こんにちは。 BBライブスタジオ担当の谷友梨子です。
今シリーズは、 東日本大震災被災地支援競輪 FMポートウェイブ杯(FⅡ)が、 2011年12月28日~30日の日程で行われました。
A級優勝は、猪俣康一選手(愛知・99期)
8月高松チャレンジ戦完全Vで、2班特進を果たし、 10月福井で初V。今回で、1・ 2班戦2回目の優勝となりました。
今シリーズ、猪俣選手は2班の為予選スタート。連日先行して、2着、1着で決勝入り。
〔決勝進出インタビュー〕
「特進後決勝シートを外していない?そうですね。でも、ルーキーチャンピオンレースを取らせていただいて、 番組を有利に組んでいただいていることもあるので。 準決勝は1着だったけど、タイミングの取り方が下手だったため、後ろの先輩に迷惑をかけた。 それが反省点です」
「連日先行はしていますが、先行の仕方が下手なので、もっともっと力をつけなきゃいけないと思います。 決勝は、強いメンバーだと思うので、自分もしっかり考えて組み立てていきたい。 気持ちだけは誰にも負けないようにしたいです」
〔決勝レース経過〕
勝ち上がった自力型、 猪俣選手、 鈴木雄一朗選手 (東京・ 94期)、 関根崇人選手(福島・94期) にそれぞれラインができての3分戦。
鈴木選手
関根選手
人気は猪俣選手と、マークする鈴光洋彦選手(岡山・ 94期)の折り返しが1・2番人気 (押し切りが5.2倍の1番人気。差し目が6.0倍)。ここに、関根選手マークから完全Vを狙う金古将人選手(福島・67期) を絡めたところで、 上位人気を形勢していました。
鈴光選手
レースは、後ろ攻めの鈴木選手が赤板で切って、 それをジャン前に押さえた関根選手が先行。 鈴木選手が4番手、猪俣選手が7番手で最終周回に。
2コーナーから鈴木選手がサキ捲り。関根選手を一気に捲り切りましたが、 そのラインに乗って猪俣選手も3コーナーからの仕掛け。鈴木選手-秋葉大輔選手(東京・90期) の東京コンビが前で4コーナーを迎えましたが、勢いは後ろ。
猪俣選手が直線半ばで捕えて、マークの鈴光選手を連れ込んでのVゴール。ゴール後には思わずガッツポーズ!10月福井以来、 2班特進後2回目の優勝となりました。
〔優勝インタビュー〕
「後ろに付いて下さった先輩(鈴光選手、 中野智彦選手)の作戦会議が熱かったので、気持ちを入れて走ることができました」
「関根君が先行するとは思っていましたが、 それに対してどう組み立てるかが課題でした。7番手になって、 緩んだ時点で行こうかなとも思ったんですけど、(4番手の)鈴木君が出そうな気配だったので、 それを見て行けるところから行きました。届く自信はあったんですけど、勝ててホッとしています」
「1・2班戦で1回優勝(10月福井)してからは、組み立てが下手でずっと優勝できずにいたんですけど、 今年最終戦で優勝できたので、すごく嬉しいです」
(今年を振り返って)
「特進もさせていただき、ルーキーチャンピオンレースも取らせていただき、1・ 2班戦でも2回優勝させていただいたので、自分としては言うことなかったです。100点満点?ん~、まだ下手くそなので、 100点とは言えない。でも、気持ちを切らさずに行けたので、それはよかったと思います」
「競輪選手は休みがなく、大変な面もありますが、その辺りはしっかりコントロールして、気持ちを入れて、 もっと強くなれるように頑張ります。自分は34歳という年齢でデビューしたんですけれども、 戦うからには頂点を目指して頑張っていきます。皆さまの応援のほど、 よろしくお願いします」
神奈川出身で、師匠は東京の小林正治さん(引退)。 「今は山内卓也さんにお世話になっています」とのこと。
幼い頃からマウンテンバイクで活躍(MTBジャパンシリーズ2位、 フォークロス2位などの実績) していたことから、競輪界へ。
前検日、趣味は?と訊くと、「自転車です!」という即答が返ってきた猪俣。 日々、 厳しい練習に邁進しながらも、とにかく自転車が好きという気持ちが伺えます。
取材で質問を投げかけると、一つ一つ丁寧に答えてくれる真摯な性格。 「レースは先行主体。ただ、今の課題は末の粘り。それを強化するための練習をしています」 とあくまでも追求に余念がありません。
「将来の目標ですか? まだ大きなことは言えませんが、選手になったからにはやはり上位では戦いたいです。年齢についての焦り(現在35歳) はありません。競技の時から焦って何回も失敗してきていますから、そのあたりのことはよく分かっています」
将来は、S級トップクラスで活躍してくれそうな逸材。猪俣選手の今後に注目が集まります!
決勝2着 鈴光洋彦選手 (岡山・94期)
四日市初出走。スプリンター。 捲り主体の自力。位置取りにも見所がある鈴光選手。
決勝は、猪俣選手マークの2着。
「今回は、頑張ってくれた猪俣さんが優勝してくれて良かったです。全部、猪俣さん任せの競走でしたから。 1か月半前に落車して一気に点数落としたんですけど、やっと戻ってきました。 今シリーズ無事完走して、これで(来々期)のS級の点も取れました。 今まで、 失格ばっかりで、チャンスを逃していましたから」
「今回は、決勝に同期(94期・*)が3名いたので、何だか卒期レースみたいでしたね。しかも、 みんなD班で、同班だったんです」
(*・在校1位の鈴木雄一朗選手、 在校18位の関根崇人選手。 鈴光選手は2位)。
今年は6月の広島で1・2班戦初V、続く7月佐世保でも優勝。 来々期は初のS級入りもほぼ手中にし、 94期在校2位の実力者が、頭角を現してきました。
「と言っても、同期はS級でどんどん活躍していますからね。S級に上がったら追い込みでやりたいと(今は)思っています。が、 地区的に目標が無い時も多いと思いますから、自力も交えてですかね。現A級では自力を出していきたいです。レースは、 位置を取ってそこから仕掛ける…という感じです」
ところで、鈴光選手は自衛官出身。 「陸上自衛隊にいました。ちなみに、父母共に自衛官で、妹の旦那も自衛官。自衛官ファミリーです(笑)。 趣味も戦車のプラモデル作りです(笑)」と、少年のような茶目っ気たっぷりの表情でした。
「父は退官して、今は僕の競走を毎回見て応援してくれています。ビデオに撮って、僕に送ってくれているんですよ。あ。明日は、 久々に家族で顔を合わせての食事会です」と、鈴光スマイルを見せて、 検車場を後にしました。
決勝3着 鈴木雄一朗選手(東京・94期)
決勝は、中団から先に捲くりましたが、3着。
「捲くりに行ったとき、『これ、出てねー!』 って思った。 金古さんにブロック食らったら止まっちゃうので、外を回りました。越えてしまえば乗れる自信はあるので、 『何とか越えなきゃ』と思って踏みました」
「今回、(決勝に乗った) 同期3人ともD班だったんです。学校では、 同期75人が4組に分けられるんですけど、その中から、また班に分けられるんですよ。 今回は同期3人いて、 走る前はいい緊張感でしたね」
高橋選手は、 94期在校1位&卒記チャンプ。 師匠は高橋大作選手 (83期)です。
「師匠は、松阪共同通信社杯の落車の影響で、 まだレースには出られませんが、普段の生活にはもう問題なく、 僕のレースもよく見てくれています。 多分今回のナイターも見てくれていると思うので、 僕のレースがいいツマミになるように頑張ります」と、前検日話していました。
今期降級しましたが、 来期はS級復帰。
「降級してすぐに2回優勝できましたけど、 消極的なレースが多かった。8月西武園の優勝は、 自分でもよかったと思いますが、7月岸和田はたまたま勝てたようなものです。『勝たなきゃいけない』という意識が、 勝手に働いていましたね。 初日(特選)は、 着は大きくても自分の中で攻めて行っているのでいいんですが、準決勝になると後手を踏んだりして…」
「ギアは前々回の広島から、3.57にしました。 ギアは、 S級に戻ったら上げます。さすがに、3.57だと、よっぽど強くないと…」
「でも、S級でも3.57でちょっと試してみたいという気持ちはあります。 周りからは、『お前、 ナメてるのか?』と言われるかもしれないですけど(笑)。 でも、 やられたらやられたで、やっぱりそうかと分かる面もあるし」
「(大ギアブームの中、 今の3.57のギアについて)ギアは、 絶対掛けなければいけないという決まりはないし、勝てればいい訳ですから。 伊藤正樹さんは、 3.54ですけど、回っている人は回っていますし。 他県の方でも、『お前、 3.57か。いいねぇ!』と言ってくれる方もますしね」
趣味はスポーツ観戦。「野球はジャイアンツファンです!」
<決勝メンバー>
秋葉大輔選手(東京・ 90期)
四日市初出走。準決勝は鈴木選手マークの競走で決勝入り。
「初めての四日市は、 ちょっと重い感じがしました。2走して、いいとは言える状態ではないですね。準決勝の鈴木君は、 先行する気持ちで前々に勝負してくれたので、気持ちが伝わりました。決勝も鈴木君へ。 勝てるように走ってもらって、僕が付いて行ければ、いい結果が出ると思います」と準決勝後。
来期初S級!「ようやくなので嬉しかったですね。S級パンツは、 プレゼントしてもらったので、もう準備しています」
ところで、秋葉選手には、3歳の女の子と1歳の男の子の、 2人のお子さんがいるそうです。 横にいた後輩の鈴木雄一朗選手が、 「案外、いいパパなんですよね~」とニンマリ。
「秋葉家に、サンタさん?? はい、来ましたよ!娘には、 『赤ちゃんのぬいぐるみ』。息子には、 歩けるようになったので、『靴』のプレゼントです」と、優しいパパの顔でした。
芝田和之選手(埼玉・ 77期)
四日市は、昨年9月以来の登場。
「前回の四日市では不甲斐ない競走をしてしまったので(決勝で落携入8着)、呼んでもらえて嬉しいですね」
「近況、流れはいいですよ。強い若手の先行屋と同じあっせんが多く、 またいつも頑張ってくれるので、メンバーには恵まれていますね。でも、その分、最近僕は2着が多いんですけどね(苦笑)」
今シリーズも、前回に続き決勝入り。
「今期は失格しているので、 S級の点は取れませんでしたが、 自分なりにはいい競走ができていると思います。近況、 いい後輩に恵まれているので、流れはいい。今回も前が頑張ってくれているお陰です。 決勝は、 東京の若い2人の後ろから突っ込みたい。前回の四日市の分まで、 今回は頑張りたいですね」と、準決勝後。
佐藤有輝選手 (神奈川・85期)
四日市は、今年2回目の登場。前回は準決勝で敗退でしたが、今回は決勝入り。
「今回は久しぶりに、 いい感じで乗れたと思います。近況の流れは、まぁまぁいい方だと思います。決勝は、 準決勝でもお世話になった関根君の3番手へ。準決勝の関根君は強かった。 (3番手でも)出るからには優勝を目指して頑張りたいですね」と準決勝後。
今年は9月の別府で優勝があります。
(初日特選終了後・クールダウン中)
中野智彦選手 (福岡・79期)
準決勝は、鋭く伸びて決勝入り。
「2走して、脚の感じは軽いですね。準決勝は連係が外れたので、 古川(貴之)君には悪かったけど、内に行かせてもらいました。決勝は、 猪俣君と鈴光君がいるので、西ラインということで3番手に付けます。チャンスがあれば突っ込みます」 と準決勝後。
今回は、7月の久留米以来の決勝入りでした!
関根崇人選手(福島・94期)
三重初出走です。
「レースでは、 流れに逆らわずに走っています。 先行できるときは先行しますけど、 無理やりまではない。捲りになれば、捲りに構えます。まだ優勝がないんですよ、 地道に点数は上げているんですけどね。そろそろ優勝欲しいですよね」と前検日。
ところで、福島には、同県同期の関根彰人選手がいますが。
「練習仲間の (関根)彰人(あきと、同県同期)とよく間違えられます。血縁関係?全くないです(笑)。 同じ高校の自転車部で、 僕が3年のとき、彰人は1年でした」とのこと。
今シリーズは特選スタートから、カマして、捲くり追い込んで、3着、1着で決勝入り。
「連日展開に恵まれていますが、 自分の力も出し切れていますので、感じはいいです。特選は先行して3着に残れましたし、 ラインからも1着選手(金古将人)を出せたのでよかった。準決勝は、 いいブロックをもらったのでダメかなと思ったけど、自分の地脚でカバーできました。持ち味は地脚です」
「決勝はみんな強いけど、 その中でも力を出し切るレースをすれば、チャンスはあると思う。金古さんとワンツーを決められれば、 一番いいですね」と準決勝後。
決勝は先行しましたが、捲くられ9着。
「先行はしようと思っていました。掛かりは今ひとつでした。まだまだですね。また練習して、力を付けて来ます」と、苦い表情でした。
年末だったので年始の予定について訊いてみると。
「初詣ですか?近いつも、近くの神社に行きます。毎年一番乗りで行くんですよ!去年は、競走で行けませんでしたから、 家内安全を祈ってきます」
今年一年、本当にお疲れ様でした!
金古将人選手(福島・67期)
「今年の福島は大変でした。と言っても、まだ終わったわけではなく、これからですけどね」と、 福島の支部長代行も務める金古選手。 震災直後のいわき平バンクには救援物資が山積みに。避難することもなく、その配送も手伝っていたそうです。
今期は降級。しかし、「6月頃からは少しずつ練習もできるようになってきました。 来々期ぐらいは、S級に戻れると思う」と明るい表情を見せていました。
今シリーズは連勝での勝ち上がり。
「今年は震災で思うような練習はできていないけど、気合いでカバーしています。今回はナイターで寒いかなと思ったけど、 風もなくて走りやすい。2連勝は出来すぎです。関根君には初日初めて付いたんですけど、 タイミングも掛かりもよかったので、決勝も信頼して付いて行きます。今年1年色々ありましたが、 最後を締めくくって優勝したいと思います」と準決勝後、話していました。
決勝後は、「最高の形で締めくくりたかったけど。残念でしたけど、しょうがないですね。 またS級復帰に向けて頑張ります」と、前向きな表情で話してくれました。
正に「懸命」という字のごとく頑張ってきた今年。束の間のお正月、ゆっくり体を休めてください。
<ここからは、 検車場での選手の表情をご覧ください>
水谷雅樹選手 (71期)・澤田栄次選手(65期)
「四日市初登場!ずっと走りたかったんです」
梶原恵介選手(大分・92期)
選手生活4年目にして、四日市バンク初登場。「実は、ずっと走りたくて。 ようやく斡旋が来ました!」と嬉しそうな表情。
今年はV2(1月武雄、5月佐世保)ですが、 近況はあまり流れが向かず、 また直前の名古屋は大きい着が。
「(2場所前の) 岸和田の落車は大丈夫です。が、実は直前の名古屋でギックリ腰をやってしまって…。 それも初日のウォーミングアップ中に。 走れそうだったから3日間走りましたけど、成績はボロボロでしたね(苦笑)。 でも今回は治療もしてきたし、もう大丈夫です」
初登場の四日市バンクで、予選は古川貴之選手(佐賀)の番手から追い込んで、久々の1着! 準決勝は5着と敗れましたが、 最終日は再び古川選手マークから追込んでシリーズ2勝を挙げました。
「四日市は今年3回目の登場!」
関口泰明選手(神奈川・90期)
南関地区でありながら、今年、四日市3回目、松阪は2回の登場。また、四日市は、ここ2年で5回目!
「三重は多いですねぇ!でも、 三重は成績いいので、たくさん呼ばれるのはいいことです」
「来期はS級復帰」
木村隆弘選手(徳島・91期)
今期降級しましたが、来期はS級復帰です。
「四日市は、今年3回目ですね。前回決勝にも乗っているし、相性はいいと思います」
(7月四日市に来たとき「A級では勝ちにこだわっていきたい」と話していたことについて)
「そうですね。 ですが、もうひとつ勝ち切れていない。2・3着が多いですね。自分の中では、 もう少しシビアに行かなきゃいけないのかな…とも思いますね。難しいところではあるけど、 自分の技術不足の面もありますね」
「デビューから先行一本」
北野良栄選手(千葉・95期)
デビューから先行一本の積極戦で、A級優勝クラスまで上がってきました。
今年は10月のいわき平で1・2班戦初V。また、直前の川崎では2回目の優勝を飾っています。
「(捲りより) 先行の方が持ち味が出るし、着にも残れると思うんですよ」
「師匠の利根川(勇) さんは、つい先日引退しました(注:北野選手談話で、前検日時点ではまだ登録削除にはなっていない)。でも、 引退後も練習ではお世話になっています。ありがたいですね。その分も頑張っていきたい」
元プロ野球選手で、福岡ソフトバンクホークスに4年間在籍した経歴の持ち主。 今年は、その福岡ソフトバンクホークスが今年日本シリーズ制覇。 元チームメイトにはお祝いの電話を入れたそうですよ。
「この後は冬季移動で仙台へ行く予定です」
高谷敏史選手(青森・91期)
悪性リンパ腫により、 2009年6月前橋を最後に約2年間欠場していましたが、9月の青森で復帰。 復帰2場所目のいわき平では優勝!
「復帰後、自分のレース(先行)はしていますが、 いい頃と比べるとまだまだ…。5割くらいですね。でも、 徐々には良くなってきていると思います」
四日市は、おととし3月S級戦以来の登場。4年前のA級戦ではVもあり、木暮安由選手を捲り追い込み、 その年9回目のVを飾っていました。
今シリーズは予選で敗退となりましたが、本格復調を果たし、 また四日市でも優勝してもらいたいものです。
四日市で今年最後の競走を終え、「今はまだ地元にいますが、 この後は冬季移動で仙台へ行く予定です」とのこと。
「流れを変えていきたいですね」
善利裕生選手(滋賀・82期)
「今年は3回落車しているんですよ。特に7月の落車 (富山決勝) のダメージが大きい。前々回小松島では、 準決勝3着でも決勝に上がれなかったけど(同着3位で、点数順により)、それも含めて最近は流れも手応えもよくないですね。 でも、 中部は好きで三重も悪くないので、流れを変えていきたいですね」
善利選手には、8歳、5歳、2歳のお子さんが。「先日のクリスマス?はい。 3人分のプレゼントを持って、サンタさん出動しましたよ(笑)」
「四日市は今年3回目の登場」
古田健選手(滋賀・56期)
「今年は、正月からノロウィルスにかかってしまって(苦笑)。何か、 流れに乗れていない1年だったたかなあ」
「子供が3人います。一番下がもう少し大きくなるまで、頑張って選手を続けたいですね」
「来期は2班復帰」
田村英輝選手(徳島・78期)
粘り強い先行主体に、 捲りにも威力発揮の田村選手。
「本当はもっと先行したいけど、なかなか…。捲りに回されることが多いですね」
今期3班に降班となりましたが、 来期は2班復帰。今期はさすがに力の違いを見せつけV4です!
「あとは練習で戻していくだけです」
中野功史選手(長崎・84期)
「一時期、 身体を悪くしていたけど、前回四日市に来たとき(7月… 2・7・8)は、“良くなりかけ”くらいのときでした。 その後2回優勝できた (8月福井、9月玉野)けど、それは『出来すぎかな』という感じでした。今は、 感じとしては問題ない。あとは練習で戻していくだけです」
今回予選では、会心のカマシ先行で2着。準決勝は7着と敗れましたが、最終日には勝ち星。 シリーズ2連対を果たしました。
準決勝から、ギアを3.77から3.92に。この3.92は「夏場良かった」 というギアで、今年の夏場はこのギアで2回優勝しています。
趣味はゴルフという中野選手。「スコアは100を切るくらいかな」
「少しずつですが、力は付いてきたと思います」
小竹洋平選手(福井・97期)
先行主体の攻めで徐々に力をつけ、今年はV2。(4月一宮でチャレンジ初V、10月防府)
「初Vの一宮では番手から追込んでの優勝でしたが、 防府では逃げ切りでしたので嬉しかったですね。先行はできているので、 感触は悪くない。ただ、 粘りがなく、スピードもないので捲られたりして、成績がよくないですね。でも、 少しずつですが、力は付いてきたと思います」
ところで、小竹選手には付き合って2年の彼女がいて、 いつもライブ中継を見て応援してくれているそうです。彼女の存在が、いい励みになっているそうですよ!
「ホームバンク戦」
田島浩二選手(三重・84期)
地元ホームバンク戦、準決勝は5着と敗れましたが、最終日は大外鋭く伸びて2着に入っていました!
ところで、今シリーズは師匠の籔本誠選手 (57期)と同参加。
(右・籔本誠選手)
「しかも、宿舎は同部屋で、2人部屋なんです…」と、 田島選手から何ともいえない不気味な笑みが(笑)。「もちろん、師匠の話を正座しながら聞いています」とまたまたニンマリ。 とは言っても、とてもいい師弟関係を築いている、微笑ましい二人です。
「四日市2回目、久々の登場」
寺林正秋選手(宮城・93期)
四日市は、 2008年4月チャレンジ戦以来、2回目の登場。
「あのときはデビューして間もないころで、全然競輪が分かっていなかったですね。今は、少しは、前よりはマシかな(笑)」
寺林選手は地脚、ダッシュ兼備。流れに応じた自力主体に、位置取り、飛び付きも交えて戦っています。 「捌くレースもたまにやりますが、自力主体に組み立てています。番手の競走も嫌じゃないですよ」
「練習仲間とお酒を飲むのが好き」という寺林選手です!
「 きゅうしま 選手です!」
久島尚樹<きゅうしま なおき>選手(宮崎・ 100期)
「名前は珍しいと思います。 なかなか『 きゅうしま 』とは読んでもらえません。『 くしま 』や『 ひさしま 』と読まれます(苦笑)」
「脚質は地脚。 基本は押さえ先行です。差しの決まり手は、 ホームやバックで一車で出られて、後ろにハマったものです。最近は実戦にも段々慣れてきて、 感じもいいです」
「趣味は『GREE』です。宮崎の人でGREEを楽しんでいるは多いですよ(笑)」
「四日市久々の登場」
富安保充選手(愛知・91期)
流れに応じた自力基本。自在性兼備で戦っています。
「地脚活かした果敢な先行」
関谷哲平選手(滋賀・92期)
地脚活かした先行に徹し奮闘。今シリーズも、初日、2日目とHB取る競走。初日は、 人気の高谷敏史選手を振り切っての先行策でした!
「四日市は今年2回目の登場」
沖本尚織選手(広島・87期)
四日市は、今年2回目。11月の武雄で落車をし、今シリーズが復帰戦でした。
「何でもやっていこうと思っています」
後藤純平選手(福井・78期)
「後ろの競走にもボチボチ慣れてきました。自分が前のときは、 先行はもうあまりないですね。前々に踏んで、何でもやっていこうと思います」
初日は川西亮介選手の番手から追込んで1着スタートでした!
「チャレンジ決勝2着」
川口公太朗選手(岐阜・98期)
今年1月デビューの98回生(在校3位)。デビュー~V3(7月名古屋、9月和歌山、12月熊本)
「ダッシュ系です。レースでは、先行でも捲りでも、自力で柔軟に動いています。 最近、成績はいいですね」
今シリーズは連日先行して、1着、2着でチャレンジ決勝入り。
決勝は、神田紘輔選手(大阪)マークの競走。 先行した神田選手の番手から抜け出し優勝目前でしたが、大外から萱島大介選手(大分)が伸びてV。 川口選手は2着と終わりました。
来期は2班昇班。これからの活躍が集まります。
「今回から、思い切ってフレームを変えます」
、
和田信一選手(滋賀・74期)
「なかなか思うように走れないですね。 前回観音寺予選も、調子がいいときなら逃げ切れていました(結果は2人に差され3着)」
「今は、セッティングの迷子です(苦笑)。良かった頃と比べると、(年齢とともに) 体力ももちろん違いますしね。今回は、思い切ってフレームを変えます。新車ではなく、 家に何台かあるフレームの中から選んできました」
「四日市は2回目の登場」
小川大地選手(愛知・98期)
「地脚系で、先行を意識して走っています。ただ、 ここ最近はあまり調子がよくないですね…」
師匠は山崎吉晴さん(三重・引退)。 山崎さん自身が元々愛知で、高校が同じということで師弟関係になったそうです。
「師匠(山崎吉晴さん)には、 今でも僕から週イチで電話をしています。今回来る前にも師匠に電話しましたが、 「行けたら見に行くよ」と言ってくれました。以前、奈良にも見に来てくれましたし、 ただただ感謝です」
「活発な立ち回りで最終日に1勝!」
道上明選手(石川・57期)
直前の防府は、初日中止(システム障害)で、抽選で準決勝進出。
「抽選は得意なんだよ(冗談・笑)。随分昔だけど、地元の富山競輪場は8車立てだったから、 準決勝が終わった後、決勝メンバーを決めるのに抽選があったんだよね。だから、慣れている(笑)」
「今回、練習はかなりしっかりやってきたよ」と前検日。 初日は富安保充選手マークの競走から、 ゴール前追込みましたが4着と準決勝進出はなりませんでした。
しかし、2日目からは自ら動いて活発な動き!
2日目選抜は単騎の競走で、ホームからの先行策。最終日はラインの前でのレース、 高谷敏史選手の番手を捌いて追込み、勝ち星を挙げていました!
「先行主体。福岡の井上将志選手です!」
井上将志選手(福岡・98期)
三重初出走。父&師匠が、 井上龍雅選手(52期)。98期在校11位です。 「ダッシュ系です。 得意なのはカマシ、捲りですけど、押さえ先行基本に組み立てています」
今シリーズは、 初日8着で敗退しましたが、残る2日は2連対を果たしました。
趣味は「買い物。 「服とかをよく買いに言ったりします」
ところで、競輪界には、『井上将志』という名の選手が3人。しかも漢字も全く同じ! 他の2選手は、 大阪86期、兵庫100期。
前回の四日市チャレンジ決勝に乗っていたのが、兵庫100期の井上将志選手。 その井上選手はは一番のルーキーの為、「3番目」と言われるそうで(笑)。今回登場の井上将志選手にその話をすると、 「僕は2番目と言われます(笑)。間違えられることも多く、(先行タイプなのに) 『ヨコの動きもするようになったんだね』と言われたこともあります」と苦笑していました。
「そうそう。前回岸和田を走ったとき、大阪の井上将志さんが誘導だったので、 同じ名前が2人走りました(笑)」 (ちなみに、 一番先輩格の大阪の井上将志選手は、1/8~10四日市に出走予定)
谷友梨子
次回も四日市競輪にご期待ください。