5/10~12 御在所ロープウェイ杯(FⅠ)より

 こんにちは。実況の立野純です。

 

                   

 

 GWも終わって、いよいよ初夏の雰囲気も漂ってきました。汗をかく日も増えてきたような気がします。 とは言え、まだまだお天気や気温も不安定な時期が続きます。体調管理はしっかり心がけたいものですね。

 

 今節の初日には、場内でイベントが行われました。

 

               

 

 スピードチャンネルでもお馴染みの企画番組『トシマサが往く』 の、公開収録です。

 

             

 

 写真は、開門前の場内ドリームステージ。本当は、 このステージでのトークショー中に行きたかったのですが、いかんせん5レース発売中では、実況席から下に降りることもできず…。

 私は見に行くことができませんでしたが、ご覧になられた方は、きっと大いに楽しまれたことでしょう。

 

 吉岡稔真さんが引退されてから、もうすぐ3年半ですか…。 早いですねぇ。私は残念ながら直接お会いしたことはありませんが、現役時代は車券で随分お世話になったものです。が、それは逆の意味で(笑) 。めちゃめちゃ強すぎて、枠単しかなかった時代は、アタマ車券は全て10倍未満なんてことも(『吉岡オッズ』 というやつですね)。ひねくれ者の私は、その低配当を外して、痛い目に遭ったものでした(笑)。

 そんな私が、車券で大連敗記録(?)を更新していたとき、「とりあえず、的中車券を手にしたい。 悪い流れを断ち切れるなら、元返しでもいいから払戻窓口に並びたい!」という悲壮感漂う思いから、 吉岡さんの単勝車券を買ったことがありました。

 平成7年3月、第48回松戸ダービー。ピンピンで勝ち上がった吉岡さん。当然準決勝も大本命に!

 

             

 

 結果、まさかの6着でした(泣)。博才のなさは、今も昔も変わっていません…。

 

 ファンの皆さんには、吉岡さんに関していろいろな思い出があることでしょう。今回収録されたものは、 おそらく記念競輪前に、スピードチャンネルで放映されるものかと思われますので(←スピードチャンネルさんに確認した訳ではありませんが)、 スピードチャンネルにご加入の方は、ぜひご覧になってください!

 

 

 さて、5月2節目の四日市ナイターは、『御在所ロープウェイ杯(FⅠ)』 。前節に引き続き、好メンバーが揃いました。

 今回のS級戦を制したのは、斉藤正剛選手(北海道・66期)。 坂本貴史選手(青森・94期)の先行でしたが、この絶好のハコから追い込んでの優勝!前回弥彦に続いて、 FⅠ連覇となりました。昨年11月競輪祭(GⅠ)では決勝進出を果たしたものの、 今年に入ってからのビッグレースでは『落』の漢字を並べてしまう不運が続いていました。しかし、ここに来て再浮上。来月の高松宮記念杯 (GⅠ)に向けて、まさに弾みのつく優勝となりました。

 

 

 ではここでは、今節出走した選手の中から、S級とA級、1人ずつピックアップしてお届けしましょう。

 

 まずはS級から。片折亮太選手(埼玉・92期)です。

 

             

 

 今回は追加参戦。ある選手からは「おっ!いい選手が追加で来たね」との声も聞かれました!お爺さん、 おじさん、お父さん、お兄さんは競輪選手という、まさに競輪ファミリー。そんなサラブレッドが、 今回四日市に追加で初出走となりました。

 

 「脚質ですか?ダッシュもそれほどないですからねぇ…。ダッシュ、地脚、五分五分くらいですかね。 A級のときは、勝ちにこだわってあまりよくなかったんですけど、 今期のS級では押さえ先行ばかりで戦っていますよ

 

 4月下旬に行われた地元、西武園記念では、 一次予選→二次予選Bを、ともに押さえ先行で逃げ切り勝ち!初の準決勝Aでは、練習グループの先輩、藤田竜矢選手(埼玉・88期) を決勝進出に導くカマシ先行。最終日の順位決定B戦では、地元埼玉5人の前を務めて、責任を果たすなど、 全国に名前をアピールしました。

 「地元記念は緊張しました。夜も眠れませんでしたよ。中でも、初日が一番緊張しましたね。 初日を勝ち上がれるのと、勝ち上がれないのでは、随分違いますから。(予選のピンピンは)恵まれです」

 

 今期初S級でも、予選、一般戦クラスなら、逃げての1着、2着も多く見られます。ですが、 本人は決して納得はしていません。

 「今のところは、まだごまかして走っている感じがしますね。直前の弥彦(準決勝)では、岡村(潤) さんに捲られましたが、上の人とは力の差を感じますね」

 

 もちろん今は、まだまだこれから力をつけるとき。普段は練習グループの 『森林公園グループ』で、汗を流しています。

 「以前は戸張俊行さんがリーダーでしたが、戸張さんが引退されてからは、 板羽俊一さんが中心となって練習しています。練習環境はとてもいいですよ」

 ちなみに、どんな練習グループかを覗いてみたい方は、『大宮 森林公園グループ』 で検索してみてください。少し前のものですが、動画を見ることができますよ。

 

 今回の四日市戦。予選ではジャン前からの押さえ先行。「2着に残れるかな」 という感じで実況していましたが、結果は『微差→1/4輪差』の惜しい3着。準決勝勝ち上がりはなりませんでした。が、連日公言どおりの、 押さえ先行主体の攻め。「点数をもっと上げていきたい」と意欲も十分。今後もその“先行” に期待が集まります!

 

 

 では今度はA級戦から。小川祐司選手(愛媛・96期)です。

 

             

 

 今年初戦の別府で、チャレンジ戦9連勝を決めて2班特進。 その後の1・2班戦では、あれよあれよと言う間にV5! 先月は武雄のルーキーチャンピオンレースにも出走していました。

 

 「1・2班戦には慣れてきましたけど、やっぱり相手は強いので、よく考えて走らないといけませんね。 脚質は地脚先行基本なんですけど、仮に後方に置かれても、 落ち着いて走れるようにしないといけませんね」

 …とは言え、わずか3か月で1・2班戦優勝5回は、なかなかできることではありません!が、 その5回をよく見ると、松山2回、あとは観音寺、小松島、高知が1回ずつ。

 「そうなんです。全部四国なんですよ。四国はいいんですけど、他が…。奈良も飛んだし、武雄も、 静岡も…」と、やや苦笑ぎみでした。

 

 その小川選手の師匠は、 タイトルホルダーの梶應弘樹選手

 「師匠からは、最近はそうそう言われなくなりました。ただ、『自分のレースをする』ということと 『早く上に上がって走れ。S級になったときのことを考えて走れ』とは言われています」

 今回ともに走った西村光太選手(三重)、そして先に上がった深谷知広選手(愛知)らと、 来年の今頃は、96期勢がS級を盛り上げているかもしれません!

 

 小川選手は、京都の同志社大学出身。学生時代はボート競技で活躍していました。

 「大学を出て、サラリーマンをやりながらもボートはやっていました。けど、 その後サラリーマンも辞めてしまって…。福岡にある、スポーツトレーナーの専門学校に通っていたのですが、そのときのジムに、 福岡の競輪選手が何人か来ていました。それで『競輪を目指そうかな…』と思って、適性で競輪学校を受けたんです」

 「いい仕事に就けたのではないですか?」と尋ねてみたら、

 「はい!いい仕事に就けたと思います!

と!

 

 「今回は中部初なので、何とかしたいですね」

 前検日にはそう意気込んでいた小川選手。ところが今回は、決勝にこそ勝ち上がったものの、 昇班してから初めて未勝利の3日間に…。同期の西村光太選手の優勝を、後ろで見る決勝ゴールとなってしまいました。ただ、 今後は間違いなく強くなっていく選手なので、ファンの皆さまも、要マークですよ!

 

 

 さて、通年ナイターでお馴染みの四日市競輪場ですが、 次回は年に1回の昼間開催=記念競輪です!

 『開設59周年記念 泗水杯争奪戦』

 6月19日(土)~22日(火)の4日間。 S級S班8選手をはじめ、地元記念連覇中の柴﨑淳選手も出場予定。お近くの方はもちろん、遠方からの旅打ちの方のご来場も、 お待ちしています!

 

 ちなみに、四日市のB級グルメは『トンテキ』! 昼は記念競輪でお財布を、夜はトンテキでお腹を満たす… なんてコースはいかがですか?

 

             

       (↑『とんてきマップ』検索すればダウンロードできますよ。↓)

             


« 『新田祐大V(福島・90期) 2010年5月2日~4日』 | メイン | 斉藤正剛V(北海道・66期) 2010年5月10日~12日 »

プロフィール


カレンダー