きな励みになっているようです。
最終日の特秀戦で連携しワンツーを決めた、気心の知れた練習仲間。
青森の、五日市誠選手(左)と、 先輩の小橋秀幸選手(右)。
( 最終日、帰り間際に、検車場内の売店で )
最終日、五日市選手は、初日、2日目の3. 71から4.00に上げて出走。
競走中、マークしていた先輩の小橋選手は、「おいおい、 4倍のギアをかけて大丈夫か?!」…、 また道中、 志智俊夫選手と五日市選手が中団で併走する場面もあり、「おいおい、112点レーサー(志智選手) と併走してるよ?!」と、ハラハラしながら(?)後ろから見守っていたようですが、その志智選手を捌いて、先輩を連れて一気の捲り!
最後は小橋選手が五日市選手を捉えて、最終日は練習仲間でのワンツーと、ホッとした様子。とても明るい表情の2人でした。
四日市とは抜群の相性を誇るのが、 丸島真改選手(千葉)。
3場所前の4月に追加で参戦し、久々の決勝入り。 その1ヵ月後、またまた追加で参戦し、またまた決勝入り!
「四日市は相性いいんですよ!また追加で呼んでください!!いや…、 ほんとは追加でない方がいいんだけど(笑)」
前回の決勝進出インタビューでは、 レース直後で汗をかいていたため、収録中に、 トレードマークのメガネが曇るというアクシデントが発生! ?今回は、丸島選手自ら、「また曇ったら駄目だから、メガネ外しておきますね」と、メガネ無しで収録はとどこおりなく(?)終わりました (笑)。
太田 真一選手(埼玉)
2月の四日市では優勝!「次回来る時はサマーナイトだと思ってたけど、 帰ったら今回のあっせんが来てました(笑)。今回はサマーナイトの前哨戦のつもりで」 と話していましたが、決勝は3着と終わりました。
特別競輪を獲った24歳の時から、黄色の自転車。7月のサマーナイトでは活躍してくれるでしょう!
そして最後に、志智俊夫選手(岐阜)。
今シリーズ、地元地区の期待が大いに集まっていたのは、112点レーサーの志智選手。 4ヶ月前の四日市戦では不調ながらも決勝に乗ってきましたが、今回は人気を集めながら、準決勝で敗退…。次回はぜひ!!
志智選手の自転車は「白」。 (上手に写真が撮れなかったんですが)雪のようにきれいな真っ白な自転車です。 自分のカラーを見てもらってこの色に変えたそうで、そこから成績もよくなったそうですよ!
選手を見ていると、みんな本当に愛おしそうに、大事に大事に自転車を扱っています。 闘いを共にするパートナー、自分の体の一部のようなものですものね。
それでは、 今シリーズもBBライブスタジオに登場してくれた地元選手をごご紹介しましょう。
初日登場 佐久間重光選手(41期) (三重支部支部長)
7月のサマーナイト・8月の記念では、選手会でも色々なイベントを考えていますとのこと。 ご期待ください!それから、次開催頃より、三重支部の有力選手の大きなパネル写真を、場内のドリームスペース(北門近く・ BBライブスタジオの上の方)に飾りますので、そちらも見にきてください!

2日目登場 岩尾正人選手(52期)
少しプライベートなお話をご紹介すると…。岩尾選手のお嬢さんは、 お父さんの血を引継ぎスポーツ抜群!学生時代は本格的に水泳を、今はスキューバダイビングのインストラクターをされているとか。 休日の岩尾選手は、近所の公園で犬を散歩させていることもあるそうで…。散歩中の岩尾選手にバッタリ会うかも(笑)。
3日目登場 廣田浩選手(64期)
三重の名カメラマンといえば、この廣田選手! 四日市競輪場の初心者コーナーに展示してある三重選手の写真は廣田選手が撮ったもの。めちゃくちゃカッコよい写真ばかりですので、 一度覗いてみてください。このホームページでも、時々写真を使わせてもらっています。
次回の四日市競輪は6月12日~14日の日程で行われます。次回も、四日市競輪にご期待ください!