5/18~20 日本トーター杯(FⅠ)を終えて

 こんにちは。実況の立野純です。

 

 「暑いですねぇ~」

 そんな言葉が挨拶がわりになる季節になってきました。四日市の実況席は、 正面スタンドの最上階にありますが、そこまでは階段を使って上ります。上り始めたころは何てことなかったのに、実況席にたどり着くころには、 じわっと汗ばんでいて、「暑い~」と口にしていました。この程度で暑がっているのは、日頃の運動不足を露呈しているようではありますが…。

 

    

          (夕暮れどきの、 ナイター照明テスト。ちょっぴり幻想的?)

 

 しかし、その暑さは日中まで。さすがにナイターとなると、観戦にはほどよい気温まで下がってきます (この辺りが、真夏とは違うところですね)。

 ただ今節は、四日市名物の「風」が強い3日間でもありました (加えて、2日目には大雨も)。レースを終えた選手からも、「風が強くて重かった」 という声がよく聞かれました。ナイターになってくると幾分緩やかになってくることもあるのですが、今節はそれもありませんでした。

 本場でご観戦の方は、その風を肌で感じとることができますが、場外や電話・ ネット投票ご利用の方はそうもいきません。CS・ネットライブでは、締切り直後にバンク内の風向計と吹き流しを映し出していますので、 その映像もぜひご確認ください。

 

 さて、今回ここで取り上げさせていただくのは、 千葉の滝澤正光選手。個人的な話ですが、私は滝澤選手の強いレースを見て、 競輪にハマってしまった一人です。実況の仕事に就いて8年目、初めて滝澤選手のレースを実況することになりました!

 

 前検日、その滝澤選手にお話を伺いました。

 

         

 

 私が四日市を担当してから、一度も滝澤選手を見たことがないので、「四日市は超久々ではないですか? 」と聞いてみました。すると、

 「そうですね。僕の記憶が正しければ、 トライアル以来じゃないかなぁ。いや、本当に久しぶりですよ!」

 

              

          (↑本文とは関係ありませんが、ダービーTRの出走表。

            画像は不鮮明ですが、2番車は井上茂徳さんです)

 トライアルというのは『ダービートライアル』のこと。平成6年を最後に廃止されたこのシステム。 今が平成20年なので…、少なくとも14年ぶり(あるいはそれ以上)の四日市参戦となりますね。 中部地区にはときどき来ているのですが、なぜか四日市には、しばらくあっせんがありませんでした。

 また、この四日市参戦で「これでナイター全場制覇ですよ!」 ともなったそうです!

 

 全盛期の滝澤選手は、ここで説明する必要もなく、他を圧倒するパワーでタイトルを取りまくりました。 今は、若い選手に前を任せての競走になっていますが、当時を知るお客さんからは、人気の有無に関わらず、大きな声援が送られています (今シリーズも、スタンドから「タキザワーッ!」という声が盛んに飛んでいました)。

 「今の若い選手は、踏み出しがみんないいですからね。離れないようにするのが大変ですよ。 よく後方に置かれちゃったりもするんですけど…」

 「でも、お客さんの声援が、どこへ行っても温かくて。 本当にありがたいことですよ

 

 取材中、何人かの選手が滝澤選手に「よろしくお願いします」と声をかけてきました。 また「滝澤さんと一緒に走れるのは嬉しい」という声も。

 初対面の私にも、終始にこやかに、かつ丁寧に話してくれた滝澤選手。お客さんはもちろんのこと、 選手からも慕われているのが、ひしひしと伝わってきた一節でした。

 今節、初日の予選では、前の吉原友彦選手(神奈川83期)がうまく駆けて、 その番手から抜け出して2着(大外スッ飛んできた福田直樹選手が1着)。四日市ナイター初白星とはなりませんでしたが、 準決勝進出を決めました。

 来期はついにA級となりますが、どこへ行ってもどのレースを走っても、 一走一走大切に走る姿勢は不変です。通算800勝まで、あと「13」!(今節終了時点)しかし、 この数字もまだまだ通過点。これからも、熱い走りに期待です。

 

 さて、次節四日市は6月。「伊勢茶杯」ということで、新茶プレゼントの電話・ ネット投票キャンペーンもあるようです。ぜひ、ご参加ください!(http://www.yokkaichikeirin.com/news/news_details.php?id=91

 

 


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