ブログ:立野純

4/19~21 桜祭賞(FⅠ)を終えて

 こんにちは。実況の立野純です。

 今節は、ふるさとダービー弥彦(GⅡ)が併売された開催。TVで見ると、 弥彦はちょうど桜の季節を迎えているようでした。こちら四日市では、桜の色も緑に変わり、初夏を迎える準備に入っているかのようでした (現に最終日は、25度の夏日になりました!)。

 

      

    (前検日は雨で、 バンク練習はなし。しかし、翌日からは好天に恵まれました)

 

 好天、土日絡み、好メンバー…。今回は、そんな好条件が重なり、 連日たくさんのお客様が足を運んでくださいました(公式発表の入場者数は、併売時間帯の無料入場者数を含んでいませんので、 実際の入場者数は新聞に掲載されているより多いんです)。

 今シリーズの主役、後閑信一選手(東京・65期)は、 連日12レースに登場しましたが、そのの方12レースのときには、金網ごしにビッシリのファンの方々が! 私はレースのとき、窓ガラスを少し空けて実況しています。これは、「少~しでもお客さんの声を、マイクが拾ってくれたらいいなあ」 という思いと、私自身が、スタンドの雰囲気を少しでも感じとりたい、という二つの思いがあって、そうしています。12レース発走前の声援は、 普段の数倍はあったと思いますね。後閑選手も、その声援については、インタビューで感謝していました。

 

 

 今回実況席から目立った選手として、ここでは北野武史選手(石川・78期) を取り上げたいと思います。

 11月大宮以降、勝ち星から遠ざかる状況での四日市参戦。しかし、逆に大崩れもなく、 成績は安定していました。「調子は悪くない。あとは展開」…そんな談話の前検日でした。

 迎えた初日は12レース特選スタート。 北野選手は2番車で登場。⑨三宅達也選手をマークです。

 レースは⑤飯野祐太選手の先行。展開は、番手の①後閑選手に傾きましたが、 7番手捲りを放った⑨三宅選手に乗った⑤北野選手が、直線真ん中鋭く追い込んで快勝!今年未勝利が嘘のような伸びで、ゴール過ぎには、 “思わず”ガッツポーズも飛び出していました(写真A)

 準決勝は5着に敗れ、最終日は11レース特秀戦に5番車で出走。 ここは『ド先行』、⑨乾準一選手の3番手。4コーナーでは、当然3番手で回ってきましたが、そこから一気に追い込んでシリーズ2勝目! ここでもガッツポーズが飛び出していました!(写真B)

 …が、初日とは手の挙げ方がやや違って見えます。 初日のような“思わず”ではなく、なんとなく狙っていたように見えたのは私だけでしょうか? (もちろんこれは、いい意味で)その真意は、いつかお会いできたときに、確かめてみたいですね。

 

               

            (写真A)                  (写真B)

 

 この後は武雄記念、また初出場となる高松宮記念杯も控えています。今回のようなキメ脚が見られるか、 追いかけてみてください。

 

 前検日、検車場では丸山啓一選手(静岡・74期) にお話を伺いました。

 

        

 

 捲り、カマシのスピードには定評ある丸山選手ですが、ここに入る前の決まり手は『逃:2 捲: 3 差:6 ク:0』。差しが、自力の決まり手を上回っています。それについて、こんなことを語ってくれました。

 「冷静に考えてみて、 若い人と真っ向勝負をしていては、主導権は奪えるかもしれないけど、その後を考えると、いつまでもそんな事をやっている場合ではないと思うんです。 去年までは、先行にこだわっている自分がいたけど、その気持ちを変換していったら、 気持ちの面でも楽になったし、調子もよくなってきてくれました。でも、まだまだ自在1年生みたいな感じなので、ポカもありますけど…」

 自力中心の攻めから、自在型への転換。その辺りの思いについて、こんな角度からも分析していました。

 「今、 自分がこういう戦法でいるのは静岡県だから。もし福島なら、 もう追い込みでいいと思うんですよ。 南関は先行屋もいないし、ここで自力をつぶしてしまうと、 リスクも大きいし…。 いずれ静岡でも若手がどんどん出てきて、 位置にも困らなくなることを望んで、 僕は今の状態を保っていこうかな…と思います」
 
 自力型の少ない地区ならではの考え方ですね。 しかし、静岡にも将来有望な若手も育ってきています。 丸山選手は、この選手を挙げていました。
 
 「石橋慎太郎(静岡・88期) が変わってきた!ヤル気になってるよ! 気持ちの中で、変わってきてるのがあって、楽しみにしてるんですよね」
 
 丸山選手は、すでに今年2回の優勝。おそらく、7月のサマーナイトF出場も確定的でしょう。その間、 各地でどんなレースを見せてくれるのか、メンバー、展開によって、どんな戦法を使ってくるのか、チェックしてみましょう。
 
 
 さて、次の四日市ナイターは5月中旬。「暑いですね~」という言葉が、 挨拶がわりになっているのでしょうか?しかし、ナイターにとっては、これからますますいい季節になっていきます。 ぜひ次節もお楽しみに!
 

4/1~3 中京スポーツ杯(FⅡ)を終えて

 こんにちは。実況の立野純です。

 

 先月の開催までは、厚手の服をスーツケースに詰め込んで現地入りしていましたが、 今回からは少しばかり薄くなり、スーツケースにも幾分余裕ができました(笑)。

 競輪場に入ると、桜が春の訪れを知らせてくれくれました。かつて四日市は4月に記念競輪が行われ、 「桜霞杯争奪戦」と銘打って争われていました。

         

              (バックストレッチ 確定板の裏手から撮影)

        

 ただ、「桜がきれい」とばかり喜んでいられないのも、この季節。そうです、 花粉症です。検車場におじゃましても、マスク姿の選手をチラホラ見かけます。ある選手によると 「花粉症は本当につらいよ。集中力も少し欠けるしね。もちろんレースでは、そうも言ってられないけど」…と。競輪にシーズンオフがあるなら、 今の季節を希望する選手も結構いるのでは?

 

 さて、今回のFⅡ戦は、すでに皆さんご存じの通り、滋賀の三和英樹選手の特進で幕を閉じました。 FⅡ戦ながら、お客さんの歓声は、実況席にも十分届いてきました。都合により表彰式を見に行くことはできなかったのですが、 スタッフによると「FⅠよりお客さん多かったかもしれないよ」とのこと。年末の四日市では、S級で決勝に乗っていましたので、 またその走りを、再び各地のS級戦で見せてくれることでしょう。

 

 1・2班戦とは別に、若手の活躍が目立っているのが、 3班戦のチャレンジレース。私にとっては、今回が初めてのチャレンジレースの実況となりました。 今シリーズには92回生が3選手、93回生が4選手あっせんされていました。

 その中で、特徴あるデザインのジャージを着た若手を発見!

 

             

 

 誰の背中かお分かりですか?

 そうです。和歌山の93回生、中野彰人選手です。 中野選手のオリジナルジャージ!非常に特徴的な字体で描かれていますが、特に『中』の字が印象的! (見ようによっては、ゲームのキャラクターのようにも見えますが)

 聞くと、これは岡本新吾選手(和歌山・42期)に、 デザインして作ってもらったものだそうです!何とも斬新な字体!一度見たら、頭から離れませんね(笑)。 胸の部分にもデザインされていましたが、そちらの方の撮影は「(顔は)いいです、いいです」と。シャイなんでしょうか???

 

 中野選手は、ここまで優勝2回。前回一宮では、一ノ瀬匠選手(佐賀・92期)を捲って優勝し、 ここ四日市へ乗り込んで来ました。しかし、中野選手からは「先行で勝ちたいですね」と。

 師匠は、池田智毅選手(和歌山・68期)。その師匠からも 「先行しろ」と言われているそうです。現在の決まり手は、先行と捲りがちょうど半々。

 「師匠からは褒められたことがないんですよ。言われたことが、全然できてませんから…」と。 出脚型ですが、今は先行で力をつけていきたいという思いが伺える前検日でした。

 

 その中野選手。今シリーズは、予選、準決勝は、押さえ先行での逃げきり勝ち(本人の希望どおり?)。 迎えた決勝戦は、92~93期が5選手の対決。出入りの激しいレースが予想されました。

 しかしレースは意外にも、ジャン前まで誰も動かない展開。8番手回りの中野選手が、 ジャン前から動きましたが、結局正攻法の三谷政史選手(滋賀・93期)がそのまま先行。 中野選手は、1コーナーでうまく3番手にハマり、バックから捲っての押し切り勝ち。人気の伊藤亮選手(埼玉・92期)を従え、 デビュー2度目の完全優勝を達成しました。

 今回も、前回に続いて捲りの優勝となりました。しかし、勝ち上がり段階では、先行策での2連勝。 年齢はまだ二十歳!これからどんどん力をつけてくれることでしょう。そのときは、前からのジャージ姿を撮影させてもらうことにします(笑)。

 

 (話は前検日に戻って)

 お目にかかったことのない『地元選手?』を発見!

 

          

 

 肩や正面には「yokkaichi」の文字、 腕にはマスコットキャラクターのフォーリンが描かれています。どこからどう見ても四日市!

 …ですが、地元の選手ではありません。茨城から四日市に初遠征、橋本紀彰選手 (90期)。 どうやら先輩からのいただき物のようで(『50th Anniversary』と描かれていました)、 この四日市のために着用してくれたようです(ありがとうございました!)。

 「脚質は地脚型です。基本は自力ですが、流れによってはヨコへ動くこともあります。でも、 バンバンって訳じゃないですよ」

 とのこと。今シリーズは、ヨコの動きはなく、3日間自力勝負。準決勝こそ、 三和選手に捲られましたが、初日・3日目は捲って車券に貢献しました。「風は気になりません。重いバンクは好きですよ」と言う橋本選手は、 まさに四日市向き?今度来たときも、注目したい一車です。

 

 次節は19日からのFⅠ戦です。週末でもありますので、遠方の方も、ぜひ旅打ちにお越しください!

 

 


3/11~13 日本写真判定杯(FⅠ)を終えて

 こんにちは。実況の立野純です。

 3月も、もう中旬。前回のナイターとはうって変わって春の陽気。あの雪の気配は、 これっぽっちも感じられませんでした。手袋も一応持って来ましたが、使うことはなく一節を終えました。

 冬季ナイターは先月で終了。前節までは、選手紹介時にウオームスーツを着用していました。また、 希望選手にはパンスト着用も認められていましたが、それらが今シリーズからなくなりました。売店の方にも確認したところ「はい、 もう今回はパンストを売っていません」とのことでした。冬季開催では、どのくらい売れたのでしょう???

 

 さて、前検日に検車場にいると、ある選手から「こんにちは!」と声をかけられました。それは、 ちょうどバンク練習を終えた樋口奨平選手(A1、富山87期)。

         

 四日市は昨年11月以来ですが、 そのときのことは谷友梨子さんのブログにも書かれていますので、こちらもぜひご覧ください。(http://www.yokkaichikeirin.com/blog/editor03/20071125230922.html ←ここの中ほどにあります)

 

 その前回の四日市では、勝ち星から遠ざかっていた中での参戦でしたが、初日と最終日でシリーズ2勝。 それがいい弾みになったのか、次節の別府で、逃げた藤木裕選手(京都89期)の番手から追い込んで優勝! いきなり結果を出していました!

 

 今回は約4か月ぶりの四日市参戦。さて、その表情は…、と伺ってみましたが、 どうも今ひとつ冴えません。成績をチェックすると、別府優勝直後の名古屋でも優出を果たしています。が、その後は、 また白星に手が届かない成績が続いていました。聞くと…

 「1月一宮の決勝で落車してしまい、フレームがダメになってしまいました…。今使っているのは、 街道用。重たいですよ…」

 …と。どうりでその決勝以降、成績が芳しくないはずです。「脚も落ちてるかなぁ」と、 レースぶりとは正反対の弱気なコメントも。

 

 さて、そんな中迎えた初日。初日(選抜)は近畿の3番手。道中捲る場面もありましたが、 結局不発の9着。2日目から、今年2回目の敗者戦回りが確定。その2日目は、前受けから誰も仕掛けてこない展開。 成り行き先行から2着に粘り、最終日は特選に進むことになりました。

 

 最終日特選は、吉橋秀城選手(埼玉85期)の先行一車。「樋口選手が魅せるなら、 このレースだろう」と思いながら、実況スタートのスイッチを入れました(3/13、4R)。

 レースは樋口選手の前受け。対する吉橋選手が後ろ攻めからの押さえ先行。そのとき、 樋口選手が粘るか、引くかという展開でしたが、やはり粘っての番手勝負。気迫で埼京筋を分断し、直線一気の追い込みで、 最終日に1勝挙げることができました。樋口選手らしさのひとつが見えた1勝だったと思います。

 この1着は、今年に入ってからの初勝利。実に3か月ぶりの白星です。前回同様、 今回の四日市でも久々の1着を取った樋口選手。前回は、その直後優勝でしたが、さて今度はどうでしょう?いずれにせよ、 持ち味の活発な立ち回りで、ファンを楽しませてくれるものと思います(本人は、絶好の番手の展開が一番いいと思っているかもしれませんが…※ 私の想像です)。

 

 実はその樋口選手に、今回厳しい突っ込みをもらいました。

 「この前の四日市で、僕のところ(のコメント)、噛んだでしょう! 帰ってからDVD見ましたよ!」

 

 (うぅ…)来年度も、より一層気を引き締めていきたいと思います!これからは、 ナイターでも外での観戦が、より心地よくなっていきます。4月からもたくさんのご来場、ご投票、よろしくお願いいたします。

 

 


2/21~23 中日スポーツ賞(FⅠ)を終えて。

 こんにちは。実況の立野純です。

 今年度からスタートした冬季ナイターも、今開催でひと区切り。 次節は春の足音が聞こえてくる3月開催。でも、まだ3月中旬の開催では、寒さも残っていますかね。

 

 さて、今節は冬季ナイターとは言え、前検日から暖かい気候に恵まれ、「もう春かな」 と思ってしまうようなコンディション。冬季ナイター期間中は、選手もパンスト着用が認められていますが、「今回は必要ないですね」 という声ばかり。売店でもパンストを販売していますが、 今回の前検では一足も売れなかったそうです。

 そんな中、初日・2日目のレースが無事終了。気温も1レースのころが12~13度、 最終レースでも7~8度はあるコンディション。風も1メートルを切る穏やかさ。風の弱い日が続くなんて、四日市にしては珍しいことです。

 

 …と思って迎えた最終日。前2日間の反動が、一気にやってきたのです! 序盤戦までは、細かい雨が降ったりやんだりの、よくある光景でしたが、雪が降り始めたのは中盤戦から。最初は「まぁ、 積もることはないだろう」と思ってました。時折、小降りにもなっていましたし。

 それが後半になってくると、「時折小雪」が「常時普通の雪」に変わり、バンク内の芝生も白色に。 終盤には、雪の勢いも増してきました。

 

           

                                   (実況席より)

 そして迎えた11レース、S級特秀。実況で、「勝負服の色が分からない」 という経験を初めてしました。

 ホームから2コーナーまでは判別可能でしたが、バックから3コーナーでは、肉眼ではお手上げ状態。 ただ、展開がごちゃつくことはなかったので、無事ゴールまで追うことができました(正直、ホッとしました)。

 その11レースは、地元の⑦柴崎淳選手(91期)と、 茨城の⑧牛山貴広選手(92期)の2分戦。後ろ攻めから、早めに押さえた⑧牛山選手の先行。 これをバック7番手から⑦柴崎選手が捲り追い込んで、力の争いを制しました。実況という立場上、 レース後に談話をとることはできないのですが、選手はさぞ大変だっただろうと思います。もしよかったら、決勝戦と合わせて、 2/23のレースダイジェストをご覧になって下さい(決勝戦も、かなり厳しいコンディションでした)。

 

 翌日(王座戦最終日の場外発売日)、改めて競輪場に来ましたが、午前中はまだ芝生に雪が残っており、 2コーナー付近は凍結しているようでした。四日市には融雪装置が付いています。レース中はそれを稼働させていますが、 開催終了後は止めますので、夜中のうちにこうなったのでしょう。当然、バンク練習する選手の姿はありませんでした。

 

           

                     (翌日、2センター付近より)

 

 さて、今回前検日に収めた写真から1枚をピックアップ。同期(82期)の練習仲間、 板橋常晶選手(岐阜)と、松崎貴久選手(富山)。 ホットコーヒーで乾杯です。

             

                  (左: 板橋常晶選手、右:松崎貴久選手)

 

 2人とも、 ご存じ「闘心會」で、日々汗を流しています。ともに若いのですが、板橋選手は「闘心會の重鎮」 と呼ばれているとか。聞くと「闘心會の中では、僕が一番年上なんですよ」と。ちなみに板橋選手は34歳。 それだけ若い選手が集まっているのですが、この前検日は、松阪チャレンジ決勝で、同じグループのさらなる若手、森川大輔選手(岐阜・92期) の2班特進がかかっていた日。その結果も気にしているようでした(結果は3着。特進へは再チャレンジとなりました)。

 今回は、松崎選手が決勝に進出。昨年後期からの躍進は目覚ましく、9月一宮を皮切りにV3。本人は 「全て運ですよ」と謙遜ぎみでしたが、運だけでは一期に3回も優勝できないでしょう。富山から冬季移動で、闘心會で練習していますが 「練習環境はとてもいい。地元バンクはまだ使えないので、3月までは闘心會で練習する予定です」と(ご本人曰く 「闘心會富山支部」だそうです!)。今後は、さらにワンランク上のステージでも、 期待される選手の一人ではないでしょうか?

 

 さて次節は、平成19年度最後の開催です。次回もFⅠ戦。ぜひ本場、場外、電話・ インターネット投票で、お楽しみください。


2/13~15 三交パルック杯(FⅠ)を終えて

 こんにちは。実況の立野純です。

 

 昨年12月から2月までは、「冬季ナイター」 の位置付けで実施されています。通常シーズンとは異なり、選手紹介時には、 ウオームスーツを着用したり、 パンスト着用が認められていたりしています。実況席からは、 さすがにパンスト着用しているかどうかの見分けはつかないので(肌色限定ですので)、ぜひ本場へお越しの方は、 その辺りも金網ごしにチェックされてみては?

 その冬季シリーズも、あとわずかとなりました。日本列島各地で雪のニュースが流れていた中、 幸いここ四日市は、開催に影響が出るような積雪もなく、無事今節を終えることができました。積雪には至らなかったものの、 初日の10レースは雪の中でのレースにもなり、このときばかりは、金網党のお客さまも、館内のモニター観戦だったように思えます。

 

 さて、今シリーズのS級戦は、ズバ抜けた優勝候補は見当たらないものの、自力型に加え、 実力ある追い込み陣も充実したメンバー構成となりました。

 そんな中、ここでは諸橋愛選手(新潟・79期) をピックアップしてみようと思います。

                             諸橋 愛

 直前の奈良記念は追加でしたが、その前の競輪祭では3日目に落車。そのことについて尋ねると…

 「ケガの方はまったく問題なかったので、追加を受けました。心配だったのは、レース勘だけ。ただ、 そのレース勘も、日に日によくなっていきました」

 とのこと。現に準決勝Aでは、飯嶋則之選手をさらに強襲していましたしね。四日市に入る前も 「変わらず順調です」と、明るい表情で取材に応じてくれました。

 今シリーズの特選には、関東地区の自力型が不在。 前を回ることになった太田真一選手も、聞くと「もう追い込みをベースにやっています。 先行はハナから考えていませんよ」と。

 その特選では、太田選手が少し浮きぎみにはなったものの、直線鋭く突っ込んでの3着。レース後、 検車場でお会いすると、伸びにはマズマズ納得しているような表情でした。準決勝は、練習仲間の後輩、 中山健選手のマークを死守。西村豊選手に捲られたものの、萩原操選手をはばんで2着。 インタビュー収録前には、自分のことより「後輩のおかげですよ」と、中山選手をねぎらってました。

 決勝は再び太田選手マーク。その太田選手が、坂本亮馬選手の3番手から切り替えての捲りで優勝。 諸橋選手は2着で、シリーズを終えました。

 

 今節は、結果的には未勝利には終わりましたが、3日間通して車券には絡み、 存在感はバッチリ示してくれました。この後は、東王座、ダービーも待っています。その前には、川崎FⅠも入っていますね。 7月の四日市サマーナイトフェスティバル出場には、「優勝」の2文字が必要。そのためには、 一本決めてもらわなければいけませんね。期待しましょう。

            優出インタビュー収録時

 実は私、今は四日市担当ですが、実況デビューは弥彦でした。そんなこともあり、 新潟の地には思い入れもあります。弥彦で仕事をしているとき、オフの日を利用して弥彦山に登ったこともあります。 頂上までは1時間ほどかけて登ったような気がします。そのことを諸橋選手に言うと「僕も登ったことありますよ。頂上まで、 早歩きでだいたい30分くらいですかね」………やはり、私のような凡人とは、脚力も心肺機能も違うようです! (比べる方が失礼ですね)

 

 さて次節は、東西王座戦より一日早く開幕するFⅠナイターです。王座戦の準決勝をチェックした後は、 四日市決勝のご投票もお忘れなく!

 

 


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