こんにちは。実況の立野純です。
今節は、ふるさとダービー弥彦(GⅡ)が併売された開催。TVで見ると、 弥彦はちょうど桜の季節を迎えているようでした。こちら四日市では、桜の色も緑に変わり、初夏を迎える準備に入っているかのようでした (現に最終日は、25度の夏日になりました!)。
(前検日は雨で、 バンク練習はなし。しかし、翌日からは好天に恵まれました)
好天、土日絡み、好メンバー…。今回は、そんな好条件が重なり、 連日たくさんのお客様が足を運んでくださいました(公式発表の入場者数は、併売時間帯の無料入場者数を含んでいませんので、 実際の入場者数は新聞に掲載されているより多いんです)。
今シリーズの主役、後閑信一選手(東京・65期)は、 連日12レースに登場しましたが、そのの方12レースのときには、金網ごしにビッシリのファンの方々が! 私はレースのとき、窓ガラスを少し空けて実況しています。これは、「少~しでもお客さんの声を、マイクが拾ってくれたらいいなあ」 という思いと、私自身が、スタンドの雰囲気を少しでも感じとりたい、という二つの思いがあって、そうしています。12レース発走前の声援は、 普段の数倍はあったと思いますね。後閑選手も、その声援については、インタビューで感謝していました。
今回実況席から目立った選手として、ここでは北野武史選手(石川・78期) を取り上げたいと思います。
11月大宮以降、勝ち星から遠ざかる状況での四日市参戦。しかし、逆に大崩れもなく、 成績は安定していました。「調子は悪くない。あとは展開」…そんな談話の前検日でした。
迎えた初日は12レース特選スタート。 北野選手は2番車で登場。⑨三宅達也選手をマークです。
レースは⑤飯野祐太選手の先行。展開は、番手の①後閑選手に傾きましたが、 7番手捲りを放った⑨三宅選手に乗った⑤北野選手が、直線真ん中鋭く追い込んで快勝!今年未勝利が嘘のような伸びで、ゴール過ぎには、 “思わず”ガッツポーズも飛び出していました(写真A)。
準決勝は5着に敗れ、最終日は11レース特秀戦に5番車で出走。 ここは『ド先行』、⑨乾準一選手の3番手。4コーナーでは、当然3番手で回ってきましたが、そこから一気に追い込んでシリーズ2勝目! ここでもガッツポーズが飛び出していました!(写真B)
…が、初日とは手の挙げ方がやや違って見えます。 初日のような“思わず”ではなく、なんとなく狙っていたように見えたのは私だけでしょうか? (もちろんこれは、いい意味で)その真意は、いつかお会いできたときに、確かめてみたいですね。
(写真A) (写真B)
この後は武雄記念、また初出場となる高松宮記念杯も控えています。今回のようなキメ脚が見られるか、 追いかけてみてください。
前検日、検車場では丸山啓一選手(静岡・74期) にお話を伺いました。
捲り、カマシのスピードには定評ある丸山選手ですが、ここに入る前の決まり手は『逃:2 捲: 3 差:6 ク:0』。差しが、自力の決まり手を上回っています。それについて、こんなことを語ってくれました。
「冷静に考えてみて、 若い人と真っ向勝負をしていては、主導権は奪えるかもしれないけど、その後を考えると、いつまでもそんな事をやっている場合ではないと思うんです。 去年までは、先行にこだわっている自分がいたけど、その気持ちを変換していったら、 気持ちの面でも楽になったし、調子もよくなってきてくれました。でも、まだまだ自在1年生みたいな感じなので、ポカもありますけど…」
自力中心の攻めから、自在型への転換。その辺りの思いについて、こんな角度からも分析していました。
